ガチンコの頂上決戦を制したのは……!?

 スクウェア・エニックス×ガンホー・オンライン・エンターテイメントによる対戦型アーケードゲーム『パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―』(以下、『パズドラ バトルトーナメント』)。本作の内覧会において、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏、ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長CEOの森下一喜氏らによるスペシャルエキシビションマッチが実現。その模様などをリポートしよう。

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 対戦に参加したのは、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏とガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長CEOの森下一喜氏。さらに『パズドラ』シリーズプロデューサーのガンホー・オンライン・エンターテイメント山本大介氏と、『パズドラ バトルトーナメント』のプロデューサーを務めるスクウェア・エニックス門井信樹氏も加わり、“全国トーナメント”モードに4人で参加する形での対決となった。

『パズドラ バトルトーナメント』スクウェア・エニックス松田社長VSガンホー・オンライン・エンターテイメント森下社長が対決、頂上決戦の行方は!?_01
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▲おなじみの『パズドラ』Tシャツを身に付けて登場した森下氏。
▲松田氏は、「スクウェア・エニックスが培ってきたノウハウを活かして、長く遊んでもらえるタイトルにしたい」と力強く語っていた。
▲関係者向けのタイトルプレゼンテーションも行った門井氏。
▲山本氏はメタドラの帽子(?)をかぶって登場。この日(2013年12月16日)はちょうど山本氏の35歳のお誕生日だったそうで、本作にかける意気込みをにこやかに語った。

 ステージ上で4人の紹介が終わったところで、いよいよ対戦に。全国トーナメントモードでは、まず対CPUでの勝ち抜けを目指す予選からスタートするが、さすがにここは皆手慣れた様子。山本氏が圧倒的な速さで勝ち抜けたのを皮切りに、4人とも危なげなく勝ち上がり、対人戦となる準決勝へとコマを進めた。

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▲予選で脱落してしまってはせっかくの対戦企画が台無しに……ということで、皆さん真剣な表情。
▲キンメタのかぶりものを装着して本気モードの森下氏(?)。

 そして準決勝の注目の対戦カードは……なんといきなり森下氏VS山本氏、松田氏VS門井氏という社内対決に! ゲームの実力では、さすがに開発担当者たちが上手ははず。しかし自社のボスをガチでやっつけるのは気がひけるかも……? ということで、野次馬的興味で熱い視線が送られる中(?)、対戦がスタート!
 ちなみにデッキは事前に編成済みのものが使用されており、森下氏はバランスタイプ、山本氏は火タイプ。松田氏は耐久タイプ、門井氏は水タイプでの対決となっていた。とくに有利不利のなさそうな組み合わせだけに、問われるのは純粋に実力だ。はたして結果は……?

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▲森下氏VS山本氏の結果は、山本氏の圧勝! 10コンボをポンポン決めるさすがの腕前で、森下氏もお手上げ!?
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▲松田氏VS門井氏も、やはり開発者の門井氏が勝利。松田氏には指南役がついて、リザーバーとの入れ替えやスキルの使用などを巧みに活用していたが、さすがに実力差は埋められなかった模様。

 というわけで、決勝の組み合わせは、開発チームのツートップ、山本氏VS門井氏の対決となった。じつは門井氏は、決勝で山本氏と相対することを想定し、必勝を期して、山本氏が火タイプ、自分は水タイプのデッキを使用して戦うように準備していたのだという。見事策が的中した門井氏、ワナに落ちた山本氏(?)。勝負の行方は……。

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▲相性が最悪な相手だと悟るや、すばやく前線の火タイプのモンスターと、リザーバーとして控えている木タイプのモンスターを入れ替え。即座に互角以上の態勢に立て直した山本氏は、余裕の表情だ。
▲決戦を制して、再び勝利のガッツポーズ。さすがです!
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▲対戦の模様は、本作の運営プロデューサー、國澤仁氏が解説してくれた。こうして上手な実況者がついていてくれれば、本作は大会イベントなどでも盛り上がりそう。

 長丁場の戦いとなったが、見事勝利したのは山本プロデューサー! パズル力の高さに加えて、スキルを使用するタイミングも効果的で、貫禄のプレイ振りを見せつけてくれた。
 最後に、対戦を終えた4人からのコメントをまとめて紹介しよう。

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【森下氏】
圧倒的な力の違いを見せつけられました。正直に言って、(山本氏に負けて)めちゃくちゃ悔しいです(笑)。やっぱり負けると悔しいんだな、と。負けて「もう一度!」となれるかは、対戦ゲームでは大事な部分。その点、本作はアツく対戦できる作品になっていると、僕自身で実感できました(笑)。

【山本氏】
最高の気持ちですね(笑)。いいゲームですね、やっぱり(笑)。ここからさらにクオリティーアップしていって、来春には、もっとおもしろいゲームに仕上がると思います。確実に人気が出ちゃうんじゃないかな、と思います(笑)。

【松田氏】
足下にも及ばず、といった感じでしたが(笑)、私のような年齢の人間でも、非常に触りやすく、わかりやすいゲームになっています。小さなお子様から、ご年配の方まで、幅広く楽しんでいただけるのではないかと思います。ぜひ遊んでみてください。

【門井氏】
山本さんに勝ちたくて、こっそり水デッキを仕込んでおいたのですが、ダメでした(笑)。でも熱く戦えるゲーム、誰もが楽しめるゲームにできたと思っています。年齢、性別関係なく、遊んでもらえて、本当に悔しいと思える対戦ゲームになっています。この作品で、春からゲームセンターを盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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