特集第2弾は原作者インタビュー

 小説本編シナリオをたきもとまさし氏が執筆し、ドラマCDシナリオを安本 亨氏が担当、シナリオ総監修を『シュタインズ・ゲート』のシナリオを務めた林直孝氏が担当する、『シュタインズ・ゲート』の完全新作小説シリーズ。『閉時曲線のエピグラフ』、『永劫回帰のパンドラ』の2作品が現在発売中で、2013年9月26日に完結編となる『シュタインズ・ゲート 無限遠点のアルタイル』が発売される。今回、ファミ通.comでは3回に渡り、同作を特集。

 特集第2弾は、たきもとまさし氏と安本 亨氏、MAGES.の編集担当へのインタビューを掲載。ついに発売される完結編に向けて、その内容や制作時の苦労話などを語っていただいた。なお、これ以降の内容には、『シュタインズ・ゲート』本編のネタバレが多く含まれるため、ゲームを最後までプレイしていない人や、アニメを最後まで観ていないという人は注意して欲しい。

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※特集第1回

小説が未完になる世界線が存在した!?

——最終巻に当たる第3巻が一旦、発売が延期されましたが、いったい何があったのでしょうか?
たきもとまさし(以下、たきもと) じつは私、体調を崩して倒れまして(笑)。

——えええええええ(笑)。
たきもと それで2ヵ月ほど休養をいただいていました。
安本 亨(以下、安本) まさに「作者急病のため」というヤツですね。
たきもと リアルな急病でした。すみません。

——もしかしたら、小説が完結しない世界線もあったということですね。
たきもと そうそう(笑)。幸い入院まではいかなかったんですけれど、「1ヵ月間は無理しちゃダメだ」と言われまして。結果、2ヵ月ほどお休みをいただいてしまいまして、皆さんにはお待たせをしてしまってたいへん申し訳なく思っています。

——そんな待ちに待っている読者の皆さんですが、『閉時曲線のエピグラフ』、『永劫回帰のパンドラ』と、読者の方からの支持がすごく高いと感じています。
たきもと ありがとうございます。たぶんなんですけれど、皆さんが知りたかったブラックボックスの部分を描いた物語だということで、楽しんでいただけている要因になっているのではないかと思います。だよね?(笑)
MAGES.編集担当(以下、担当) ドラマCD担当作家さんとしてはいかがですか?(笑)
安本 僕はいち読者として楽しんでいるので(笑)。
たきもと 元々はCDドラマの『シュタインズ・ゲート ドラマCD β ダイバージェンス1.130205%「無限遠点のアークライト」』(以下、『無限遠点のアークライト』)という作品がありまして、この作品が非常に人気があったんです。その作品の派生作品を作ろうという企画から始まっているので、元々の支持の高さも影響しているのではないかと思っています。

