サッカークラブを率いて、クラブ運営や試合采配などを行いながら世界の頂点をめざすサッカークラブ運営シミュレーションゲーム『サカつく』シリーズ最新作が『サカつくプロサッカークラブをつくろう!』。ここでは、東京ゲームショウ2013のビジネスデイ二日目となる2013年9月20日にセガブースで行われた同作のステージイベントをリポートする。
登壇したのは、プロデューサーの島野光弘氏とディレクターの鈴木信宏氏。まず、シリーズ最新作ながら、『サカつく プロサッカークラブをつくろう!』というシンプルなタイトル名となったことについて、島野プロデューサーは「本作は、据え置き機では6年振りの新作ということで、新たな船出という意味を込めてシンプルなタイトルにしました」と説明。
続いて、再スタートを切ったとも言える本作の新たな特徴が紹介。
【本作の特徴】
・HDで生まれ変わった新しい『サカつく』
ゲームの舞台はJリーグと欧州6 大リーグ(イタリア、イングランド、オランダ、スペイン、ドイツ、フランス)で総勢4000名以上の実名選手が登場。
・試合も育成も経営もすべてが進化
試合シーンが一新され、リアルタイムに展開。プレイヤーの指示が選手にダイレクトに反映される。
・PS3×PS Vitaによるクロスプラットフォーム対応
PS3版とPS Vita版のセーブデータが共有でき、自宅のPS3で遊んだ続きを、外出先のPS Vitaで遊ぶことができる(もちろんその逆も可能)。加えて、PS3版とPS Vita版で対戦することも可能となっている。また、本作ではネットワーク対戦にも対応。
本作でとくに力を入れたポイントのひとつとして、鈴木ディレクターは、リアルタイムで展開される試合シーンを挙げた。これにより「選手の個性をより豊に表現することができるようになりました。また、選手の成長が試合での見た目で感じられる点もポイントだと思います」(鈴木ディレクター)
イベントでは、実機によるデモプレイも披露され、いままでの『サカつく』らしいゲームの流れが示されつつも、指示がリアルタイムに反映される試合シーンにより、采配の醍醐味をより味わうことができるようになっていたり、臨場感あるグラフィックなど、さまざまな部分で進化が感じられる内容になっていた。
本作の発売は2013年10月10日。最後に島野プロデューサーは「6年振りの据え置き機用のタイトルということもあり、スタッフ一同がんばって作りました。楽しみにしていてください」とアピールし、イベントを締めくくった。