注目作のプロデューサーに直撃
Drew McCoy氏
――まず、シューターとロボット（タイタン）を融合させたゲームを作ろうと思った理由を教えてください。
Drew 初期の段階でリードアーティストのジョー・エイムズリーが描いたキャラクターが発端です。何種類も描いたのですが、そのなかにタイタンがありました。それを皆がすごく気に入って、もともとロボット物のIPが好きなスタッフが集まっていたので、このタイタンが活躍するゲームを作ろう、となりました。
――『Titan Fall』にはどんなモードが収録されていますか？
Drew 現在お見せしているのは、キャンペーンマルチプレイヤーというモードで、これはシングルプレイとマルチプレイの中間のようなモードです。もうひとつは“アトリション”というモードで、ふつうとは少し違うチームデスマッチです。ひとつの特徴としては、AIを倒したのか、タイタンを倒したのか、相手プレイヤーを倒したのかによって得られるポイントが違うということがあります。
――E3でも公開されていましたが、完全なシングルプレイはないのですね。
Drew ないです。オンラインマルチプレイヤー専用ですね。
――シングルプレイはないとのことですが、『Titan Fall』にストーリーの要素はあるのでしょうか？
Drew もちろんありますよ。キャラクターも作り込んでいますし、ある程度順番にストーリーを体験できるように、イベントなども発生します。まだ詳しくは明かせないのですが、マルチプレイを楽しんでもらいながら、シングルプレイの体験もできるという作りになっています。
――ストーリー上、プレイヤーの大きな目的となるのはどんなものなのでしょう？
Drew 物語の全体を簡単に説明しますと、設定としては遠く離れた未来の惑星が舞台です。そこにIMCとマリーシャというふたつの勢力が存在しています。ふたつの勢力はどちらも危機に瀕していて、IMCが資源を奪いにマリーシャに攻め込んだことが物語の発端となります。ちなみに、プレイヤーはどちらの勢力でもプレイできます。これが“マルチプレイを楽しんでもらいながら、シングルプレイの体験もできる”という部分に繋がってくるのですが、詳細は続報を楽しみにしていてください（笑）。
――プレイヤーの育成要素やタイタンのカスタマイズ・成長要素はありますか？
Drew これについてもまだ詳しくはお話しできないのですが（笑）、そういった要素はあります。プレイヤーの成長要素もありますし、アンロック要素も多くあります。もちろんタイタンもカスタマイズできます。
――カスタマイズによってタイタンの外見は変化したりするのでしょうか？
Drew それはまだ秘密です（笑）。
――Xbox ONEでの開発はいかがですか？
Drew とてもいいですよ。クラウド機能など、僕たちのやりたいことにマッチする要素も多くありますしね。
――『Titan Fall』には、日本のゲームファンもすごく注目しています。
Drew 日本での反響の大きさは聞いています。僕もチームも驚いていますし、同時にとても喜んでいます。僕たちもこれまでいろいろなゲームを作ってきましたが、ここまで日本のゲームファンに響くということはなかったですから（笑）。期待に応えられるようにしたいと思っています。
