全ゲームファン注目の『パズバト』がついにお目見え!
スクウェア・エニックスとガンホー・オンライン・エンターテイメントが開発する対戦型アーケードゲーム『パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―』。本作のロケーションテストが、2013年12月13日よりスタートした。本ロケーションテストは、東京・横浜・大阪の三ヵ所で、2013年12月15日まで開催される。
ここでは、本作のプロデューサーを務めるスクウェア・エニックス門井信樹氏、『パズドラ』シリーズプロデューサーのガンホー・オンライン・エンターテイメント山本大介氏も姿を見せた、初日オープン直後の東京・Heyの模様をリポートしよう。
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話題性抜群のタイトルが初お目見えするとあって、午前10時のオープンよりも1時間以上前から、店舗前には行列が形成された。午前9時を回った時点で、すでに行列は30人を越え、9時30分の段階では60人を越える人々が列を成した。
そしていよいよ10時より、お待ちかねのプレイタイム! いち早くプレイしにくるだけあって、“パズル力”に優れた人が多く、皆戸惑うことなく自然にプレイを楽しめていたようだ。
ロケーションテストバージョンについて、わかったことをまとめておくと、まずプレイできるのは、“全国トーナメント”モード。これは、最大16人のプレイヤーが参加して戦うモードで、16人を4ブロックに分けて、まず対CPU戦で1回戦を行う。ここで成績上位で勝ち上がることができれば、いよいよ対人戦となる。
初プレイ時に使用できるデッキはある程度固定されており、“バランスタイプ”、“火タイプ”、“耐久タイプ”などの6種類から選択して使用する。2回目以降のプレイでは、プレイ後に獲得したモンスターを含めて、デッキをカスタマイズすることが可能だ。
ひと目見ただけで、楽しいことが伝わってくる!
大盛況となっていたため、残念ながら記者がプレイする隙はなく……。詳細なプレイリポートは後日お届けする予定だが、ここでは観戦していて感じたことをお伝えしておこう。
まず感じたのは、やはりアーケードならではの“豪華さ”だ。活き活きとアニメーションするモンスターや、スキル使用時の派手なカットイン。そしてコンボを決めたときなど、感情豊かに喋りまくるアバターキャラクターのボイスなども、プレイを盛り上げてくれる。ちなみに本作では、モンスターたちのサイズが詳細に設定されており、モンスターが並んだ姿からも、「エキドナってこんなに小さかったのか」など、新鮮な驚きが感じられるはずだ。
そして、『パズドラ』では初となる“対戦”という要素も、やはり想像通り、かなり手に汗握るものになっているようだ。こちらがドロップを動かしているあいだにも、対戦相手がどんどんコンボを決めて攻撃をしてくるというのは、いままでの『パズドラ』にはなかった要素で、じつに新鮮。画面右上には相手のプレイ情報が表示されているので、熟練してくれば、非常に熱い駆け引きが楽しめそうだ。
そしてプレイ終了後の“ガチャドラ”がじつに魅力的。ドラゴンからポポポポンと吐き出される複数の卵の中に、金の卵があったときの興奮たるや……! これは病みつきになりそう!!
ロケーションテストは、2013年12月15日まで開催される。2013年12月14日、12月15日には、プレイしてアンケートに答えた先着100名に、本作のオリジナルクリーニングクロスがプレゼントされる特典もある。ロケーションテスト特設サイトで詳細を確認のうえ、ぜひ足を運んでみてほしい。
山本氏&門井氏が“ロケテ必勝法”を伝授!?
最後に、本作のプロデューサーを務めるスクウェア・エニックス門井信樹氏、『パズドラ』シリーズプロデューサーのガンホー・オンライン・エンターテイメント山本大介氏がミニインタビューに応じてくれたので、その内容をお届けしよう。
【写真右】『パズドラ』シリーズプロデューサー ガンホー・オンライン・エンターテイメント山本大介氏
――ついにロケテストが開始されましたね。たくさんの方がプレイを楽しんでいますが、その様子をご覧になって、いまの心境はいかがですか?
