Nephalem Riftはちょっと行ってみたい

 Blizzard Entertainmentが、同社のファンイベント“Blizzcon”で、アクションRPG『Diablo III』の拡張『Diablo III: Reaper of Souls』の新情報を発表した。

 目玉は、ストーリーを追っていくキャンペーンモードから独立した新モード“アドベンチャーモード”。全ActのWaypointが最初からアンロックされており、好きな場所を好きな時に遊ぶことができる。
 これまではとりあえずストーリーを周回しつつレベルを上げ、たまに必要に応じてActの特定の場所を指定して戻るといった感じだったが、アドベンチャーモードでは遊びたいところを遊べばいいという、割り切った内容になっている。

『Diablo III: Reaper of Souls』ストーリーから独立した冒険が楽しめる“アドベンチャーモード”などが発表_01
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▲アドベンチャーモードはキャンペーンとは別のモード。難易度設定も本編(周回ごとに上がる)とは異なる。
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 もちろん、ただダンジョンに潜るのではなく、アドベンチャーモードならではの新機能も搭載。それが“Bounty”と“Nephalem Rift”だ。

 Bountyは、「~~(ボスやユニークモンスター名)を倒せ」、「~~(イベント名)をクリアーしろ」といったお題をクリアーしていくもの。セットになっているBountyをクリアーすれば、豪華な報酬が得られる。

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▲Bountyには、ボスを倒す、イベントを完了する、ユニークモンスターを倒す、ダンジョンをクリアーするといったものがある。中にはHAEDRIGの嫁をWeeping Hollowで殺すというものも(ストーリーとは出てくる場所が違う)。

 そしてNephalem Riftは、あらゆる要素がランダム構成されたダンジョンに潜るというもの。本編ではありえないモンスター構成のダンジョンは、何度も同じ場所をプレイして疲れきった戦士に、新鮮な冒険をプレゼントしてくれるのではないだろうか。

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▲Nephalem Riftのテーマは“ルールをぶっ壊す”。モンスターの組み合わせがストーリーではありえないものになっていたり、出てくる数が大変なことになったり……。
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▲Shrineで超強力なバフが一時的に得られたり、ボスファイトも普段とは違うし、トレジャーゴブリンもこの通り。
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▲マップ構造やライティング、天気などもランダム。階層も最大10階層で、いくつなのかは入ってみないとわからない。10分から15分のワクワク体験を楽しめる。

ActVや、その他の新機能にも注目

 もちろんキャンペーンモード本編でも、Malthaelとの戦いが待つActVが追加されるほか、新クラスCrusader、新たな商人のMysticなどの新要素が楽しめる。

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▲そのほか、すでに発表されているように、新クラスのCrusaderや、エンチャントやアイテムの外見をエディットする“Transmogrification”ができるMysticなども追加される。
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▲もちろん新エリアに合わせて新たなモンスターも登場。ちっちゃなBoggitは、コウモリ型のモンスターと登場すると、強力なBruteに変身させられる。BruteはBoggitを呼び出すので、油断しているとキリがないことになる。そのほか、モンスター満載の空間へのポータルを持ったRealm Walker(倒すとポータルに入れる)、塔からトラップを投げてくるTrapper Towerといったユニークなものも。
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▲目的地Pandemoniumを目指して駆け抜けろ!

PS4版がBlizzconでプレイアブル出展

 『Diablo III: Reaper of Souls』はプレイステーション4で“Diablo III: Ultimate Evil Edition”としてのリリースも決定しており、Blizzconでは実機の試遊台が出展中。PS3版からのキャラのインポートにも対応し、操作もPS3版を踏襲しつつDUALSHOCK4に最適化。ActIからActVまでを一気に楽しめるパッケージとなっている。

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▲PS4版はPS3版のUIを踏襲。ちなみにこの画像、拡大するとCrusaderのスキルやアビリティ。
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▲もちろん映像はヌルヌル。Q&Aによると、PS3版からのキャラのインポートもできるらしい。