ニンテンドー3DS本体も前月比3倍以上

 ファミ通調べによる、2013年9月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データが明らかとなった。集計期間は2013年8月26日~2013年9月29日(5週分)となる。1位に輝いたのはカプコンの『モンスターハンター4』で、販売本数254万2114本と驚異的な数字を叩きだした。ハードも、『モンスターハンター4』に牽引される形で、ニンテンドー3DSが、前月から3倍以上となる74万9398台を記録した。

【家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5】
1位:モンスターハンター4 (3DS) カプコン 254万2114本
2位:ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル (PS3) バンダイナムコゲームス 44万7385本
3位:ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア (PS3) スクウェア・エニックス 21万7644本
4位:英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ) (Vita) 日本ファルコム 93674本
5位:無双OROCHI2 Ultimate(アルティメット) (PS3) コーエーテクモゲームス 82986本

【家庭用ゲームハード 月間販売台数】
1位:ニンテンドー3DS(合計)※ 74万9398台(先月1位: ニンテンドー3DS 24万3605台)
2位:プレイステーション3 59933台 (先月2位:プレイステーション Vita  67196台)
(※ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3】
1位:カプコン 265.9万本
2位:バンダイナムコゲームス 75.9万本
3位:任天堂 38.0万本

【2013年9月期の家庭用ゲーム市場について】

 月間ゲームソフトランキングでは、『モンスターハンター4』が254.2万本という圧倒的な販売本数で首位を獲得しました。ニンテンドー3DS LL本体同梱版を始め、ハードの売上にも貢献し、各種周辺機器の販売も好調に推移しています。ランキング2位には、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(バンダイナムコゲームス/2013年8月29日発売/PS3)がランクイン。また、3位の『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』(スクウェア・エニックス/2013年8月27日発売/PS3)など、PS3タイトルが月間ソフトランキングTOP10のうち6タイトルを占めました。

 ソフトランキング4位には、『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』(日本ファルコム/2013年9月26日発売/Vita・PS3)のプレイステーション Vita版が9.4万本を販売しランクイン、プレイステーション3版も7.2万本を売り上げ、両機種あわせて16.6万本の堅調なスタートとなっています。ほかにも『無双 OROCHI2 Ultimate(アルティメット)』(コーエーテクモゲームス/2013年9月26日発売/Vita・PS3)など、プレイステーション Vitaとプレイステーション3のマルチタイトルがランクインしています。

 ハード市場では、ニンテンドー3DSがシリーズ合計で、前月期の3倍となる月間74.9万台を販売しています。250万本を超える大ヒットタイトル『モンスターハンター4』が、同ハード本体の販売を大きく牽引しました。そのほかのハードでは、プレイステーション3が9月期に6.0万台を販売し、2月期以来となる、月間販売台数2位となっています。

 2013年10月期には、『ポケットモンスター X・Y』(ポケモン/2013年10月12日発売予定/3DS)が登場するのをはじめ、『グランド・セフト・オートV』(ロックスター・ゲームス/2013年10月10日発売予定/PS3・XB360)といった大型タイトルの発売が予定されています。
 また、プレイステーション Vitaでは薄型となる新型PCH-2000が10月10日に発売されるほか、東京ゲームショウなどでのさまざまな発表もあり、ソフトだけでなくハード市場においても、年末商戦に向けたさらなる盛り上がりが期待できそうです。<ファミ通調べ>

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)