今度の『軌跡』は学園もの!? 出演者が語るシリーズ人気のヒミツ
日本ファルコムの大人気『軌跡』シリーズの最新作『英雄伝説 閃の軌跡』が、2013年9月26日に、プレイステーション3、プレイステーション Vita専用ソフトとして発売予定だ。本作の限定版に同梱されるドラマCD『閃に軌跡 帰郷~迷いの果てに~』は、ゲーム本編のストーリーの中から、ゲーム化されなかった終盤のある重要なエピソードをオリジナルキャストで完全ドラマCD化したもの。ゲーム本編と合わせて楽しむことで、『閃の軌跡』のすべてを楽しめるファンにはたまらない内容となっている。ここでは、2013年7月24日に行われたドラマCD収録後に実施されたメインキャストへの合同インタビューの模様をお届けしよう。今回の収録に参加したのは、以下の声優さんとなる。
内山昂輝さん(リィン・シュバルツァー役)
後藤沙織里さん(エリゼ・シュバルツァー役)
佐藤拓也さん(マキアス・レーグニッツ役)
豊口めぐみさん(サラ・バレスタイン役)、
進藤尚美さん(アンゼリカ・ログナー役)
野中藍さん(トワ・ハーシェル役)
遠藤守哉さん(シュバルツァー男爵役)
大越多佳子さん(ルシア役)
――まずは、今回のドラマCDの収録を終えての率直な感想をお聞かせください。
佐藤 今回のドラマCDの収録では、ほかの出演者の皆さんと顔をあわせながら、とても楽しくお芝居をさせていただきました。その楽しい空気を、ドラマCDを聴いて感じていただけたらうれしいです。
豊口 以下同文です(笑)。キャスト皆で揃って収録できたのがとてもうれしかったです。また皆さんといっしょにできたらいいなって思っています。
遠藤 私は、主人公リィンの父親役としてドラマCDからの参加になります。出演している皆さんのトークのうまさに驚き、世界観やストーリーなどに驚愕しています。
野中 ゲームに参加させていただいただけでも光栄だったのに、ドラマCDにも出演させていただけてうれしかったです。メンバーの皆さんが個性的でおもしろかったですし、私個人としては豊口さんや進藤さんといっしょにお芝居ができて楽しかったです。
進藤 皆さん揃って収録できたのがとてもうれしかったです。アンゼリカには、女の子が大好きという設定があるのですが、ドラマCDではゲーム本編以上にそういう面が現れていると思います。きっと今後はそういうところがメインイメージになるのかな、なんて思いつつ、アンゼリカというキャラクターが、またひとつ自分のなかで愛らしいものになったなと実感しました。
大越 リィンとエリゼのお母さんということで、私もドラマCDからの参戦となります。今日来てみて、皆さんのアットホームな雰囲気にほっとしました。物語のなかでは本編のバックグラウンドのお話だったので、リィンの心の支えになれたらうれしいなと思って演じさせていただきました。
後藤 皆さんと同じ空間でお芝居ができて、なんだかとっても楽しめました。ドラマCDでは、リィンお兄さんの過去だったり、トラウマや葛藤がすごく見えて、ますますお兄さん大好きっ子になってしまいました。また次があることを願っています。
内山 今回はゲームの特典ドラマCDの収録ということだったんですけれども、特典とはいえゲーム本編と密接に関わった内容に仕上がっていると思います! ドラマCDを聴くことで、ゲームをプレイしたときにもっと盛り上がるものがあるんじゃないかなって感じたので、気合を入れて演じさせていただきました。みんなとやれたのも楽しかったです。
――今回のドラマCDはどういうCDになっているのか教えてください。出演者の方々を代表して内山さんお願いします。
内山 休暇をもらったVII組のメンバーが、リィンの故郷である温泉街ユミルに向かうというものです。息抜きの期間なんですが、そこで異変が起きてしまい、それにVII組のメンバーが対処していくという内容になっています。リィンが家族と久々に会えるというエピソードもあって、その中で現在のリィンが心の奥深くに抱えている部分についても明かされていきます。
――それぞれ自分が演じられたキャラクター以外で、今回のドラマCDを通して気になったキャラクターは誰ですか?
