マミさんと電話ができる限定BOXも発表!
東京ゲームショウ2013初日となる9月19日、バンダイナムコゲームスブースにて“劇場版魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram 始まりの発表会”が開催された。先日発表されたばかりのPS Vita用タイトル『劇場版魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram』の詳細が語られるばかりか、豪華ゲストも登場するという、ファンにとってはたまらないイベントであった。では、その模様をお伝えしていこう。
最初に登場したのは、バンダイナムコゲームスのプロデューサーである富澤 祐介氏。また、鹿目まどか役の悠木 碧さんと、巴マミ役の水橋 かおりさんがゲストとして登場。3者が軽快なトークを交えながらの作品紹介が行われた。
本作は、これまでに公開されたふたつの劇場版をベースとした新作アクションゲーム。原作ではすれ違うことが多かった5人の魔法少女たちだが、プレイヤーの力で5人の絆を強めていき、みんなで“ワルプルギスの夜”打倒を目指すという内容だ。
本作には昼と夜のふたつのパートが存在し、昼パートはノベルタイプのゲームで魔法少女同士の“絆”を強めていく。原作ではからみが少なかった魔法少女同士の会話が楽しめるのも、ファンにとっては嬉しいポイントだろう。
夜は3Dのアクションパート。操作キャラクターとパートナーキャラクターを選択し、魔女を倒していくという、爽快感あふれる内容に仕上がっている。なおキャラクターにはHPやMPが存在しており、これらは“ソウルジェム”を使って回復するという『まどか☆マギカ』らしいギミックも。また、魔女を倒して集めたグリーフシードを使い、ソウルジェムを強化していくという、これまたファンはニヤリとしてしまう成長要素も用意されているようだ。
また限定版がリリースされることも明かされた。『魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram 限定BOX』は、特設設定資料集やオリジナルサウンドトラックなど6つのプレミアム特典が付属。さらに初回封入特典として、“ボイスワールド「巴マミのホットライン」”が封入される。これはリアル携帯電話でマミさんとの会話が楽しめるという、これまたファンにはたまらない特典だ。
悠木さんと水橋さんの実機プレイ対決が開催!
富澤プロデューサーの実機プレイによる紹介のあと、悠木さんと水橋さんの実機プレイによる対決も開催。悠木さんは使用キャラクターがまどか、パートナーにさやかを選択。遠くから弓矢を放つ“ホーミングアロー”で魔女をどんどん倒していく、見事な腕前を披露してくれた。とくに危なげなくボスも倒し、ステージクリアー評価はなんとS! お見事です!
続いて水橋さんのデモプレイ。使用キャラはマミさん、パートナーは佐倉杏子を選択。こちらも悠木さん同様素晴らしいプレイを披露し、富澤プロデューサーも「十字キーで魔法を変えられますよ」と一歩上のテクニックを紹介。すぐさまアレコレ魔法を試し、ボスに“ティロ・フィナーレ”を放つという、さすがといわんばかりの腕前を披露してくれた。水橋さんもクリアー評価Sを獲得し、両者引き分けという結果と相成った。
今回のプレイを終えて、悠木さんは「自分のキャラを自分で動かせて、すごく気持ちよかった。今回は戦うことができて、それはとっても嬉しいです」とコメント。水橋さんは「すごく気持ちいいですね、ゲームを全然わかってなくても本作は楽しめます。こんな気持ちで戦うなんて初めてです!」と、お二方とも原作の名台詞をオマージュした感想を述べてくれた。
こうして大盛況のうちに幕を閉じた本イベント。東京ゲームショウでは、SCEブースで本作の試遊台をプレイできるので、発売が待ちきれない人はぜひとも足を運んでみてはいかがだろうか。
(取材・文:ライター/喫茶板東)