——正直な話、β世界線の話というのはブラックボックスのままでもいいんじゃないかという意見もあったのではないでしょうか?
たきもと ありました。というか、最初にこの企画を担当の方が出してきたときに、僕と林君は反対をしたんですね。
安本 「そこは触れないほうがいいんじゃないですか?」ってね(笑)。
たきもと あくまでも『シュタインズ・ゲート』はサイエンスフィクションなので、必ずフィクションの部分が存在するんですよ。舞台で言うと表舞台が本編だとすると、舞台裏がβ世界線の2011年以降の部分なので、非常にデリケートな部分をお客さんに見せちゃいましょうという話なんです。最初、林君と僕は『スーパーハッカーダルの大冒険』という企画をふたりのあいだで温めていたので、「それがいいんじゃないの?」と思っていたんですけれど、志倉さんがすぐにオーケーを出されたみたいで。
安本 企画としては、最初からβ世界線をどうしてもやりたいという話でしたもんね。
担当 林がかなり難色を示したこともあったんですが、やりかた次第でいいものになるんじゃないかということになりまして。であれば『シュタインズ・ゲート』の世界観をしっかりと理解している人じゃないとダメだよねという話になり、たきもとさんに白羽の矢が立ったというわけです。
たきもと ただ、たいへんはたいへんでした。林君が本編を描くときに、まさに舞台裏として用意していた場所なのですが、そこを描き出していかないといけないので、ここを立てるとこっちが立たずみたいなところがけっこうあるんです。β世界線の2011年以降の話を作るだけで、たぶん半年以上は林君と詰めていると思います。
担当 これはたきもとさんがよく仰られていたんですけれど、本編の執筆を始めてから、書きながら「ここはどうなっているんだろう?」とか、つじつまの合わない部分が当初想定していたよりも、すごく多く出てきたんですね。1巻の原稿を上げるまでもたきもとさんはすごく苦労されていますし、それは2巻もいっしょで。今回の3巻もタイトルに“無限遠点”とついているように、ドラマCDの『無限遠点のアークライト』と対になる物語に当たるわけです。そうなるとドラマCDで描かれていたクライマックスに到達するという前提で物語を作らなければいけないという、かなり高いハードルがあったので、毎回毎回プロット合宿をやったりしていましたね。
たきもと 僕や林君とできちんと詰めていったはずなのに、後で考えるとやっぱりおかしいというところが出てくると、その都度電話なり、ミーティングなりでやりとりをしていました。しかも1巻が出た後に気づいた部分もあって(笑)。
担当 最後まで設定の確認は発生しましたよね。
たきもと 実際に3巻の原稿をすべて書き終わった後で、「よく考えるとここは変じゃね?」というところが発覚しまして。もちろん決定稿では直っているんですけれど。どうしても1箇所だけおかしなところが出てしまって、林君と何時間も電話で話し合いました。そのときに改めてβ世界線の2011年以降はやはり難しいなと感じましたね。とくに、志倉さんの考えた“アトラクタフィールド理論”というのが、僕らが囚われている世界線解釈(※コペンハーゲン解釈)とまったく違うので、僕と林君が正しいと思って作っていても、志倉さんのアトラクタフィールド理論に当てはめるとおかしくなってきてしまうところが出てしまうんです。そんな状態なので、書いてから気がつくということがホントに多かったですね。その都度電話して、ほかの仕事をしている林先生を『シュタインズ・ゲート』に引き戻していました。嫌な顔をされつつ(笑)。ホントに温厚な林君と温厚な僕が、世界線の話で論争になってにらみ合いになるようなことまでありましたからね。最後のほうなんかは、僕の顔を見ると露骨に嫌そうな顔をしていて(笑)。
安本 そりゃ、ほかの仕事をガリガリやってるところに電話がかかってきて、出ると1〜2時間ずっと話をすることになれば、そんな顔にもなりますよ(笑)。
たきもと 「おかしいな?」というところがあると絶対に電話をしていましたからね(笑)。

岡部や鈴羽の成長の物語

——読者の方の感想を見ていると、「本当につぎで完結するのか?」という声も上がっていますが(笑)。
たきもと まとめました! 元々のプロットが最終的な原稿よりもさらに多くて、プロット通りに書いちゃうと最終稿の倍の厚さになってしまうぐらいありました。ですので、プロットを見直して調整しながら原稿を書いたのですが、それでも1巻と2巻よりも分厚くなっているんです(笑)。今回の3巻には思い入れがあって、最初から分厚くなってしまうのはわかっていたんですよね。
安本 ずっと「収まるんですか?」と聞いてはいました(笑)。
たきもと 僕と林君が、「これをやりたかったんだ」という要素を全部入れて、より複雑に絡み合うようにしていたんですけれど、書いてるうちにあまりやりすぎてもわかりづらくなっちゃうな、と思ってシンプルにしたんです。そういう意味で言うと、元々のプロットのストーリーもまた“執念オカリン”につながるひとつの話だし、最終的に上がった決定稿も“執念オカリン”の話なんです。
担当 あまり原稿の分量が多くなりすぎると、読者にとって読みづらいものになってしまうので、内容を凝縮してまとめましょう、と僕のほうから提案をさせていただきました。元々のプロットがよくできていたので、凝縮するとは言っても、要点を崩さず、なおかつ内容を削ってより濃くしていくという作業だったので本当にたいへんだったと思います。ただ、完成した原稿をチェックした限りでは、読者の皆さんに楽しんでいただける内容になっていると思います。

——書き終えての心境はいかがですか?
たきもと より『シュタインズ・ゲート』が好きになりましたね。僕は林君から「こんなの書いたんです」と教えてもらって、いちユーザーとしてプレイしたんですけれど、すごくおもしろくて。そこからいろいろ関わらせていただいているうちに、より作品のことが好きになりました。とくにダルと鈴羽とかすごくいいですよね。本編では親子であることが判明してからはすぐに鈴羽がいなくなっちゃうので、あのふたりのやりとりがあまりなかったんですよ。だから、林君からも「ここのふたりの関係性は濃くしていきましょう」と言われていたんです。ダルがいい加減な人間に見えて鈴羽にすごくやさしいし、鈴羽も娘としてきびしくて、ダルに対して文句ばかり言いながらも、じつはお父さんのことが好きというところは、書いていて自分でもふたりの関係性がしっかりと理解できた感じがしますね。
安本 あのふたりの関係はシリアスな話じゃないとダメなんですよね。バカな話でも問題ないですけど、でもそれだとけっきょくおちゃらけて終わっちゃうじゃないですか。そうすると親子の関係を描くことができないので。
担当 ふたりの関係性というか、鈴羽の目的という意味で話の根幹に関わっているところではあるので、本編の“執念オカリン”になるきっかけを描けているんじゃないかと思います。
たきもと 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』という映画が僕は好きなんですけれど、あれもタイムマシンですよね。今回の作品では、同年代の父親と娘がいっしょに同居できるというシチュエーションを描けたことがおもしろかったですね。ダルにとっては自分の娘ですけれど、同年代の女の子としてかわいいと感じてしまうし、鈴羽は鈴羽で自分の父親なので恋愛じゃないんですけれど、同年代なのでダメな兄妹みたいな関係性になるんですよね。そういうおもしろさは出せたかと思います。今回いちばん大きかったのは、本編で描くことができなかった鈴羽とダルの関係性を深く描けたことだと思います。

