ライトニングの最後の戦いを彩る楽曲を演奏
スクウェア・エニックスより2013年11月21日発売予定のプレイステーション3/Xbox 360用ソフト『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』(以下、『LRFFXIII』)。2013年10月24日、東京・渋谷のライブスペースWWWにて、本作の楽曲をいち早く聴けるライブイベント“金子飛鳥ストリングス×鈴木光人 presents LIGHTNING RETURNS:FINAL FANTASY XIII Special Live Event”が行われた。
鈴木光人氏は、スクウェア・エニックス所属の作曲家。『LRFFXIII』の楽曲を手掛ける作曲家のひとりだ。
金子飛鳥氏は、世界で活躍するヴァイオリニスト。これまでに『ザ・サード バースデイ』、『ファイナルファンタジーXIII-2』の収録に参加。『LRFFXIII』には、金子氏率いる“金子飛鳥ストリングス”が参加している。また、金子氏は、鈴木光人氏とともに、ユニット“yuLa”としても活動中だ。
ライブイベントでは、『LRFFXIII』の楽曲を中心とする、全17曲が披露された。スクリーンには、『ファイナルファンタジーXIII-2』と『ザ・サード バースデイ』、そして発売前である『LRFFXIII』のさまざまなシーンが映し出され、来場者は迫力ある生演奏と美しい映像を堪能した。
また、ゲストを招いてのトークコーナーでは、『LRFFXIII』のアートディレクター、上国料 勇氏が登場。前半の演奏を、会場後方で聴いていたという上国料氏は、生演奏を聴くことがなかなかないので、ウルっとしてしまった、と語った。
アートディレクターである上国料氏は、“ゲームの世界を絵におこす”人。鈴木氏は、上国料氏が描いた絵を見て、曲のイメージを膨らませるという。逆に、鈴木氏が制作中のデモ曲を上国料氏が聴き、インスピレーションを受けることもあるそうだ。また、金子氏は、収録スタジオで演奏する際、『LRFFXIII』の絵を見て音をイメージした、と語った。
ゲームタイトルと同じ名を冠した曲「ライトニングリターンズ」を始め、『LRFFXIII』の世界を表現する数々の楽曲が奏でられたこのイベント。演奏を終えた金子氏や鈴木氏は、笑顔で「またやりたい!」とコメントした。
いよいよ発売まで一ヶ月を切った『LRFFXIII』。ライブイベントで奏でられた楽曲は、ゲーム中のどんなシーンで聴けるのか、楽しみに待とう。
■出演者
金子飛鳥ストリングス
(金子飛鳥、矢野晴子、相磯優子、志賀恵子、江口心一)
鈴木光人(スクウェア・エニックス)
ゲスト:上国料 勇(SQUARE ENIX アートデザイナー)
VJ:スギモトトモユキ
■セットリスト
1.ライトニングリターンズ (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
2.ネオ・ボーダム (『ファイナルファンタジーXIII-2』より)
3.ミッシングリンク (『ファイナルファンタジーXIII-2』より)
4.ヒストリアクロス (『ファイナルファンタジーXIII-2』より)
5.Dive into Myself (『ザ・サード バースデイ』より)
6.Girl in the Dream (『ザ・サード バースデイ』より)
7.Queen (『ザ・サード バースデイ』より)
8.祝祭を待ちわびて (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
9.享楽の都ユスナーン (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
10.たちはだかる者 (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
11.箱舟 (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
12.ノウス=パルトゥス (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
13.砂漠の目覚め (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
14.デッド・デューン ~熱砂の砂漠~ (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
15.ライトニングリターンズ Extended ver. (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
16.アンコール 1 (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)
17.アンコール 2 (『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』より)