「今後のゲームのあり方を決定づけるゲーム体験をお客様にお届けしたい」

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、2013年11月15日、米国およびカナダにて、プレイステーション4をそれぞれ399USドル、399カナダドルにて発売した。また、本体発売と同時に、『Knack』、『Killzone: Shadow Fall』などのPS4専用タイトルを含め、世界中のソフトウェアメーカー各社およびSCEワールドワイド・スタジオ(SCE WWS)より、20本以上ものソフトが発売。本年末までには合計30本以上ものタイトルが楽しめることができる(※1)。

 北米ロンチを受け、SCE代表取締役 社長 兼 グループCEO アンドリュー・ハウスがコメントを発表。

 「本日、無事にPS4の発売を迎えることができました。私たちはもちろんのこと、ビジネスパートナーの皆様、そして何よりゲームを愛する全てのプレイステーションファンの皆様にとって、今日はプレイステーションの歴史に残る記念すべき日となりました。高い描写力と処理能力、ソーシャルとの融合、そしてセカンドスクリーンとの連携など、PS4は今後のゲームのあり方を決定づけるゲーム体験をお客様にお届けしたいという我々の決意を具現化したものです。」(代表取締役 社長 兼 グループCEO アンドリュー・ハウス)

プレイステーション4が、北米での発売後24時間で100万台以上の実売を達成_01

以下、リリースより抜粋。

 PS4はゲーム開発者の皆様の創造力を最大限に引き出すべく、そのニーズをもとにシステムが最適化されており、1080pの滑らかな解像度で(※2)壮麗かつインタラクティブな世界を容易に表現することができます。強化されたGPUや8GBのGDDR5システムメモリーなど、PS4の高性能なPCベースのシステムアーキテクチャーはゲーム開発の敷居を下げ、PS4でお楽しみいただけるソフトウェアタイトルラインアップの充実に大きく貢献しています。現在も、PS4向けに180本以上ものタイトルが開発中です。

 PS4ではソーシャルとの融合がさらに加速し、ユーザーの皆さまは最高のゲームプレイの瞬間をすぐに友人と共有することができます。PS4専用ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK4)に搭載された“SHARE(シェア)ボタン”を押すだけで、ゲームのスクリーンショットやゲームプレイの動画を、友人のPS4のメニュー画面上あるいはFacebookなどのSNSに共有できるほか、Twitterにもスクリーンショットの共有が可能です。また、UstreamやTwitchなどのインターネット動画配信サービスを活用し、ゲームプレイの生中継を行うこともでき、鑑賞している友人は動画にコメントをつけることも可能です。

 PS4ユーザーの皆様は「プレイステーション ヴィータ」(PS Vita)や、スマートフォン、タブレットをセカンドスクリーンとして活用し、いつでもどこでもプレイステーションの世界をお楽しみいただけます。例えばご家庭のテレビをお使いいただけないときでも、PS Vitaのリモートプレイ機能を使ってPS4のゲームをWi-Fi経由でプレイすることができます(※3)。またPS4の楽しみ方をさらに拡げる専用アプリケーション“PlayStation App”をiPhone、iPad、Android端末にインストールいただくことで、例えばアドベンチャーゲームをPS4で楽しむ際に手元の端末に地図を表示させたり、外出先でPS4ゲームを購入し自宅のPS4にダウンロードしておいたりすることが可能になります。また、友人のゲームプレイを鑑賞することもできます。“PlayStation App”はApp StoreおよびGoogle Playにて無料でダウンロードいただけます。

 また、PS4向けに、メンバーシップサービスPlayStation Plus(PS Plus)をさらに拡充しています。加入者の皆様は、定期的に更新される“フリープレイ”(※4)のラインアップを通じて、魅力的なゲームとの出会いをお楽しみいただけます。PS4発売当初は、 “フリープレイ”では『Resogun』(SCE WWS)および『Contrast』(Compulsion Games)を、そして2014年初頭には『DRIVECLUB PS Plus Edition』(SCE WWS)を提供いたします。PS Plusはさらに、PS4ユーザーの皆様向けに次世代機に相応しい体験をお届けする“オンラインマルチプレイ”機能に加え、ゲームのセーブデータを1GBまでお預かりするオンラインストレージ機能、自動パッチダウンロード機能なども提供いたします。

 ソフトウェアメーカー各社様から強力なサポートをいただき、『Assassin’s Creed IV: Black Flag』(Ubisoft Entertainment)、『NBA 2K14』(2K Sports)、『Battlefield 4』、『FIFA 14』、『Madden NFL 25』、『Need for Speed Rivals』、『NBA LIVE 14』(Electronic Arts Inc.)などの大作に加え、『Blacklight Retribution』(Zombie Studios)、『Warframe』(Digital Extremes)や『Super Motherload』(XGen Studios)など、インディーズ(独立系)のゲーム開発者様からの期待の作品も、PS4と同時に発売されました。

 さらに2014年には、『inFAMOUS: Second Son』(SCE WWS)などの期待のシリーズ最新作から、『The Order 1886』(SCE WWS)、『Watch_Dogs』(Ubisoft Entertainment)、『#DRIVECLUB』(SCE WWS)などの新規作品にいたるまで、PS4のタイトルラインアップがより一層充実します。ユーザーの皆様は、息を呑むほどの美麗なグラフィックスや今までにないプレイ体験を提供する、PS4ならではのタイトルを存分にお楽しみいただけます。

 これら最高のゲームタイトルラインアップに加え、PS4では映画やテレビ番組、独占コンテンツやスポーツ番組のライブ中継などをお楽しみいただけるエンタテインメントアプリケーションも発売初日から提供いたします。北米のPlayStation Storeでは、Amazon Instant Video、Crackle、Crunchyroll、EPIXR、Hulu Plus、Music Unlimited、NBA Game Time、Netflix、NHL GameCenter LIVE、Redbox Instant by Verizon、Video Unlimited、VUDUおよびYuppTVの各アプリケーションがダウンロードいただけます(※5)。

 また米国で2014年中に開始するプレイステーションのクラウドゲーミングサービスを通じて、PS4はさらに進化します。SCEはGaikai Incのクラウド技術をベースに、「プレイステーション 3」(PS3)のゲームがお楽しみいただけるサービスを、まずはPS4とPS3に、その後PS Vitaに向けて開始いたします。

 PS4の発売にあわせ、ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ(SCEA)(※6)は“Greatness Awaits”をキャッチコピーに、販売店様、オンライン、TVコマーシャルにて大規模なプロモーションを展開しました。さらにSCEAはTaco Bell Corp.と提携し、15分ごとにPS4一台が当たる”Play The Future First”キャンペーンを実施し、4000人以上の方が一足早くPS4を手にしています。

以上

※1……11月15日現在の情報です。国・地域によって、発売されるタイトルが異なる場合がございます。また、タイトルによって発売日が変更となる場合がございます。
※2……1080pの解像度でお楽しみいただけないタイトルもございます。
※3……ほぼ全てのPS4タイトルがPS Vitaのリモートプレイ機能に対応予定です。ネットワーク環境やタイトルによっては、外出先でゲームを快適にお楽しみいただけない場合がございます。
※4……欧州および米州ではInstant Game Collectionとして提供中。
※5……提供されるアプリケーションは、各地域により異なります。
※6……株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの関連会社として、米州のビジネスを担当。