『アサシン クリード』が、変わった!?

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 果てしなく広がる青い海に、どこまでも澄み切った空……。そんな美しいロケーションのカリブ海で海賊となり、切った張ったの危険極まりない世界へと飛び込む『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』(以下、『AC4』)。水平線の向こうには、誰も見たこともないような財宝との出会いや、大小さまざまな海賊団との戦いなど、胸躍る冒険が待っている——。

 『アサシン クリード』シリーズと言えば、これまで有名な歴史的事件に潜むグレーゾーンで暗躍するアサシン(暗殺者)の姿を描いてきた、ユービーアイソフトの看板タイトル。さまざまな立場に置かれたアサシンたちが過酷な運命を背負い、ときに大きな歴史のうねりに翻弄されながらも己れの信念を貫き通すという、重厚かつ壮大なストーリーが特徴的だった。

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 ところが最新作『AC4』では、別の路線に舵を切ったようだ。ソフトの発表から現在までのプロモーションを見る限り、従来の“歴史的ドラマ”ではなく、前述したような“海洋冒険ロマン”という側面を強く押し出しているように思える。いったい『アサシン クリード』シリーズに何が起きたのだろうか? ファミ通取材班は、そんな疑問を解消するべく、イタリアの港町ジェノヴァへと向かった。

そもそも、なぜイタリアなのか!?

 その理由は、『AC4』のメディア向けのプレスツアーが、イタリア・ジェノヴァの街で開催されたにほかならない。ゲームの開発を主導するユービーアイソフト モントリオールスタジオの主要なスタッフが一堂に会し、ゲームのプレゼンテーションを行うこの機会を見逃すわけにはいかない! ……というわけで、記者たちは現地へ向かうことに。

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▲ジェノヴァは、イタリア北部に位置する港町。街の規模としてはイタリアで6番目の大きさを誇る。
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▲市街地は建物が入り組んでおり、街の至るところに小さな路地がある。

 それにしても、『AC4』の舞台と言えばカリブ海(国で言えばジャマイカ周辺)なので、イタリアのジェノヴァはゲームの舞台として登場しないはず。今回のプレスツアーでは、どうしてカリブ海ではなく、イタリアが選ばれたのだろうか?

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 本作のゲームプレイの統括責任者であるゲームディレクターのアシュラフ・イズマエル氏によると、「秋のカリブ海は、大型ハリケーン(台風)が頻発し、場合によっては家屋をなぎ倒すほどの被害が出ることもあります。ジェノヴァは港町でもあり、街並がカリブ海の街に似ているので、今回のイベントを開催することになりました」とのことだ。確かに万がいちハリケーンに巻き込まれようものなら、取材どころではなく命の危険すら起こりえるかも……!? そんな恐れがあったため、『AC4』のテーマである“海賊”の雰囲気が存分に感じられる港町として、イタリアのジェノヴァが選ばれたらしい。

 というわけでここからは、2013年9月にイタリア・ジェノヴァで3日間にわたって開催された『AC4』プレスツアーのダイジェストをお届けしよう。なお、開発者インタビューは、次回以降(2013年10月21日(月)更新予定)に掲載する予定だ。

いきなり出てきた海賊船!<1日目

 日本から飛行機を乗り継ぐことおよそ18時間、ようやくイタリアのジェノヴァに到着したファミ通.com取材班を出迎えてくれたのは、ジェノヴァ港に停泊しているガレオン船の“ネプチューン号”だ。この船は、1986年に公開された映画『パイレーツ』(ロマン・ポランスキー監督)のセットとして使用され、現在は一般公開されているという。今回のイベントでは、ユービーアイソフトがネプチューン号を丸ごと貸し切り(!)で、プレスツアーのオープニングセレモニーを実施したというわけだ。
 ちなみに、ガレオン船とは、16世紀前半から18世紀の“海賊の黄金時代”と呼ばれる時期を代表する帆船の一種。船体に4〜5本のマストが立てられており、マストに張った帆に風を受けて進む。漕ぎ手による人力ではなく風力で進むので、甲板の両側に数十門もの大砲を設置することができ、高い火力を有しているのが特徴だ。海賊たちはこぞってガレオン船に乗り込み、世界中のあちこちの海で略奪行為をくり広げたそうだ。

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 『AC4』の主人公、エドワード・ケンウェイの愛船“ジャックドー号”も、このガレオン船に分類される。ジャックドーとは、小型のカラスである“コクマルガラス”という意味。本作では、ジャックドー号を駆り、広大なカリブ海のさまざまな場所を冒険することになる。開発スタッフ曰く、「ジャックドー号はエドワードとは別の主人公と言っても過言ありません。見つけた財宝を利用してジャックドー号をアップグレードしてください」とのことだ。ジャックドー号のアップグレード可能な部位は外殻や大砲など、多岐に渡る。資金さえあれば自分好みの船体にカスタマイズできるようだ。

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▲巨大なガレオン船“ネプチューン号”。船の後部には豪華な装飾が施されている。
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▲ネプチューン号には大きなマストが3本建っている。
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▲ガレオン船の火力を象徴する大砲。船の側面には大口径の砲身が並ぶ。
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▲船の内部から見た大砲。台座には滑車が設置されており、自由に動かせる。

