『戦国BASARA4』の最新情報も!
2013年11月1日、“舞台『戦国BASARA3 宴弐』‐凶王誕生×深淵の宴‐”の公演が東京ドームシティホールにてスタートし、同日、関係者向けのゲネプロ公演(公開リハーサル)が実施された。本公演は舞台版シリーズでは初の2本立て構成で、“凶王誕生”は石田三成、“深淵の宴”は片倉小十郎と猿飛佐助に、それぞれフォーカスを当てた内容となっている。また本公演より、伊達政宗役、真田幸村役を演じる新たなキャストが参戦することでも話題となっていた。
まずはゲネプロ公演に先駆け、2014年1月23日発売予定のプレイステーション3用ソフト『戦国BASARA4』の最新情報発表会が開催。発表会では、『戦国BASARA』シリーズ総合プロデューサーの小林裕幸氏自らプレゼンターを務め、新キャラクターや未公開のシリーズ武将、美麗なアニメーションを確認できる特別映像や、店舗別購入特典などで入手できる特別衣装を紹介する映像、コミカライズ情報、専門誌の発売日情報、全国5ヵ所での店頭イベント実施の決定、“Yahoo! JAPAN年賀状”とのコラボレーションといった関連情報の紹介を行った。詳しくは関連記事を確認してほしい。
【関連記事】
※『戦国BASARA4』イーカプコン限定“戯画セット”やコミカライズ、店頭イベント、“Yahoo! JAPAN年賀状”とのコラボなど新情報続々
※『戦国BASARA4』最後の新武将!? 謎の女性キャラの映像を公開! “アニメルート”の存在も明らかに
つぎに、出演キャスト陣と、構成・演出・振付を務めた西田大輔氏が登壇し、本公演にかける意気込みを語った。
石田三成:中村誠治郎さん
「僕は家康には裏切られますが、お客様の期待は裏切らないようにがんばります!」
片倉小十郎:吉田友一さん
「4年前に、隣の東京ドームシティ シアターGロッソで“舞台『戦国BASARA』”が始まりまして、たくさんのお客様に支えられながら、ここまでくることができました。本当にうれしい限りです。このうれしさを2本の刀に宿し、がんばっていきたいと思います」
猿飛佐助:村田洋二郎さん
「真田幸村を支え続けて約4年となりました。こんな大舞台を用意してもらえるとは夢にも思っていませんでした! 新キャストも参戦していますが、我々は、西田大輔指導のもと、“前作を超える”と、いつもそう思ってやってきております。きっと新章が生まれるのではないかと思っておりますので、皆様ご声援のほど、よろしくお願いいたします」
伊達政宗:滝川英治さん(新キャスト)
「僕は今回初参戦となりますが、稽古のときから、(キャストの)皆さんの熱い思いと飛び散る汗を感じておりまして、まるで高校の部活動やスポーツのようだと思っていました。東京オリンピックの2020年開催も決まりましたし、滝川英治、『戦国BASARA』で2020年、目指したいと思います! 『戦国BASARA』で、皆さんに最高の“おもてなし”をしたいと思っています、よろしくお願いします!」
真田幸村:吉岡佑さん(新キャスト)
「新キャスト、初参戦ということで緊張していますが、皆さんの期待を裏切らないようにがんばっていきますので、よろしくお願いします!」
竹中半兵衛:川隅美慎さん(新キャスト)
「今回から初参戦となります。新キャストとして、新しい竹中半兵衛として舞台上で生きられるようにがんばりたいと思います。よろしくお願いします!」
北条氏政:山本健史さん(舞台版・初参戦武将)
「『戦国BASARA3 宴』をプレイして役作りのために研究したんですけれども、隠れキャラなので、5人のストーリーモードをクリアーしなければいけないというところが、まず最初の壁でした。舞台で氏政を愛してもらうことによって、隠れキャラをがんばって出そうというプレイヤーが増えたらいいなと思っています」
いつき:酒井蘭さん(舞台版・初参戦武将)
「舞台版シリーズでは初の1993年生まれなんですけれども、上のお兄ちゃん、お姉ちゃんに負けないように、一生懸命がんばります!」
三好三人衆・長兄:金田進一さん(舞台版・初参戦武将)
「初参戦キャラクターですが、3人の息の合ったコンビネーション、邪悪さを出したいと思います。どうぞよろしくお願いします」
