スーパーコンボウェポンの種類は数え切れないほど!

 2013年9月19日~22日(19日、20日はビジネスデイ)、千葉県・幕張メッセにて、東京ゲームショウ2013が開幕。会期に合わせて、日本マイクロソフトによるXbox One用ソフト『Dead Rising 3』のプレゼンテーションが行われた。

『Dead Rising 3』の協力プレイが披露、おバカプレイの楽しさも倍増!?【TGS2013】_03
▲カプコンバンクーバーのプロデューサー、マイク・ジョーンズ氏。いつもお世話になっております!

 プレゼンの中心になったのは、コミコン(⇒記事はこちら)や、gamescom 2013(⇒記事はこちら)に引き続き、スーパーコンボウェポン。プレゼンを行なったのも、コミコンやgames com 2013に引き続き、カプコンバンクーバーのプロデューサー、マイク・ジョーンズ氏が務めた。

 すでにお披露目ずみの昇竜拳が出せる武器(“ドラゴンパンチ”)など、これでもかとばかりに披露されたスーパーウェポンの数々だが、記者的にウケたのが、工事現場にあるカラーコーンと電機機器を合体させた“エレクトロニック・シャウト”。これはさらにカラーコーンを加えると“アルティメット・エレクトロニック・シャウト”に進化し、駆使することで、ゾンビたちに絶大な威圧を与えることができる。さらに、車椅子と巨大なテディベアをあわせての“スーパーコンボベア”など、ユーモア感覚を交えての武器のセンスは絶妙だ。武器は、マップに落ちているブループリント(設計図)を入手することで作れるようになる。ひとたびブループリントを入手すると、同じ系統の武器は自由に作れるようになるようだ。さすがに無制限にすべての武器を合体させられるわけではないようだが、コンボできる武器は相当数に上るようで、「数は把握できないですね(笑)」とのことだ。

 今回、東京ゲームショウで初披露されたのが『Dead Rising 3』のオンラインモードである協力プレイ。協力プレイヤーの名前は運転手のディック。主人公はメカニックのチャックなので、相性はばっちりといったところ? 協力プレイでは、ふたりでクルマに乗って、ひとりが運転担当、ひとりが攻撃担当……といったシーンなどが紹介された。ふたりでスーパーコンボウェポンを駆使して戦うもよし、乗り物でゾンビを蹴散らすもよし……と、協力プレイは『Dead Rising 3』の楽しさをさらに広げそうだ。

『Dead Rising 3』の協力プレイが披露、おバカプレイの楽しさも倍増!?【TGS2013】_01
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▲新たなスーパーコンボウェポンや協力プレイを披露。『ストリートファイター』シリーズのさくらなど、新たなコスチュームも見せてくれた。
『Dead Rising 3』の協力プレイが披露、おバカプレイの楽しさも倍増!?【TGS2013】_08

 Xbox SmartGlassも本作の魅力だ。本作では、Xbox SmartGlassで操作することで、主人公をサポートすることになるわけだが、爆弾投下やスナイパーによる攻撃のほかに、照明弾のようなものを投下することも可能。こちらを投下することで、ゾンビが集まり、用意した爆弾を使って、ゾンビを一気に殲滅するという算段だ。Xbox SmartGlassでのプレイは必須ではないが、数々のサイドミッションなども用意されており、タブレットなどがあれば、『Dead Rising 3』の楽しみかたの幅がさらに広がるのは間違いない。

 さて、記者はこの機会にかねてから気になっていたことを聞いてみた。なぜ、『Dead Rising 3』はXbox Oneの独占タイトルになったかについてだ。それに関しては、ジョーンズ氏は1作目の『Dead Rising』が、そもそもXbox 360独占タイトルとしてリリースされたことに触れ、『Dead Rising』シリーズとXboxプラットフォームとの親和性の高さを強調。「Xbox 360時代からの長いあいだのパートナーシップがあり、いろいろなアドバイスを受けてきました。マイクロソフトさんのあるシアトルとバンクーバーは距離的に近いこともありますし(笑)」と説明。3年間にわたる、『Dead Rising 3』の開発期間中も、さまざまなサポートを受けてきたとのことだ。Xbox One本体の性能も、クリエイティビティを刺激した模様。Xbox SmartGlassもそのひとつだが、Kinectへの対応もそうだ。『Dead Rising 3』はKinectに対応しており、身振りでゾンビを蹴散らしたり、叫ぶことでひるませることができるという。さまざまな新機能を盛り込んだ『Dead Rising 3』は、Xbox Oneのロンチタイトル(北米)として、注目すべき1作と言えるだろう。

 最後にダウンロードコンテンツの話を。当然『Dead Rising 3』でもさまざまなダウンロードコンテンツを用意しているとのこと。しかも、『デッドライジング 2』のときのプロローグ的な位置づけのダウンロードコンテンツ『デッドライジング2 CASE:0』のような展開もあるかも……とのことだ。今後の『Dead Rising 3』の展開が楽しみ!

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