——3巻でも橋田親子の活躍は描かれるんですか。
たきもと やっぱり今回の物語のメインのひと組なので、このふたりはかなり濃く描いています。鈴羽もダメな父親を何とかしようとするんですけれど、ダルはダメなままで(笑)。でも、ダルってだんだんかっこよくなっていっているんですよ。1巻に比べると2巻のほうがかっこいいし、2巻に比べれば3巻のほうがかっこよくなっていて。娘のおかげで少しずつ成長していくように意識して描いています。
安本 元々、やるときはやる男だけどね(笑)。
たきもと 「さらにやるようになったな!」みたいな(笑)。

——一方で、岡部が精神安定剤を服用しているなど、痛々しい姿で出てくるというのが、この作品の特徴のひとつなのかなと思うのですが。
たきもと これは最初から意識していたことなんですけれど、岡部が最初から最後まで同じテンションでいることはないなと感じていたんです。僕は、物語は必ず主人公が成長していかなければならないと考えているので、徐々に紅莉栖を救うことを諦めた直後の岡部倫太郎ではなくなっていきますし、1年前の無感情だった鈴羽でもなくなっていくという、それぞれが成長していっていることを描いていますね。最初はホントに紅莉栖のことを少し考えただけでも具合が悪くなってしまう倫太郎が、徐々に仲間たちといろいろ交流したり、仲間たちの存在によって自分はひとりではないんだということに気づく物語になっています。それがひとつの狙いというか。岡部が立ち直っていく物語にしようというのは、最初から決まっていました。それを助けるのがダルであり、フェイリスだったりするわけです。ですので、意図的に精神安定剤を飲むシーンをだんだん減らしていっているんですね。最初はかなり頻繁に入れているんですけれど。書く必要がないと思って描いていないのではなくて、わざと減らしています。

——仲間たちの助けによってという部分もあると思うんですけれど、Amadeusという“紅莉栖のAI”も岡部にとっては重要な存在なのかなと。ここはラボメンの仲間たちとは別の関わりかたになるのでしょうか?
たきもと Amadeusに関しては、3巻の大きな仕掛けのひとつですので、現状では何も言えないですね(笑)。紅莉栖のAIという発想は、企画会議のときに「紅莉栖を出したい」という意見が出たんですよ。β世界線だと紅莉栖は存在しませんが、ファンはやっぱり紅莉栖が好きじゃないですか。それに加えて僕自身の願望として、ヴィクトル・コンドリア大学の先輩と教授を出したかったんです。なぜかと言うと、紅莉栖はヴィクトル・コンドリア大学で孤立して日本に来ているのですが、テレビアニメ版『シュタインズ・ゲート』のワンシーンで紅莉栖がメールをやりとりしているんですよ、ヴィクト・ルコンドリア大学の先輩と。しかも、その先輩のメールに教授のことが書いてあるんです。

——へーーーー。
たきもと ということは、決して彼女は完全に孤立していたわけじゃないんだなという発想が、自分の中にあったんです。ヴィクトル・コンドリア大学には、彼女の味方も存在していたに違いないと。ちょうどその発想が、紅莉栖を出すということと合致したというか。だったらヴィクトル・コンドリア大学で作っていたAIという形にしたらどうだろうというアイデアがひらめいて、そうすれば紅莉栖も登場させられますし、しかも紅莉栖がAIとして存在することで、より倫太郎が最初は悲しいという。幻影にすぎない紅莉栖を出せますからね。

