ファンからの質問にどしどし答えます
2013年9月28日、東京・秋葉原のAKIHABARA ゲーマーズ本店にて、声優・歌手として活躍する原由実さんの3rdシングル『intention』(2013年7月24日発売)の発売記念イベントが開催。原さんの歌やトークに加えて、プレゼントをかけたジャンケン大会も開催され、大いに盛り上がった。本記事では、その模様をお届けする。
イベントの司会を務める5pb.藤本氏にうながされて原さんが登場すると、会場からは拍手が送られる。続けて、3rdシングルの表題曲となっている『intention』を披露。情感がたっぷりと込められた原さんの歌声に、ファンは聞き入っていた。
続いて、原さんが藤本氏とともに、3rdシングル『intention』に収録された楽曲について、それぞれ語っていく。まず表題曲の『intention』については、広がっている感じを受ける歌詞がお気に入りとのこと。PVでは、原さんが椅子に座って歌っているところが好きだという。きれいに見える角度にこだわって撮影されたということなので、ファンの皆さんはそこを気にしつつ、もう一度観てみるのもいいかもしれない。
また、2曲目の『Blue Moon』は、静寂から始まって、だんだんと勢いが出ていくメロディーにかっこよさを感じたと語る。さらに、「ただ見つめてた その視線」の“視線”の部分など、ファンとの掛け合いができる部分が好きといい、「私が“視線”の部分を歌ったら、お客さんが“視線”って返してくれるとうれしいです」と語っていた。ただ、原さんいわく「静かに見たい人は、ぜんぜんかまいませんので!」とのこと。
3曲目となる『splash mind』は、“ソーダ水はねた”の部分がお気に入りという。恋をしているときの胸がきゅんきゅん気持ちが、ソーダ水でたとえらているのがオシャレと感じたそうだ。
楽曲について語った後は、ファンからの質問コーナーへ。「『intention』の間奏部分で原さんが言っている英語のセリフは何ですか?」という質問では、そのセリフを原さんの音楽プロデューサーを務める濱田智之氏が考えたことが明かされた。しかし、原さんと濱田プロデューサーのふたりとも、どんなセリフだったかを正確には覚えておらず、試しに『intention』の該当部分を聞いてみてもわからずじまい。藤本氏が「調べておきます(笑)」と言っていたので、いずれ判明する日が来るかもしれない。
また、先日制作が発表された原さんの1stアルバム『Place of my life』についての質問では、タイトルが原さんをイメージしてつけられたことが判明。さらに、あくまでも希望ではあるが、原さんは大好きな某バンドのように、特典映像をボリューミーにしたいと語る。ファンにとってはうれしい話なので、実現を期待したいところだ。
「アーティスト活動で今後叶えたい野望はありますか?」という質問では、自身のWebラジオ『原由実の○○ラジオ』で挑戦しているギターの弾き語りなどの影響で、作曲をしてみたいと語る。「みんなが聴いて癒やされるような、優しめのバラードを作ってみたい」ということなので、こちらもぜひ期待して待とう。
質問コーナーが終わると、再び楽曲タイム。『Blue Moon』が始まると、ファンもサイリュームを振り、原さんを盛り上げていく。原さんが語っていた“その視線”の部分では掛け合いも行われるなど、盛り上がりを見せていた。
この後は、プレゼントを懸けた原さんとのジャンケン大会。原さんと同じものを出した人が勝ち残るというルールで実施され、3人のファンが原さんのサイン入りポスターを獲得した。
原さんは、『intention』の発売記念イベントが行われた2ヵ月間は、ファンと触れ合うことができ、非常に楽しかったと語る。そして、だからこそイベントが終わってしまうのは寂しい、と胸の内を明かしつつ、「これからはアルバム作りに力を入れていく」と決意を新たにしていた。ファンは『intention』を聴きつつ、今後発売される1stアルバムを楽しみに待っておこう!