念願の“ご近所”コラボレーションが実現!
日本ファルコムより、2013年9月26日にプレイステーション3およびプレイステーションVitaで発売されるストーリーRPG『英雄伝説 閃の軌跡』。同作が、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアのビジュアル・フレンド・ネットワークゲーム『みんなといっしょ』とのコラボレーション企画を実施することが、2013年9月19日より開催中の東京ゲームショウ2013の日本ファルコムブース内のステージイベントにて発表された。『閃の軌跡』のコラボレーション企画は、先に発表されたセガの『サムライ&ドラゴンズ』に続く2件目となる。
イベントは、日本ファルコムのゲーム音楽を演奏するロックバンド、“Falcom jdk BAND”のドラマーにしてファルコムの往年の大ファンでもある岡島俊治氏が司会を務め、ゲストに日本ファルコムの近藤季洋社長、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンスタジオの『どこでもいっしょ』シリーズプロデューサー伴哲氏、『みんなといっしょ』の制作を担当するビサイドの南治一徳氏、そしてコラボレーションの主役である『軌跡』シリーズのマスコットキャラクター“みっしぃ”と、『みんなといっしょ』の主人公“トロ”が登場する、何とも豪華な顔ぶれとなった。
ステージ上では、両作品の概要説明の後、プロモーションビデオやスライドを使ってコラボレーションの内容が発表された。
『英雄伝説 閃の軌跡』では、
・各キャラクターが装備する“コスチューム”
・戦術オーブメント“ARCUS(アークス)”のつけかえ用カバー
の2種類のアイテムが登場するとのこと。配信はPS Storeにて行われ、単品のほかセットでも用意される。
『みんなといっしょ』では、
・期間限定でLiveArea(TM)が『閃の軌跡』仕様に変身
・『英雄伝説 閃の軌跡』仕様の名刺や洋服、名刺に箔をつけるラミが登場
というふたつの企画が実施される。
今回のコラボレーションのきっかけは、近藤氏によると「SCEさんからご提案いただいたのがきっかけです」とのこと。もともと、ビサイドと日本ファルコムは同じ(東京都)立川市にあり、しかも現在は同じビルに入っていて、「その縁もあっていつか何かをいっしょにやりたいと思っていました」(近藤氏)ということで、長年の悲願が叶えられた形だったようだ。
続いて、コラボレーションの感想を求められた伴氏は、「(世界観はまったく違うはずなのに)“トロ”や“クロ”が意外になじんでいて驚きました」と笑いながら答えていた。
また、お互いのキャラクターの印象について、近藤氏は「(“トロ”について)オーラがある」とコメントしたのに対し、南治氏は「(“みっしぃ”について)予想以上にワイルドだった」と正直な胸の内を語り、周囲を笑いに包んでいた。その後、期待通りに荒ぶり始めた“みっしぃ”は、「仲よくなれた?」の質問に肩をすくめて“トロ”をいじけさせるひと幕もあり、すっかり悪役になってしまう。
そして、終始和やかな雰囲気のままイベントは終了……したかに思えたが、最後のポーズ決めでは再び“みっしぃ”がポーズを間違えるというミスを犯し、きちんとオチがついてお開きとなった。