土佐藩の人物たち、『龍が如く 維新!』ではいかに描かれる?
セガは、2014年2月22日発売予定のプレイステーション4およびプレイステーション3用ソフト『龍が如く 維新!』について、登場キャラクター情報の第1弾を公開した。
第一回目の今回は、主人公“坂本龍馬”をはじめとした土佐藩の登場人物を紹介。なお次回は、龍馬が“斎藤一”という偽名で潜入することになる“新選組”の局長から四番隊隊長までを紹介する予定だ。
■坂本龍馬(さかもと りょうま)
成すべき事を求めあがく土佐の“龍”
土佐藩郷士
出演:黒田崇矢
土佐でも最も身分の低い「郷士」の生まれ。
武市半平太ら同じ境遇の若者たちが藩を変えるべく奔走する中、自分の成すべき事を見出せず苦悩している。
だがその剣の腕は土佐でも随一で、江戸での剣術修行を許されるほど。
その剣の腕を見込まれ吉田東洋、武市半平太とともに、藩の改革に向けて動き出すことになるが、すべての準備が整った革命前夜にある事件が起き、龍馬の人生は大きく動き始める。
■武市半平太(たけち はんぺいた)
革命組織を束ねる龍馬の兄弟分
土佐勤王党 盟主
出演:高橋克典
龍馬と同じ境遇に生まれ、幼い頃から龍馬を守ってきた兄弟分。ともに吉田東洋に見込まれ、支援を受けて成長した。
東洋の支援により先進的な学問を修め、それを吸収する高い知性を備えるが、才気走ったところがなく器の大きさを感じさせる男。剣を取っても土佐最強と謳われる龍馬に匹敵するほどの腕前。土佐勤王党はそんな武市を慕って参加した者も多い。
江戸から帰った龍馬を土佐勤王党へ招き、盟主に次ぐ席である“筆頭”を任せるほど龍馬とは深い信頼関係にある。
しかし、育ての親・吉田東洋の死を巡り、龍馬と武市は初めてそれぞれ違う道を歩むことになるのだった……。
■吉田東洋(よしだ とうよう)
龍馬の育ての親にして土佐の最重要人物
土佐藩 参政
出演:石塚運昇
土佐藩の大殿・山内容堂の懐刀と呼ばる切れ者で、名実ともに藩の中心人物。そのため表向きは土佐において最も厳格な支配者であると見なされ、恐れられている。
しかし、それは表向きの顔に過ぎない。真の彼は正義感に溢れた情に厚い男であり、この理不尽な支配体制を誰よりも憎んでいた。
東洋は、差別を受け親を失った下層階級の子供たちを引き取り、密かに支援する活動を長年続けてきた。
すべてはこの藩を変える人材を育むために。そうして育った一人が坂本龍馬であり、その兄貴分である武市半平太だった。
革命前夜、凶刃に倒れた東洋。その死は龍馬と武市、二人の“息子”の人生を大きく狂わせていく……。
■岡田以蔵(おかだ いぞう)
武市に心酔する剣の達人
土佐勤王党
出演:中谷一博
寡黙だが、常にその眼に殺気を宿す危険な男。武市を慕って土佐勤王党へ参加したが、武市へ抱く気持ちは心酔に近い。
その剣の腕から勤王党の中でも一目置かれる存在であり、龍馬が就いた“筆頭”の座は以蔵にこそふさわしいという声もあった。
そのため以蔵は出世を横取りされたと恨み、江戸から帰った龍馬と敵対する。この岡田以蔵こそ龍馬が出会う最初の強敵であり、その因縁は、龍馬の長い旅路の中で幾度となく二人を巡り合わせることになる。
■中岡慎太郎(なかおか しんたろう)
「事件」を追うもう一人の男
土佐藩士
出演:山路和弘
どことなく気だるそうな雰囲気を持つ男。しかしその眼は鋭く輝き、物事の本質を見抜く力を備えている。
そんな中岡も、吉田東洋の死の真相を追っていた。中岡は東洋の付き人であり、その死によって人生を大きく狂わされたのだった。
東洋殺害の容疑者である龍馬は、中岡にとって憎むべき存在。しかし「事件の真相解明」という目的を同じくする二人が出会うとき、男たちは唯一無二の協力者になってゆく。