アニメや原作では語られることのなかった“if”の物語を描く
テレビアニメも好評放送中の『ゴールデンタイム』が、角川ゲームスよりゲーム化。プレイステーション Vita用ソフト『ゴールデンタイム Vivid Memories』として、2014年春に発売される。価格は通常版が6279円[税込]、初回限定版が10479円[税込]となる。
本作では、原作小説やアニメでは描かれることのないifの物語が楽しめる。ゲーム版『とらドラ!』のメインシナリオライターが再集結して制作され、原作者・竹宮ゆゆこ氏が完全監修しているのは、ファンにとってもうれしいところだろう。ここでは、新たに判明した登場キャラクターや、各種システム、イベントCG、ミニゲームに関する情報をお届けする。
通常版パッケージの描き下ろしビジュアルを公開
テレビアニメ『ゴールデンタイム』のキャラクターデザインを担当する長谷川眞也氏が描き下ろした、本作の通常版パッケ―ジビジュアルを公開。いい!
登場キャラクター紹介
◆柳澤光央
万里の同級生。入学式の日に偶然かつ衝撃的な出会いをして親友になる。あだ名は“ヤナ”や“やなっさん”。見た目はかなりのイケメンだが、至って素朴な青年であり恋愛に対する経験値も少ない。香子から逃れるために親の反対を押し切ってまで付属大学から外部の大学に進路を変えたが、無意味に終わった挙句、親からの仕送りもなく貧乏暮らしをしている。(CV:石川界人さん)
◆二次元くん
万里の同級生。本名は佐藤隆哉。柳澤とともに3人でよくつるんでいる。映研の新歓コンパで出くわした茶道部に凶行により、三次元の女性に絶望し二次元に生きることを宣言する。自作のキャラクター“VJ”を生み出し、脳内に自身の嫁として存在させている。(CV:比上孝浩さん)
◆NANA先輩
大学3年生で万里の住むマンションのお隣さん。ロックな見た目や言動とは裏腹に、意外に心優しくおせっかいを焼く一面を持ち合わせている。以前は“おまけん”に所属しており、バンド活動に専念するために退会したが、リンダとはそれ以降も付き合いが続いている。NANAという名前は本名ではない。(CV:佐藤聡美さん)
アニメや原作では描かれない“if”の物語が展開
本作は、原作者・竹宮ゆゆこ氏の完全監修のもとで制作された、アニメや原作では描かれることのない“if”の物語となっている。今回は、本作のあらすじ&ストーリー概要を紹介しよう。
春。一浪した末に東京の大学に合格した多田万里は、静岡から上京し、一人暮らしを始めた。
自由の楽しさと戸惑いがない交ぜになったキャンパスライフで、万里がまず友達になったのは、気さくなイケメン・柳澤光央。柳澤は、付きまとってくる幼馴染から逃げるためにこの大学に入ったらしいが、その幼馴染にしてとびきり美人のお嬢様・加賀香子も、柳澤を追って同じ学部に入学していた。
住む世界がまったく違うと思われた香子と、万里はひょんなことから“親友”になるが……。
さらに、小柄で可愛い同学年の岡千波や、何かと良くしてくれる先輩リンダ、謎の多い隣人NANA先輩、三次元を捨てた男・二次元くんらとの出会いを経て、万里の毎日は鮮やかに彩られていく──。
入学式を終え、徒歩ではなく地下鉄でキャンパスに向かうことを選択した多田万里が織りなすゲームオリジナルのifの物語は、約20種類ものエンディングに分岐し、それぞれに超弩級の展開が描かれる!
ゲームの特徴(1) 充実のキャンパスライフ
本作は、アニメと同キャストによるフルボイスでアドベンチャーパートが進行するが、実際の大学生さながらのキャンパスライフを体感できるシステムやイベントが多数用意されている。
また、各キャラクターの衣装は日によって異なり、その衣装総数は120着以上にも及ぶ。今回は、新たに公開されたキャラクターのADV画面や、メインヒロインの初公開衣装によるADV画面、大学MAP、履修登録に関する情報をお届けする。
【ADV画面】
【大学MAP】
【履修登録】
ゲームの特徴(2) ドキドキのツーショット会話
本作で採用している“Realize2D”という技術は、テレビアニメで描かれている2Dキャラクターの見た目のよさを活かしたまま3D化し、体全体を滑らかに動かすことができるものとなっている。この“Realize2D”を利用した特殊イベントである“ツーショット会話”では、まるで生きているかのようなキャラクターとのドキドキのやり取りをすることができる。
【会話の流れ】
【モーションイメージ】
ゲームの特徴(3) イベントCGを100点以上収録
物語の重要な場面で挿入される描き下ろしイベントCGは、J.C.STAFFによってアニメ同様の高いクオリティーで制作されている。また、収録総数は100点以上という大ボリュームになっており、さまざまなシーンを盛り上げるのだ。今回はその中から4点のCGをご紹介!
ゲームの特徴(4) ミニゲーム3種類を同時収録
本作には本編のアドベンチャーゲーム以外に、ジャンルの異なる3種類のミニゲームが別途収録されており、どれも原作・アニメの世界観を活かした特徴的なものとなっている。今回はその内のひとつ、『SadouDefender』を紹介しよう。
『SadouDefender』は、魔界と呼ばれ恐れられる茶道部の飲み会において、みずからの貞操を守るべく茶道部員たちと戦うという居酒屋ディフェンスゲーム。
万里・柳澤・二次元くんの3人の中からひとりを操作キャラ、そのほかのふたりをサポートキャラとして選択。操作キャラは居酒屋のテーブルで作ったバリケードが壊されないよう、おしぼりなどを投げて応戦しよう。茶道部に引きずりこもうとする部員たちにはいくつかの種類があり、それぞれにスピードやパワーなどが異なっている。サポートキャラの特殊スキルを駆使しながら、魔界に君臨するボス“さおちゃん&しーちゃん”を撃退しよう。