——なるほど。それで紅莉栖のAIが登場したんですね。いまお話にあったヴィクトル・コンドリア大学での紅莉栖の味方というのが、真帆とレスキネン教授ということですか。
たきもと そうですね。たぶん紅莉栖にはメールをするぐらいの親しい先輩がいるということと、やさしい言葉をかけてくれる教授がいるというのはいいなと。これはテレビアニメのほうからインスパイアされたんですけれど。それが真帆でありレスキネンです。あと、これは林君の意見なんですけれど、真帆が出た理由のひとつとして、「ひとり女の子が減った(紅莉栖)ので、女の子を入れたほうがいいよね」って(笑)。非常に林君らしい発想でした。僕は最初、紅莉栖の先輩なのでちょっと男っぽい、ボーイッシュな先輩にしようと思っていたんですね。テレビアニメのほうで届いていたメールも男性っぽい雰囲気のメールだったので、紅莉栖よりも背の高いボーイッシュな先輩なのかなと思っていたら、林君が「合法ロリでしょ」と言いまして(笑)。僕も嫌いじゃないんで、即オーケーでしたね。
安本 いまの、とんだHENTAI発言ですよ(笑)。
たきもと (笑)。

——そんな合法ロリの真帆にももちろん、3巻で見せ場が用意されているんですよね。
たきもと あります。彼女がいないと成立しないですからね。あ、合法ロリなんて話で盛り上がっていますけど、ちゃんとした理由ももちろんあるんですよ(笑)。なぜ真帆を入れたのかというと、紅莉栖の代わりになるだけのエンジニアは絶対に必要だろうと。紅莉栖が完全にいない状態で、2011年の段階の岡部とダルだけでは、とても世界の摂理に立ち向かえないと思うんです。そうすると、どうしてももうひとり、紅莉栖に代わる頭脳が必要だと。そういう意味で真帆の見せ場もあります。紅莉栖に対してコンプレックスを持っている真帆が、それを認めるのか、つっぱねるのか? それは読んでいただければわかるんですけれども、真帆の成長物語にもなっています。

——『閉時曲線のエピグラフ』にあったような、アクション的な見せ場などもあるんでしょうか?
たきもと 今回の真帆は頭脳戦ですね。ヴィクトル・コンドリア大学でかつて天才と呼ばれた彼女らしい活躍のしかたをしています。

——新キャラクターで言うと、ほかには椎名まゆりの養女となる、椎名かがりもいますね。
たきもと かがりも、いままで散々伏せてきましたが、今回は活躍してくれます。彼女に関する話も、すべてネタバレになってしまうのでひと言も言えないぐらいですね(笑)。ただ、書いていて当初よりも僕自身、かがりのことがけっこう好きになったので、いい感じの活躍を見せてくれると思います。

——ネット上の考察などでは、フブキ=カガリ説が噂されていますが。
たきもと それは『無限遠点のアルタイル』を読んで確かめてください(笑)。

——試し読みの時点で、IBN5100を破壊したり、かなりやんちゃなところを見せていますよね。
担当 あの試し読みは相当なネタバレになっています(笑)。毎回たいへんなんですよね、どこまで見せるか。

——『シュタインズ・ゲート』はその辺、ある程度見せてなんぼ、みたいな紹介のされかたをゲームのほうでもしていますよね。
担当 今回はwebの試し読みの以外にもコミックマーケットで冊子を用意したりしました。ただ、冊子とWebの試し読みだけでは、3巻の全体像はわからないようになっています。ぜひ楽しみにしてほしいですね。
たきもと 3巻は“皆さんがいちばん見たいオカリン”が見られるんじゃないかと思います。

——あとは阿万音由季も新キャラクターのうちのひとりですね。
たきもと ダルの将来の嫁ですね。彼女は書いていていちばん楽しかったですね。とくに由季とダルのシーンは書いていておもしろかったですね。由季単体というよりも由季とダルのセットというのが楽しかったです。

——お話を伺っていると、たきもとさんは本当にダルの話を書くのが楽しそうですよね。
たきもと そうですね(笑)。橋田家は、今回の主人公のひとりですしね。
担当 岡部とまゆりがいて、橋田家がいて、そのあいだに真帆がいて、という感じですね。
たきもと 今回はまゆりと岡部のシーンもより濃く入れています。やはりまゆりのお話でもあるので。

——2巻の最後で岡部のリーディングシュタイナーが発動したのも驚きました。
たきもと あれは今回のコミックマーケットで配布された小冊子で、その後の展開がすでに公開されているんですけれども、戦争ってどういうものなのかということを岡部に見せておきたかったんですよ。鈴羽がこれを止めなければいけないって言っていたものが何なのかを岡部に見せる章が、小冊子で公開されている章になっています。ただ言葉で聞くよりも体験したほうがいいですからね。じつはそこにも伏線が用意してありますので、手元にある人はぜひチェックしておいてもらえれば。

※次回はドラマCDや『シュタインズ・ゲート』の魅力についてのインタビューを掲載!
(2013年9月8日・日曜日掲載予定)

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