ソロ活動をサポートするコンテンツで、ぼっちでも冒険できる!
ゆるゆるヌルヌルと開始した“もぎたてヴァナ・ディ-ル”。松井聡彦プロデューサーの「ソロ活動の方向へ舵を切り替え、それを実現するコンテンツが揃いつつある」という言葉から始まったこの放送では、その最新コンテンツの説明がなされた。
新魔法“フェイス”はストーリーの登場人物の分身と冒険ができるもので、レベル5で発生するクエストさえこなせば、その後はレベル1から習得、使用できる。注目したいのがこのクエストで、なんとミッションなどの進行度に合わせて台詞が変化するとのこと。万年ウィンダスのランクが8の身としては、Ajido-Marujidoに微妙な温度で接されるのか思うとゾクゾクする。本気かどうかは定かではないが、松井氏としては“フェイス”を108人まで増やしたいとのこと。これは冒険者の抱える煩悩の数だとか、もろもろの由来があるとかないとか。なお現状では、30人から40人の登場が決まりつつあるそうだ。大人気のJoachimも登場するそうで、彼のメインウェポンは当然“石つぶて”。企画段階では、トラバーサー石のストック数に応じてその強さが変わるようにしたいとの、松井氏の願望があったそうだが、これはあっさり却下されたとのことだ。アビセアン以上にアビセアに入り浸っていた冒険者は安心して頂きたい。人気の登場人物といえば、Prisheも忘れてはならない。彼女に関しては検討中とのことだが、あそこまで豊富な戦闘モーションがあるキャラクターなので、ぜひとも実現してほしい。個人的にいちばん好きなGadalarについては、「五蛇将もいずれ入れたい」という松井氏のコメントを信じて待とうと思う。
バージョンアップと同時に大人気となったエミネンス・レコードの説明もされた。指定された行動を指定された回数こなすことで、経験値とエミネンスポイント、そして場合によっては戦利品が得られるこのコンテンツは、初心者冒険者のサポート、あるいは熟練冒険者の達成感を満足させる懐の深さが魅力だ。実際、バージョンアップ当日の朝にスタンバイしてプレイしたところ、まんまとハマってしまった。当初は別の目的を達成するついでにやろうと思っていたのだが、気が付いたら黒魔道士に着替えてボヤーダ樹に出向き、ストンガを連打している自分がいたほどだ。完全に目的が逆転していたが、おかげでエミネンスポイントは50000溜まった。なお、このエミネンス・レコードには“期間限定目標”と呼ばれる緊急のオーダーが存在する。これは特定の時間帯でのみ生じるもので、“プラントイド類を20体倒せ”といったやや幅のあるオーダーなのが特徴だ。なお、当然のように使っているキーワード“エミネンスポイント”は、累積させることで装備品、スキル上昇アイテムなどと交換できる。この装備品のアイテムレベルは最高117と高く、ちょうどワイルドキーパー・レイブとメナスインスペクターの最上位装備のあいだの装備として重宝する。とくに両手棍は、アチニンスタッフと比べても大きな差がないほど。個人的にプッシュしたい装備だ。なお、このエミネンスポイントを交換してくれるNPCを松井氏は“装備品交換おじさん”と呼んでいた。
今回のバージョンアップで目玉のひとつである“アークガーディアン”と“神威”の上位版についても触れられた。先日放送された“ファイナルファンタジーXI LOUNGE~とてもむずかしいBFとモンプレ、時々松井P~”でプレイの様子が紹介された例のBFだ。かつて攻略したミッションBFをレベル119対応させたものなのだが、これがなかなか歯ごたえがある。実際にAAHMに“ふつう”で挑戦してみたところ、オアティフールで格闘スキルブーストをしているにもかかわらずミスが目立つほど。久々の高難度戦闘にワクワクできた。なお、今後もミッションBFの上位版が登場するようで、松井氏は「Kam'lanautとか」と口を滑らせた。ぜひ彼の鎧を装備したいものである。
2月までの予定はすでに決まっている!
最後にこれからのバージョンアップについて語られた。なんと12月はもう1回のバージョンアップを予定しているとのこと。そこでは“フェイス”の登場人物の拡張としてShantotto、Trion、Volker、Ajido-Marujidoが入る予定だ。さらに1月のバージョンアップではログインキャンペーンでLion、皇国軍戦績でTenzen、連合軍戦績でValaineral R Davilles、クルオでJoachimと仲良くなれるそうだ。またこの1月のタイミングでエミネンス・レコードの追加もされる。そして2月にはスカーム、メナスインスペクターに新エリアが追加される。以前、松井氏は「メナスインスペクターをパーティレベルで遊べるようにしたい」と語っており、大変期待できる。
また、遊びやすくなったヴァナ・ディールを体験したい! という方に朗報がある。現在『ファイナルファンタジーXI』では、“11周年記念ウェルカムバックキャンペーン”が実施されており、多数の特典が用意されている。これを機会に久しぶりにリンクシェルに挨拶してみてはいかがだろうか。