Windows 8.1で音楽が楽しめる
日本マイクロソフトが、2013年11月28日に“New Windows Media Briefing”を実施。日本国内に向けて、“Xbox Music on Windows”のサービスを、Windows 8.1/ Windows RT 8.1向けに標準搭載することを発表した。サービス開始時期は未定。
Xboxというと、日本ではゲームのイメージが強いが、欧米などではエンターテインメントサービスのブランドとしても知られており、海外では映画やドラマを配信するサービスもXbox Videoとして展開されている。“Xbox Music on Windows”は、Windows 8.1向けのエンターテインメント系アプリをさらに強化させるべく、日本マイクロソフトが満を持して導入するものだ。「エンターテインメントに欠かせない音楽を、Windows 8.1に最適化したサービスで提供します。タッチ操作で簡単に操作でき、まったく新しい体験ができるんです」と、日本マイクロソフト 執行役 常務 コンシューマー&パートナーグループ担当 香山春明氏。
“Xbox Music on Windows”のプレゼンをした、日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows 本部 本部長 藤本恭史氏は、“Bing スマート検索の連携”や、“対応デバイスの多様性”、さらに“自分だけのコレクション管理”ができる点など、アプリの特徴を説明。「音楽と新しい付き合いかたができます」とサービスに自信を見せる。
現在世界22ヵ国で3000万曲が提供されているというXbox Music。必ずしも全曲が日本市場向けに提供されるわけではないらしいが、かなりの楽曲が楽しめるようになる模様。もちろん、今回の日本でのサービス開始にともない、邦楽もかなりの数が収録されることになる。
なお、Xbox Musicのサービスは、1曲150円~250円の価格帯が中心になるとのこと。決済方法は、クレジットカードやWindows ストアギフトカード(プリペイド)での対応、ファイル形式はMP3 フォーマット/320kbpsとなる。
ちなみに、Xbox Musicのサービス開始発表にあわせて、日本マイクロソフトでは日本最大の年越しロック・フェスティバル“COUNTDOWN JAPAN 13/14”に特別協賛することを決定。2013年12月28日~31日に幕張メッセで行われる“COUNTDOWN JAPAN 13/14”に、音楽鑑賞に最適な最新のPC・タブレットを体験できる“Windows ブース”を出展。さらに、12月初旬より無償で提供されるう“COUNTDOWN JAPAN 13/14 Windowsストア版アプリ”の開発協力なども行うとのことだ。
冒頭で述べた通り、Xbox Musicの日本サービス開始日時は未定。決定次第アナウンスされるとのこと。国内では、2014年に発売が予定されているXbox Oneへの対応なども気になるところだが……。Windows 8.1が実現する新しい音楽体験。まずは、国内サービス開始日時の正式発表を心待ちにしたい。