ゲームディレクターが登場!<1日目

 ネプチューン号では、プレスツアーの開幕を記念し、ゲームディレクターのアシュラフ氏によるスピーチが行われた。

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▲ゲームディレクター アシュラフ・イズマエル氏

アシュラフ・イズマエル氏「私たちが2年半のあいだ愛情を注いだ、血と汗と涙の結晶『AC4』を、こうして皆さんにお披露目することができて、とても感慨深い気持ちでいっぱいです。我々が乗っているネプチューン号は、17世紀後半に作られたスペイン式のガレオン船です。そして、ゲームの舞台となる18世紀に活躍しました。明日は皆さんに『AC4』をプレイしてもらいます。このツアーにはユービーアイソフト モントリオールスタジオのスタッフだけではなく、海賊の黄金時代を描いた書籍『Republic of Pirates』の著者であるコリン・ウッダード氏や、劇中で黒ひげを演じた俳優のマーク・ボナー氏も参加しているので、ぜひ話を聞いてみてください。それでは、この美しい街での楽しいひとときをお過ごしください!」

 『AC』シリーズは、同時に複数の開発ラインが走っていることで知られている。アシュラフ氏の“2年半”という言葉から推測すると、彼らはおそらく2011年11月発売の『AC リベレーション』のマスターアップ直後の2011年初頭から『AC4』の開発に取りかかっていたようだ。ということは、2012年11月にリリースされた『ACIII』が全世界で1200万本以上のメガヒットを記録したときも、その裏側で粛々と『AC4』の開発が進められていたに違いない。やはり、自分たちが心血を注いで作り上げたソフトがこうして日の目を見るのは、クリエイターにとってうれしいことなのだろう。アシュラフ氏の活き活きとした表情が印象的だった。余談だが、おそらく(!?)いまもどこかのスタジオで『AC』シリーズの新作が作られているかもしれない、などと想像してみるとおもしろい。『AC』シリーズには、どのようなロードマップが構築されているのか、非常に気になるところだ。

 こうしてイベントが開幕。2日目からは、いよいよ本格的に『AC4』のプレゼンテーションがスタートする。

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▲甲板には即席のバーが設置された。シャンパンやワインが振る舞われ、会場はリラックスムード。
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▲日が沈むと、船体がライトアップ。

向かった先は……水族館!?<2日目

 そして翌日、プレゼンテーションの会場へと向かったファミ通取材班の目の前に現れたのは……なんと水族館! 聞けば2日目の取材は、ジェノヴァ水族館の会場の一部で行うことになるという。ヨーロッパ随一の規模を誇るというジェノヴァ水族館の中に取材会場を設けるとは、なかなかおもしろい試みだ。スタッフに導かれてたどりついた部屋にはプレイステーション4とモニターのセットがズラリ。ここでプレイステーション4版『AC4』の体験プレイと、主要スタッフへのインタビューが実施された。プレイインプレッションとインタビューの内容に関しては、後日お届けしよう。

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▲ヨーロッパで最大規模のジェノヴァ水族館。
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▲ズラリと並んだ試遊機。開発スタッフが懇切丁寧にゲームを解説してくれる。
▲プレゼンテーション後は、開発スタッフとともに水族館の中を移動。
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▲水族館で出会ったカニ。
▲水族館で出会ったヒトデ。
▲水族館で出会ったイルカ。

古城と海賊と武器とディナー<2日目

 プレゼンテーション後は、ジェノヴァ市街地からクルマで1時間ほど離れた場所にある古城“Castello di Tagliolo”へと移動。イタリアの郊外には、数百年の歴史を持つ城がたくさん残っているらしい。今回はそのひとつを貸し切って18世紀の武器に関する講演が公開された。講師は、海賊の黄金時代の武器の知識が豊富なマイク・ローズ氏。講演の要点はおもに下記の通りだ。

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▲ジェノヴァに現存する古城のひとつ“Castello di Tagliolo”。中には宿泊施設もあるのだとか。
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▲城の外観は、歴史を感じさせる作りだ。
▲内部には豪奢な調度品が多数設置されている。
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▲マイク・ローズ氏

<マイク氏の講演内容抜粋>
●18世紀の海賊は、目的に応じて多彩な武器を使い分けていた。相手によって武器を変えるということは、柔軟な考えかたができることを示しており、賢い武器の運用法が多数発案された。ここでは、武器の使いかたについて解説する。

●ボーディング・パイクという槍には、突く、火をつける、敵を押すという使いかたがあった。

●カトラス(片刃剣)はもともとフランスでハンティングに使われていた。刃が比較的短いので小回りが利き、狭いところでも振り回すことができた。また、つば代わりのカバーを使って敵の頭を殴打するという使いかたもポピュラーだった。

●手製の爆弾には陶器、鉄、ガラス、釘などが詰め込まれており、それらが炸裂して敵にダメージを与えた。ちなみに、有名な海賊のひとり“黒ひげ”は、いつでも爆弾に火をつけられるように帽子に火縄をつけていたこともある。

