健康になりたい
コンニチハ、高橋P子です。
体を動かして筋肉をつけて、たくさんゴハンを食べて、よく寝て健康な体を手に入れたいよ! ジムにも通わなくなってしまったし、このままでは超運動不足。どうにかしなきゃいけないかなぁー。なんとなーくそんな思いはあったものの、そんなあいまいな意志では実行に移すのは至難のワザ。
しかし、そんなダラダラ生活に終止符が!
「よしわかった。コレが発売されたら運動することにしよう」と、先延ばしのダシにしていた『Wii Fit U』の先行体験キャンペーンが始まったのです!
このキャンペーンは、Wii U本体とバランスWiiボードがあれば、製品版と同じ内容がまるっと入った『Wii Fit U キャンペーン版』が1ヵ月無料で楽しめるというもの。
さらに別売りの周辺機器“フィットメーター”を買えば、1ヵ月を過ぎても期間に関係なく遊び続けることができます。なんてお得! 押入れにすっかり馴染んでいたバランスWiiボードを取り出して、レッツダウンロード。そんないきさつで遊び始めた『Wii Fit U』のプレイインプレッションをお届けします。
新しい『Wii Fit』って?
改めて説明する必要はないかもしれませんが、ここで『Wii Fit』シリーズの概要を軽くご紹介。体重計みたいな周辺機器“バランスWiiボード”を使って、バランス感覚や筋力などのトレーニング、全身を使った遊びが楽しめるというのが最大の特徴。
自宅で楽しく運動できるということで、ふだんはあまりゲームに馴染みがない家庭にも浸透し、大ヒットを記録しました。
その『Wii Fit』がさらにパワーアップしたのが『Wii Fit U』。バランスWiiボードにWii U GamePadを組み合わせたトレーニングや新ジャンルのダンスなど、新しいトレーニングが楽しめるようになったことに加えて、本作のスゴイところは、“フィットメーター”を使うことで、ソフトをプレイしていないときの活動や消費カロリーも、まるっと管理できるようになったんです。ではでは、さっそくプレイしてみましょう。
「ウィーボくん、久しぶり!」
まず、Wii UのHD画質になって再会したウィーボくんに感動……! あ、ウィーボくんていうのは、バランスWiiボードをモチーフにした、本シリーズのマスコットキャラクター。目や口は描かれていないものの、全身を使って感情表現をする様子がとっっってもカワイイんです! ちょっとヌケてるところもあるけど、真摯にソフトの解説をしてくれる、まっすぐなウィーボくん……。私がしばらく『Wii Fit』のことを忘れていたのが申し訳ないくらいですな。どうか、彼がその事実に気づきませんように。
とくにカワイイのが、バランスWiiボードに乗ったときに、ウィーボくんが「ハイッ」とか「ウッ」(重いのか?)って言うところ! 最高! 乗るだけで胸キュン。
乗ってくだサイ。
↓
ハイッ
っていう、この流れ! こんな風に、細かいところが本当に心地よいんだな。
はい、本編とは関係のないところで盛り上がってしまうのは私の悪いクセですが、カワイすぎなのでどうか許してください。
Wii U GamePadを使った種目が新鮮!
健康管理の基本となるのは“からだ測定”。体重を測定して簡単なテストを受けることで、そこから割り出したBMI、バランス年齢のチェックが行えます。
この流れはテレビを使わずに、Wii U GamePadの画面でできるのでとってもお手軽。体重の管理は毎日行いたいから、すぐにできるほうがいいですもんね。ちなみに一部を除けば、トレーニングもテレビ画面を使わずに行えますよ。
からだ測定が終わったら、オススメの種目に進むもよし、気分に合わせてやりたい種目をやるもよし。
気の赴くままにいろいろ体験してみたところ、とくにアツくなったのは、この4つ!
