ゲームデザイナーズ大賞は『The Unfinished Swan(アンフィニッシュド スワン)』
2013年9月19日~9月22日の期間、千葉県の幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2013”。初日となる9月19日、社団法人コンピューターエンターテインメント協会(CESA)が主催する“日本ゲーム大賞”の授賞式が行われた。この賞は年間を代表する優れたコンピュータエンターテインメントソフトウェア作品を選考して、毎年表彰している。
東京ゲームショウ初日に開催された受賞式では、経済産業大臣賞、年間作品部門の各賞が発表された。最初に発表されたのは、ゲーム産業の発展に寄与された人物、団体に送られる経済産業大臣賞。
■経済産業大臣賞
『パズル&ドラゴンズ』開発チーム
スマートフォン対応ゲームとして社会的なムーブメントを引き起こし、日本を席巻。スマートフォンをゲームプラットフォームとして確立し、ゲームユーザー層を拡大。当産業の発展に貢献した点が評価されての受賞となった。
壇上に招かれた『パズル&ドラゴンズ』開発チームは、「1年以上、リリースから現在に至るまで、スタッフ一同がんばってまいりました。そのがんばりのひとつの結晶として、この賞をいただきたいと思っております。」とコメントした。
続いて、年間作品部門の発表が行われた。日本を代表する10名のトップクリエイターが審査員としてプロの視点で選ぶゲームデザイナーズ大賞の発表では、審査委員長の桜井政博氏が司会を務めた。
■ゲームデザイナーズ大賞
『The Unfinished Swan(アンフィニッシュド スワン)』
(ソニー・コンピュータエンタテインメント)
2008年開催の東京ゲームショウの“センス オブ ワンダーナイト”で公開された、『The Unfinished Swan(アンフィニッシュド スワン)』が選出。桜井氏は、「いろいろと説明するのは野暮なゲーム」と、実際にゲームをプレイしてゲーム紹介を行った。
授賞式の最後に、日本ゲーム大賞が発表。『とびだせ どうぶつの森』が栄誉に輝き、ベストセールス賞に引き続いての2冠となった。
■日本ゲーム大賞
『とびだせ どうぶつの森』
(任天堂)
任天堂の毛呂功ディレクターは、「すでに2回、登壇させていただき、喜びのコメントを使い果たしてきてしまいました(笑)。たくさんのスタッフといっしょに作ってきたゲームが、お客さんのもとに届いて、たくさんの笑顔を作りだせたということを、本当にうれしく思いますし、誇りに思います」と喜びを語った。
この日に発表された、そのほかの受賞部門は以下のとおり(発表順)。
【年間作品部門】
■グローバル賞
『コール オブ デューティ ブラックオプスII』
(スクウェア・エニックス)
■ベストセールス賞
『とびだせ どうぶつの森』
(任天堂)
■特別賞
『パズル&ドラゴンズ』
(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
■優秀賞
『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』
(スパイク・チュンソフト)
『SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)』
(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア)
『とびだせ どうぶつの森』
(任天堂)
『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』
(スクウェア・エニックス)
『New スーパーマリオブラザーズ U』
(任天堂)
『バイオハザード6』
(カプコン)
『ファンタシースターオンライン2』
(セガ)
『ファンタジーライフ』
(レベルファイブ)
『ブレイブリーデフォルト』
(スクウェア・エニックス)
『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』
(ポケモン)
『ルイージマンション2』
(任天堂)