MAGES.オフィシャルリポートを掲載
1543年種子島に鉄砲が伝来した事を記念して毎年開催される“種子島鉄砲まつり”。その第44回が2013年8月25日(日)種子島の西之表市街地と西之表港湾内にて開催され、種子島を舞台にした作品『ロボティクス・ノーツ』の主題歌を歌うZweiのライブが行なわれた。
“種子島鉄砲まつり”は、鉄砲伝来当時を彷彿とさせる火縄銃の轟音が響き渡る豪快なお祭り。墓前祭や時堯像への献花からはじまり、太鼓山行列、子どもみこし、南蛮パレード、演芸大会と続き、クライマックスは約4000発の花火が打ち上げられるという、島民はもちろん島外からも観光客を集める一大イベント。南蛮パレードでは、『ロボティクス・ノーツ』作中に登場した実物大の“ガンつく1”を載せたトレーラーや『ロボティクス・ノーツ』のコスプレをしたファンも行列に参加して祭りに華を添えた。
西之表港湾内にある“日ポみなと公園”の特設ステージで催された演芸大会の最後を飾るイベントとして行なわれたZweiのライブでは、テレビアニメ版主題歌『純情スペクトラ』やゲーム版主題歌『拡張プレイス』はもちろん、Zweiのアルバム表題曲の『Re:Set』や、『シュタインズ・ゲート 線形拘束のフェノグラム』エンディングテーマ『あの夏の日の想い出』の4曲を熱唱。Zweiファンにはおなじみの“わっしょいコール”で島民と一体となって盛り上がった。
ライブ終了後には、ステージ上でお客さんといっしょに花火打ち上げのカウントダウンを実施! Zweiのふたりが音頭をとる「5、4、3、2、1、0」の合図とともに約4000発の花火が打ち上がり、種子島の空を色とりどりに染め上げた。
種子島鉄砲まつりの翌日には、西之表市街にある『ロボティクス・ノーツ』グッズの展示販売を行なう“ガンつく1 PRショップ”にて、Zweiのサイン会を開催。前日のライブのMCで急遽告知したにも関わらず、店内に入りきらないほどのお客さんが集まった。とくに種子島では、『ロボティクス・ノーツ』が自分たちの住んでいる島が舞台になっているということで子供たちにも人気が高く、子供連れの家族でサイン会に参加する人も多く見られ、Zweiのふたりもうれしい悲鳴をあげていた。
さらに、Zweiのふたりは『ロボティクス・ノーツ』の聖地巡礼も決行。『ロボティクス・ノーツ』の公式サイトでも公開されている聖地巡礼MAPを片手に、実際に作品に描かれた場所を発見するたびに喜びをあらわにした。今回はスケジュールの都合ですべての聖地を巡ることはできなかったが、巡礼MAPに記載してあるポイントだけでも12箇所もの聖地があり、細かいポイントを含めるとじっくり回るなら丸2日は必要とするくらいの充実した聖地巡りが楽しめる。
また、種子島では『ロボティクス・ノーツ』とのコラボレーションがまだまだ続行中。スマートデバイスにインストールされたARアプリケーションを介して、種子島中に隠れた『ロボティクス・ノーツ』のキャラクターたちを発見できる準天頂衛星「みちびき」実証実験とのコラボレーションや、種子島の高速船“トッピー&ロケット”の『ロボティクス・ノーツ』デザインチケットの数量限定販売、西之表市の商店街で行なわれているスタンプラリーほか、聖地巡礼以外にもさまざまな催しで『ロボティクス・ノーツ』の世界観を楽しめる。
関連商品でも、プレイステーション Vita版が今冬発売決定! さらにテレビアニメ版のBD/DVD Vol.9が2013年9月25日にリリースされるなど、まだまだ勢いの止まらない『ロボティクス・ノーツ』。作品の舞台となった地を巡る旅に興味のある人は、ぜひ一度種子島に足を運んでみてほしい。