三好三人衆・次男:遠藤誠さん(舞台版・初参戦武将)
「長兄が仰っていたように初参戦となりますが、三位一体の三好三人衆という役で、“舞台『戦国BASARA3 宴弐』”という舞台を、よりよく盛り上げていけたらいいなと思っております」
三好三人衆・三男:白崎誠也さん(舞台版・初参戦武将)
「3人のコンビネーション、楽しみにしていてください。よろしくお願いします!」
構成・演出・振付:西田大輔氏
「今年の春にやりました“舞台『戦国BASARA3 宴』”でひとつの集大成を迎えまして、何か新しいことをできないかと、スタッフ・キャスト一同、話してまいりました。舞台ならではの作品を作れないかということで、今回は短編ふたつ、短編と言ってもひとつ1時間半ありますが、“凶王誕生”と“深淵の宴”という、いままで(舞台版シリーズで)蒼紅を支えてきた3人が真ん中に立つ舞台となります。新しい蒼紅の、滝川英治くん、吉岡佑くんともども、ぜひとも今回の舞台もよろしくお願いします」
いよいよゲネプロ公演がスタート。あまりネタバレにならない程度に、本公演の模様をお伝えしよう。全体的なところで特筆すべきは、やはり舞台全体を所狭しと駆けまわる圧倒的な殺陣の迫力。要所要所でゲームでのモーションや登場した技などを忠実に再現しているのはもちろん、殺陣の合間に挟まれるセリフ中の荒い息遣いなど、舞台ならではの臨場感あふれる演技に、観客は息を飲んで見入っていた。舞台版シリーズですっかり恒例の“宴会芸”コーナー(?)も健在。今回は伊達軍と武田軍に加え、なんと豊臣軍も宴会芸を披露! 豊臣秀吉にどこまでも忠義を貫く石田三成の「どうかこの私に、宴会芸を始める許可を!」は必見です。
また、ゲームの主題歌や戦闘中のBGMなども劇中で使用され、舞台を盛り上げているのはゲームファンにとってうれしいところ。ちなみに本公演の主題歌として、ゲームにも楽曲を提供している石川智晶が書き下ろしの新曲2曲を提供している。『青の中の青』、『前夜』と銘打たれた2曲が、劇中で使用されているので、どんな場面で流れるか、ぜひ劇場で確かめてほしい。
“深淵の宴”は、伊達軍の副将、“竜の右目”こと片倉小十郎と、武田忍隊隊長の猿飛佐助、ふたりの忠臣にスポットを当てた物語。自分たちが仕える主が、迷いを見せたり、判断を誤った際はどうすべきか? ふたりの悩みや葛藤、それを取り巻く武将たちの人間模様が描かれ、滅多にないであろう主従対決が見られる場面も。
“凶王誕生”は、豊臣軍に属する石田三成を中心に据えた物語。彼は、いかにして“凶王”と呼ばれるに至ったか。豊臣秀吉や竹中半兵衛に忠義のみを貫く三成の激情や、彼がその天下を信じて疑わなかった豊臣軍の激動が描かれる。
【公演情報】
◆公演タイトル◆
舞台「戦国BASARA3 宴弐」‐凶王誕生×深淵の宴‐
◆公演日程◆
・東京公演
日程:2013年11月1日(金)~10日(日) 全12ステージ
会場:東京ドームシティホール
・名古屋公演
日程:2013年11月15日(金)~17日(日) 全4ステージ
会場:中日劇場
・大阪公演
日程:2013年11月22日(金)~24日(日) 全5ステージ
会場:メルパルク大阪
◆入場料金
全席指定 前売 7,200円(税込)
◆チケット販売
一般発売:2013年9月22日(日)より開始予定
※一部公演で当日券や当日引き換え券もあり
◆スタッフ
構成・演出・振付:西田大輔
原作:CAPCOM(『戦国BASARA』シリーズ)
原作監修:小林裕幸(CAPCOM) 山本真(CAPCOM)
シナリオ協力:松野出
プロデューサー:三角大 下浦貴敬
協力:山宝産業
制作:ダイス Office ENDLESS
共催:JTBコーポレートセールス
主催:ダイス 中日新聞社(名古屋公演)
<キャスト>
石田三成:中村誠治郎
片倉小十郎:吉田友一
猿飛佐助:村田洋二郎
伊達政宗:滝川英治
真田幸村:吉岡佑
豊臣秀吉:小田井涼平
竹中半兵衛:川隅美慎
毛利元就:小谷嘉一
黒田官兵衛:白川裕二郎
上杉謙信:AKIRA
かすが:知念沙也樺
雑賀孫市:八代みなせ
風魔小太郎:高橋光
北条氏政:山本健史
大谷吉継:新田健太
いつき:酒井蘭
三好三人衆・長兄:金田進一
三好三人衆・次男:遠藤誠
三好三人衆・三男:白崎誠也