お盆に見立てたWii U GamePadを持って、乗せたケーキを落とさないようにバランスを取りながらお客さんのもとへ運びます。バランスWiiボードの上で足踏みをすると、Miiが前進。Wii U GamePadを左右に動かして方向を変えながら、ほかのMiiにぶつからないように会場を練り歩くんです! Wii U GamePadによって方向がスムーズに変えられるので、臨場感があって楽しいー!しかし、ダイエット目的のプレイヤーもいるというのに、おいしそうなケーキを何種類も見せられるのがこの種目のもっともキビしいところかと(笑)。
バランスWiiボードに片足を乗せると、水が勢いよく噴射! 手に持ったWii U GamePadをあちこちに動かして狙いを定め、迫りくるMiiに当てていきます。体重の掛けかたによって水の勢いが変わるので、水の残量を見ながら調整するのがコツです。
本作から登場した新ジャンル“ダンス”のひとつ。ジムなどで流行中のベリーダンス的な動きで、腰を意識したしなやかな振り付けが特徴です。バックダンサー役のMiiが、ドヤ顔で滑りこんでくるところが愉快で仕方ないです。うぷぷ。
腕をパタパタと動かして空を飛び、的やゴールを目指すゲーム。これまでにもあった定番トレーニングですが、なぜかいまになって大ハマり。コツをつかむまで少し時間が掛かりましたが、慎重な体重移動で、的に辿り着いたときの快感は格別! ちなみに、周りで見ている人からすると、マジメな顔でパタパタ羽ばたいている姿がオモシロイらしいですよ。こっちは必死なのにー!
毎日のおともにフィットメーター
さて、もうひとつ注目したいのは、別売りの活動量計“フィットメーター”。腰につけて持ち歩けば、1日の歩数や消費カロリー、運動強度などを測定できる機械です。測定したデータは『Wii Fit U』に転送すると、ソフトを遊んでいるとき以外の運動量も、合わせて管理できるようになる仕組み。
このフィットメーターがとってもハイテクで、内蔵の加速度センサーと気圧センサーによって、歩いているか走っているかや、階段の上り下りなども判別して、異なる消費カロリーを計測してしまうんです。活動量計ってやっぱり、ただの歩数計じゃないんですねー。
さらに、フィットメーターに記録された歩数や高さを使って、ジョギングコースや山登りに挑戦するモードもあるんです。毎日の記録を反映させていくのは達成感があって、しみじみと画面を眺めてしまいます
。インターネットにつなげば、Miiverseで送られてきたほかのプレイヤーも表示されるので、負けないようにがんばりましょう。
とりあえず、約1ヵ月続けたところです
からだ測定はときどきサボるものの、フィットメーターは毎日持ち歩いています。腰まわりに付けておくだけだしね。バスに乗るのをやめて歩いたときは、フィットメーターの歩数をチラ見して満足したり。これを機に、体への意識を取り戻せた感じです。うれしいのは、バランス判定で、最初はまったくできなかった片足立ちがだんだん安定してきたこと。ちょっと、体の細胞が目覚めてきたのではないかと!
プレイを重ねると、いろいろなコスチュームがもらえたり新要素が出てくる点も、ゲームファン心をくすぐってなかなかニクイ。必死にプレイして“ウェイター”のコスチュームをもらえたときは、あまりのうれしさにMiiverseでつぶやいちゃいました!
コスチューム集めも目標のひとつにして、まだまだプレイを続けるつもりです。冬に向けて、体重や運動不足が気になる方は、1日でも早く始めてみることをオススメします。体によくて、日々のちょっとした楽しみが増えるなんて、いいこと尽くし。これからも、『Wii Fit U』といっしょに、健康を目指してがんばるぞー!
■筆者紹介 高橋P子
週刊ファミ通の編集者。かわいいゲームやちょっと変わったゲームが大好き。そうそう、フィットメーターどうしを通信すると、ゆる~い相性診断ができますよ。こういう仕掛け、たまりません!
Wii Fit Uキャンペーン版
メーカー | 任天堂 |
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対応機種 | Wii UWii U |
発売日 | 配信中(2014年1月31日まで無料ダウンロード可能) |
価格 | 無料 (※フィットメーターは10月31日発売、2485円[税込]) |