カラフルに変化するイルミネーションにトロたちも感激
2013年12月2日(月)、東京・銀座のソニービル1F正面入口横で、“第46回 愛の泉 イルミネーション “Crystal Aqua Trees 2013”点灯式”が行われた。
“愛の泉”とは、ソニーグループ19社2財団の共催で行われるチャリティー募金イベントだ。本イベントでは、泉にコインを入れると幸運をつかめるというイタリア・ローマの“トレビの泉”をヒントに、特設の募金箱にお金を入れるとツリーのイルミネーションの色と動きを変化させることができるという、粋な趣向が凝らされている。1968年に第1回が開催された“愛の泉”も、今年で46回目となる。
まず初めに、ソニー企業社長の菅原健一氏、国連開発計画(UNDP)駐日代表の弓削昭子さん、UNDP親善大使で女優の紺野美沙子さんの三名がステージに上がった。
まず菅原氏が本イベントの概要を説明し、それから「世界にはまだまだ我々の支援を必要としている方々がいます」とチャリティーへの意気込みを語った。続いて、弓削さんは「このような素晴らしい場を設けていただきありがとうございます」とお礼を述べたあと、募金の意義や貧困のはびこる国への思いを述べた。最後は紺野さんが「クリスマスはプレゼントという形で愛を表現する人がたくさんいるかと思いますが、ぜひこの“愛の泉”で、募金という形でも世界中の貧困と戦っている人たちに愛を示していただけたら幸いです」と締めた。
そして、いよいよイルミネーションが始まる……と、その前に、素敵なゲストが登場!
それはソニーグループのキャラクターたち! 『どこでもいっしょ』シリーズのトロ、PostPet『生モモファミリー』のモモ妹、イギリスの絵本キャラクターのピーターラビットの三体だ。その愛らしい姿に、お客さんからは歓声が湧き上がった。
トロたちも見守るなか、ついにイルミネーションのカウントダウンが始まる。
美しい光がツリーをきらびやかに彩り、幻想的な音楽が華を添える。ツリーはさまざまな色に移り変わり、観客を魅了した。トロたちもイルミネーションに感動したようで、ツリーの色が変化するたびに万歳をしたり、手を合わせるような仕草をしていた。
イルミネーションが終了すると、トロ、モモ妹、ピーターラビットは観客に手を振ってその場をあとにした。
銀座のソニービル前には、本イベントで使用されたツリーが、本日(2013年11月2日)から2014年1月13日まで(1月1日は除く)展示されている。ツリーの点灯時間は、16時から23時まで。そばにある募金箱にお金を入れることで、イルミネーションの色や動きが変化するので、立ち寄りの際はぜひ幻想的なイルミネーションを体験してみよう。