山本大介氏(以下、山本) もうワクワクが止まらないです。やっとか、と。この光景を、ゲーム業界に入ってから十何年間、思い描いてきましたので。ただ、僕も今日は気合いを入れて、ワンパンしてやろうと意気込んできたのですが、皆さんのプレイを見ると、僕では勝てなさそうですね(笑)。
門井信樹氏(以下、門井) 皆さん飲み込みが早いですよね。
――想定されていたよりも、プレイヤーのレベルが高そう?
山本 とても初見とは思えないですよ。皆さん本当にうまいです。
門井 それくらい、(スマートフォンの『パズドラ』と)フィーリングが同じなんだと思います。リザーブの使いかたなど違う要素もありますが、パズルの基本部分は同じですから。
山本 そうですね。さっき見ていたら、軽く5、6コンボ決めていた方もいました。
――改めて伺いますが、スマートフォンの『パズドラ』やニンテンドー3DSの『パズドラZ』にはない、アーケード『パズドラ バトルトーナメント ―ラズール王国とマドロミドラゴン―』ならではの魅力というと、どのあたりになるのでしょうか?
門井 何と言っても、リアルタイムの対戦ですね。スマホ、ニンテンドー3DSではひとりで遊ばれることがメインですが、アーケードでは、人と戦うというところがいちばんの違いです。あとは、リアルタイムになっているので、操作は同じですが、思考を速くすることや、読み合いなどが大事になってきます。そのあたりが大きな違いですね。
山本 リアルタイムの対戦は、やっていただくとわかってもらえると思いますが、本当におもしろいです。パズルのルールはいっしょでも、遊びの感覚がまったく違っていて、アーケードならではの、いい仕上がりになっています。
門井 とくに、友だちとふざけ合いながら遊ぶと楽しいですよね。
山本 隣の人のプレイがすごく気になりますよね(笑)。
――ロケーションテストバージョンについて、もう少し詳しく教えてください。今回、デッキは固定とのことでしたが、いくつかのセットの中から選べるようですね。
山本 はい、6種類から選べて、助っ人の選択もできますよ。
門井 あとは、NESiCAカードがあれば、ゲーム終了後にガチャで引いたモンスターを入れて、カスタマイズもできます。ですから、ロケテ中に何度もプレイすれば、超強いデッキも組めますよ。
山本 やっぱり、ガチャドラで金卵が出た瞬間は超アツいですよ(笑)。
――ロケーションテストバージョンでは、どれくらいの数のモンスターが入っているのでしょうか?
山本 けっこう入っていますよね。
門井 すでにリリース版の3分の1くらい……5~60体くらいは入っていますよ。
――やはりバージョンアップでどんどん増えていくわけですよね?
山本 ガンガン増えますよ。……開発が間に合う限り(笑)。
門井 アニメーションがあるので、たいへんなんですけどね(苦笑)。
――今回のロケーションテストの狙いとしては、どんなことを意図されているのでしょうか?
門井 まずはお客様の反応を見て、リリースまでどうつなげていくか、ですね。開発面では、今回いただいた意見を見て、変えるべきところは変えていきます。プロモーション面でも、「こういうユーザーさんに刺さるだろう」と考えて展開してきた部分が正しかったのか、その検証になると思います。やはり今回感じたのは、お客様の層が、『ロード オブ ヴァーミリオン』や『ガンスリンガーストラトス』などを遊ばれるコアなアーケードゲーマーの方とは、若干違うのかなと。
山本 慌ててNESiCAカードを買われる方がけっこういましたよね。
門井 「そもそもNESiCAって何?」という方も……(笑)。
――すでにロケーションテストの段階でも、新しい客層を掴んでいる感触がありそうですね。
門井 だいたいロケテでは、新しいタイトルのロケテをやるたびに、「また来てくれたんですね」という、いつも来てくださる……“ロケテ勢”といいますか(笑)。今日の顔ぶれを見ると、ちょっと違う感じがあります。
――なるほど。そのあたりは狙ったところなのでしょうか?
