Xbox Oneのクオリティーを実感!

 2013年9月19日~9月22日の期間、千葉県の幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2013(19日、20日はビジネスデイ)。日本マイクロソフトブースでは、“Xbox ライブ ステーション”を設置、随時イベントを行なっているのだが、ここでは、初日に行われた『Project Spark』と『Forza Motorsport 5』のデモライブの模様をお届けする。

自分の思い通りのゲームを簡単にクリエイティブできる『Project Spark』

『Project Spark』と『Forza Motorsport 5』の魅力をデモプレイで披露【TGS2013】_01

 最初にお届けするのは、ゲームを自由自在に作ることのできるゲーム『Project Spark』。本作はXbox One、Xbox 360、Windows 8で遊ぶことが可能で、デモライブでは、特別ゲストである、デイビット氏と日本マイクロソフトの沖本真由子氏が、本作の魅力について語った。

 デモライブでは、Xbox One版のものを使用し、実際にゲームを作る模様を見せつつ、ゲームの紹介をしていく流れに。デイビット氏は、コントローラを手に取るや、「ゲームを作るといえば、フィールドとキャラクターですね」とコメント。まず始めにゲーム画面に現れたのは、土地も人もなにもない無の世界。本作では、ここからプレイヤーの好きなようにゲームをクリエイトしていくことが可能だ。「とても簡単かつスムーズに、ワンタッチで作ることができます」と沖本氏が説明する中、デイビッド氏は、何もない世界にさくさくと立体的な地形を作っていった。

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▲ものの数分で、RPGなどでよく見る山岳地帯の完成。本当にあっという間にできちゃって、記者もびっくり仰天!!

 デイビット氏がつぎに取り掛かったのは、自分の分身である主人公の作成。職業は、世にも珍しい“蜂とり使い”。「蜂だから、色は黒と黄色で(笑)」と、装備パーツのカラーも変更していく。装備の色や形などは、かなり細かい部分まで簡単に変更が可能なのだそうだ。フィールドと主人公が完成し、ここからゲームに物語を吹き込んでいく作業に。敵モンスターを随所に配置し、フィールドの1番奥にはボスモンスターを設定するのだ。ボスモンスターは声や動きまでもが編集可能。今回は、沖本氏の動きをボスモンスターのモーションに再現することになった。

『Project Spark』と『Forza Motorsport 5』の魅力をデモプレイで披露【TGS2013】_04
▲「ぼこぼこにしてやんよ」とかわいらしい声と動きを見せてくれた沖本氏。本人曰く挑発ポーズのつもりだそうだ……。

 もちろん、自分で作ったゲーム実際に自分でプレイして遊ぶことも可能。RPGだけではなく、シューティングゲームなども作ることができるらしい。「『Project Spark』で皆様がなにを作ってくれるかすごく楽しみにしています」と、プレイヤーがどんな自分だけのゲームをクリエイトするのか、楽しみにしている様子のデイビット氏だった。

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新たな時代を築くレーシングゲームの最先端をゆく『Forza Motorsport 5』

 つぎにお届けするのは、Xbox Oneのロンチタイトル(欧米)として発売されることが決定した『Forza Motorsport 5』。デモプレイでは、日本マイクロソフトの南雲聡氏が、本作の魅力について語った。

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▲実際に運転しているかのような臨場感が伝わってくるド迫力のゲーム画面。

 「これまで『Forza Motorsport』シリーズは、Xboxの持つパワーを極限まで惜しみなく使い、つねにその時代の最高水準となる革新性とクオリティーを送り出しました」と語る南雲氏。その結果、さまざまなメディアやユーザーから、高い評価を得続けることができたのだと言う。そして、新たな時代を築く最新作として、発表されたのが『Forza Motorsport 5』だ。

 南雲氏は、『Forza Motorsport 5』の特徴的な機能として、“リアルな車に乗っている体験を再現できる”ことを挙げた。膨大なデータの蓄積により、フロントガラスへの写りこみや視界のさえぎりなど、リアルな人間のドライビングを、より自然により人間らしく体験することが可能だという。『Forza Motorsport 5』は、「従来よりもリアルの頂を大幅に高めるクオリティーの実現を果たした」と南雲氏も手応えを口にする。

 『Project Spark』、『Forza Motorsport 5』ともに“ゲームへのこだわり”を強く感じさせられる作品だった。発売されのがいまから楽しみだ。

(取材・文:ライター/たけやん)