●ピストルは点火式。火縄に点火してもすぐに消えてしまうことがあるので、油を含ませた布で包んで持ち運び、ときには近接武器としても使っていた。

●ピストルは、およそ0.5~1秒ほどで発砲できたと言われている。その反面、リロードにはおおよそ15秒くらいかかった。このために、ふたりの兵士が背中合わせになって交代に射撃することもあった。

●マスケット銃の弾は、陸上でも50ヤード(約45メートル)程度の距離しか飛ばなかった。しかもピストルと同じようにリロードにすごく時間がかかったので、実際の戦場では銃身で殴る近接武器として使われることも多かった。

●“ホットショット”とは大砲の弾を赤くなるまで熱したもので、これを敵の船体に撃ち込んで火災を誘発させた。被弾した側はこの弾を取り除くために、柄の長いボーディング・アックスを使った。

●海賊が眼帯をつけていた理由は、明るいデッキから暗い船内に降りたときに、眼帯を左右に切り換えことで視界を確保しやすくなるからだと言われている。

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▲マイク氏は武器の模型を取り出し、それぞれの使いかたをていねいに教えてくれた。

 講演を聞くと、海賊たちがいかに多くの武器を使い分けていたかがよくわかる。『AC4』の主人公であるエドワードは、海賊でありアサシンでもある特殊な経歴の持ち主。武器の扱いはお手のもので、カトラスの二刀流や4丁のピストル、さらには爆弾や吹き矢といった武器を軽々と使いこなす。『AC4』では、まさに海賊テイスト溢れる武器を使い分けたダイナミックな戦いが楽しむことができるのだ。

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水族館でマルチプレイ<3日目

 3日目は、再びジェノヴァ水族館へ。2日目と同じように、水族館の一角でプレイステーション4版『AC4』のマルチプレイを体験することができた。今回のマルチプレイをプレイした第一印象としては、マルチプレイの初心者でも入り込めるように、さまざまな配慮がされているように感じた。『AC』シリーズのマルチプレイは、ほかのゲームにはないオリジナリティー溢れる対戦形式がウリではあるが、その独創的なシステムがときに遊ぶためのバリアーになることもあるようだ。『AC4』の開発スタッフは、できるだけ幅広いプレイヤーが楽しめるように、ゲームの間口を広げつつそれぞれのシステムを深化させている。マルチプレイの詳細に関しては、続報でお伝えしよう。

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いざ、ホエールウォッチングへ! しかし……<3日目

 マルチプレイの体験とクリエイターへのインタビューを実施したのち、3日目のもうひとつの目玉であるホエールウォッチングへ。ホエールウォッチングとは、船で沖合に出て、自然のクジラやイルカなどを鑑賞するツアーのことである。『AC4』のプレスツアーなのに、なぜホエールウォッチングをしたかというと、『AC4』の広大なオープンワールドでは、大海原でクジラをハンティングすることができるからだ。ゲーム中でクジラ漁がどのように再現されているかは現時点では不明だが、ホエールウォッチングをすれば、きっとその雰囲気を感じ取ることができるはず! そんなわけで、期待に胸膨らませて船に乗り、ジェノヴァ海域沖へ。

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 我々が搭乗した船のガイドによると、ジェノヴァの海には、クジラだけではなくイルカなどの8種類の海洋生物が生息しているという。運がよければすべての種類を観測できるらしい。しかし、我々を待っていたのは、なんとも残念な結末だったわけだが……。

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▲ジェノヴァ港に停泊するクルーズ船。これに乗って沖合に出る。
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▲少しずつ遠ざかっていくジェノヴァの街。
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▲「イルカ発見」のアナウンスに沸き立つ各国メディア。
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▲水面下にイルカを発見!
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▲イルカのジャンプの撮影に成功!!
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▲その後もつぎつぎと現れるイルカ。
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▲「つぎはクジラ」と、期待する人々。しかし、イルカたちは急にぱたっと姿を消す。
▲何も現れぬまま、30分が経過……。
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▲2時間が経過。クジラがいそうなポイントを探すのだが……。
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▲そしてあえなく時間切れ。けっきょくクジラを見ることは叶わず。開発スタッフ曰く「ゲーム中はもっとクジラに遭遇しやすい」とのこと。その言葉を信じて、“ゲームでホエールウォッチングをしてリベンジしてやる”心に誓う記者だった。

3日間にわたる取材が終了

 以上、3日間かけて実施された『AC4』のプレスツアーの内容を駆け足でお届けしたが、いかがだったろうか? 記事を読んで『AC4』の雰囲気を少しでも感じ取ってもらえると幸いだ。気になる開発者インタビューやゲームのインプレッションは、次回以降の更新で掲載する予定となっている。いずれも興味深い内容となっているので、ぜひ最後までお付き合いいただきたい。

なお、『AC4』は2013年10月20日(日)にベルサール秋葉原で開催される単独イベント“UBIDAY2013”の会場で、試遊することができる。日本語吹き替えを担当した声優陣によるスペシャルステージも公開予定なので、興味がある人はぜひ会場に足を運んでみてほしい。

 次回更新は2013年10月21日(月)予定!

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※画面は開発中のものです。