日本戦車ツリーが秋葉原にやってきた！
2013年12月18日、秋葉原UDXのサボニウス広場にオンライン戦車戦アクション『World of Tanks』と人気アニメ『ガールズ＆パンツァー』をモチーフにした特製クリスマスツリーが登場し、点灯式が行われた。
このクリスマスツリーは、『World of Tanks』に日本戦車ツリーが実装されることを記念して製作されたもの。実装日は2013年12月24日を予定しており、登場を待ちわびるユーザーにとって最高のクリスマスプレゼントになりそうだ。
点灯式にはウォーゲーミングジャパン代表取締役社長の川島康弘氏、『ガールズ＆パンツァー』プロデューサーの杉山潔氏、佐々木あけび役の中村桜さんが登場。川島氏は「これまでは日本の戦車が注目を浴びることはあまりなかったんですけど、全世界で7500万人以上のユーザーが日本戦車に熱い視線を向けているということで、とても重い責任と強い情熱を感じています」と、日本戦車実装への期待と意気込みを語った。
中村桜さんは、ずっと日本戦車に注目していたという。「『World of Tanks』の存在を知ってから、何で日本の戦車がないんだろうと疑問に思っていました。中国のチハ（※）はあるのに！ と、思っていたら、ついに日本戦車が日の目を見るときが来ました。日本戦車がいかに勝っていくのか、楽しみです」と、その想いを熱く語った。ミリタリー好きらしいコメントだ。
（※本作中に中国の戦車として登場する“Type 2597 Chi-Ha（チハ）”は、もともと日本で開発された戦車である）
杉山氏からは『ガールズ＆パンツァー』の現状や今後についての説明もあった。現在はOVAと劇場版の制作の真っ最中で、OVAは絵コンテが上がってきているという。さらに、イタリア戦車の3Dモデリングやアンツィオ高校のキャラクターについても着色済みの設定画がほぼ完成状態。劇場版に関しては、もうすぐ脚本が完成する段階のようだ。
『World of Tanks』と『ガールズ＆パンツァー』のコラボと言うと、以前より音声MOD（ゲーム中の音声を変更するデータファイル）を配布するというアナウンスがあった。現在はあんこうチームのボイスを順次収録中で、配布時期などについては近いうちに発表があるという。
なお、今回の点灯式は2013年12月18日よりスタートしている大型キャンペーン“World of Tanks meets ガールズ＆パンツァー 秋葉原上陸作戦です！”の一環として行われた。キャンペーン詳細は下記の記事を参照。
ガルパンと『Wolrd of Tanks』が秋葉原をジャックするとの情報がグラビアアイドルの倉持由香さんと吉田早希さんより入電！
パーティー会場で取材陣が見た（聞いた）ものとは！？
点灯式の後は、関係者を招いたパーティーが開催された。会場の片隅にはPCが2台設置されており、日本戦車も体験可能。プレイを開始すると、『ガールズ＆パンツァー』の秋山優花里の声が聞こえてきた。
どうやら、パーティー出席者へのサプライズとして、完成前の『ガールズ＆パンツァー』音声MODをテスト導入してくれていたようだ。
＜＜体験用PCで確認できた音声の一部＞＞
「よぉ～し、パンツァーフォー！」
「装填オッケーです、五十鈴どの」
「敵車両、発見！」
「西住どの、履帯復旧しました」
「んんん～、どうしましょう～」
「敵です、注意してください」
「いつでも撃てますよ～」
「一両撃破！ つぎ行きましょう！」
「ヒャッホォォォ！ 最高だぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」
相当な種類の音声を収録しているようで、ひとつのシチュエーションで何種類も聞くことができた。音声MODの収録＆制作は着実に進んでいる。配布を心待ちにしている『World of Tanks』＆『ガールズ＆パンツァー』ファンのみなさん、もう少しの辛抱です！