山本 そうですね。スクウェア・エニックスさんに最初にお願いしたことが、「僕らが学生のころに通っていたゲーセンらしさを復活させたい」というところで、“1プレイ100円”にもこだわりました。いま、たくさんの中学生~大学生くらいの人たちが、スマホで『パズドラ』を遊んでくれているので、その人たちが、みんな学校の帰りに、ゲーセンに来てくれるとうれしいな、と。
門井 とくに今日の夕方以降にはお客様の層が変わって、学生さんたちが来てくれるかな、と期待しています。
山本 僕もそのくらいの時間に、改めて来ようと思います。ワンパンしに(笑)。
――これからロケーションテストに参加しようとしている人に、アドバイスをいただけますか?
山本 必勝法……ありますよ(笑)。本作では、モンスターのスキルのほかに、プレイヤーが使えるスキルがあるんです。モンスターを復活させるスキルなど、いろいろあるのですが、その中に、敵の盤面を白黒にするスキルがあるんですね。それが、慣れていないと超強力です。溜まったらコレを連打してください(笑)。
――おお! ちなみにそのスキルは、どのキャラクターを選んでも使えるのでしょうか?
門井 はい、ロケーションテスト版では、どのキャラクターでも使えるようになっています。リリース版では、スキルをばらけさせますが。
山本 なので、とにかく、溜まったら白黒で。
門井 あとは、全体攻撃が強いですよ。だから、5個消しを目指すといいと思います。パズル面が横長になっている分、5個消しも狙いやすいはずですしね。
(※本作のパズル面は縦5マス×横8マス。スマートフォンの『パズドラ』は縦5マス×横5マス)
――なるほど、パズルのルールは同じでも、アーケード版ではセオリーも違ってきそうですね。デッキの編成についてはいかがでしょうか。
門井 当然ですが、強力なモンスターが入ると強いですね。カオスドラゴンとかが手に入ると、だいぶ強くなります。
山本 なので、もうひとつの必勝法は金卵を引くことです(笑)。
――アーケード版が楽しみな一方で、スマホ勢としては、コラボイベントなども期待していると思いますが、そのあたりはいかがですか?
山本 やっていきますよ。いろいろ盛りだくさんで、スマホ版も全力で盛り上げていきます。
――最後に、読者にメッセージをお願いします。
門井 今回のロケテは3日間と短いですが、できるだけ遊びにきていただいて、いろいろな意見をもらいたいな、と思っています。ぜひ遊びにきてください。また、スマホ版と細かいフィーリングで違う部分もあったりするので、最初は戸惑って終わってしまうかもしれませんので、1プレイ2プレイで終わりではなく、ぜひ3プレイ、4プレイとくり返し遊んでみていただけるとありがたいですね。
山本 僕もプライベートで変装して遊びに来ます(笑)。ロケテで僕と勝負しましょう!
■『パズドラ バトルトーナメント』ノベルティセットを3名にプレゼント!
今回のロケーションテストで先着プレゼントとなっている、貴重なグッズ“「パズドラ バトルトーナメント」オリジナルiPhone5/5sケース”と“「パズドラ バトルトーナメント」オリジナルクリーニングクロス ”のセットを、ファミ通.com読者から抽選で3名にプレゼント! 欲しい人は、下記の注意事項をよく読んでご応募ください。
<注意事項>
◎応募期間は2013年12月27日(金)23時59分までとなります。
◎ひとりにつき、応募は1回まで。複数応募された場合でも、当選はひとり1口までとなります。
◎賞品、郵便番号、住所、氏名、電話番号、メールアドレス(パソコンのメールアドレスのみ)は必須項目です。 入力漏れや誤入力がある場合は、応募を受け付けられません。
◎当選発表は、賞品の発送(2014年1月中旬予定)をもって代えさせていただきます。また、発送先は日本国内に限ります。
◎賞品は譲渡しないことを応募・当選の条件とします。譲渡には、売ること、オークションに出品することなどが含まれます。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され権利をお返しいただく場合があります。
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