佐藤 マキアスとしましては、犬猿に仲にあるユーシスとの関係が気になりました。お互いの立場もあって、なかなか相容れないところもあるんですが、このドラマCDでは本編よりもユーシスとの距離が近くなっているように感じられて、僕個人としてはうれしく思っています。
豊口 アンゼリカさんですかね。私も比較的アンゼリカのようなキャラを演じることが多いので、気になっています。むしろ担当を逆にしてもよかったかも(笑)。
遠藤 養子のリィンと実子のエリゼふたりの子どもたちです。ちょっと特別な家族の関係性について注目しています。
野中 ドラマCDの続きになるかもしれないんですけど、サラとアンゼリカとトワ、3人で飲み会したらどうなるんだろう? って気になっています(笑)。3人だけでいるときはどんな感じになるのか、見てみたいです。
進藤 リィンのお母さんがね、すごくかわいいんです、キャラ絵を見てあまりのかわいさにびっくりして心をつかまれちゃいました。
後藤 リィン兄様ですね。エリゼは兄様に対する想いがあふれちゃってるのに、なんでこんなに鈍感なんだろう……って、若干むかつきます(笑)。でも、そんなところも好きです!
内山 エリゼが気になります。僕は、あだち充さんの『みゆき』が好きなので、血のつながらない妹というキャラクターにはちょっと惹かれるところがあって……(笑)。エリゼいいなってドラマCDを録っていて思いました。
大越 生徒のみなさんのつながりがすごく楽しそうで、それがうらやましいなって、見ていて思いました。あと、アンゼリカさんとリィンが、とにかくかっこよかった!
――ご自身が自分の演じているキャラクターの好きなところはどこですか?
佐藤 マキアス君はすごく努力家なんですけど、個性の強いVII組にあっては、ついつい苦労人な面が出てしまうので、そんな彼のがんばり屋さんなところが、佐藤としては好きなところであります。
豊口 サラは、生徒からとっつかれやすい明るい一面を見せつつも、心の深いところにしっかりとした芯を持っているところが好きです。
野中 トワのどこか抜けているかわいらしいところが私は好きです。ゲームのほうでは、みんなに凛と指示を出すシーンもあるのですが、そのギャップをいいなあ、なんて思っています。
進藤 アンゼリカは、男装の麗人というイメージで演じて欲しいと言われていて、私自身女であることは度外視してやっています(笑)。「どんだけ女の子好きなんだよ!」 ってツッこんでしまうシーンもいくつかありますし、アンゼリカのそういうところが、私は大好きなんです。本当はすごく強かったりかっこよかったりするのに、最終的には女の子が好きっていう……。そういうところを大事にしていていけたらなと思います。
後藤 お嬢様のエリゼを演じるときは、品よくおしとやかにを意識していました。ただ、兄さんに対してだけは、タガがはずれて素直になりすぎちゃう部分があって、そこがエリゼの中にあるかわいらしい少女の部分なのかな、と思いました。
内山 リィンは人を惹きつける魅力をたくさんもっている子だと、台本を読んで感じました。個性的なVII組のメンバーをまとめていったり、苦しいときもいい方向に変えていくように考えるところなど、リーダーとしての役割を意識して演じたので、その部分がとくに気に入っています。
――遠藤さんと大越さんはドラマCDからの参加になりますが、どのように意識してキャラクターを演じたのか教えてください。
遠藤 あまり考えすぎずに、リィンやエリゼ、お母さんとの会話の中で作っていきたいと思い、あらかじめイメージを持ち込み過ぎないように意識しました。
大越 リィンという影を持った少年と、素直になれないエリゼの母親ということで、しっかり支えてあげられたらなと思いました。あと、家族にとっての太陽みたいな存在であるとうイメージを大切にしました。
――進藤さんはこれまでの『軌跡』シリーズにドラマCDを通して関わられていますが、今回の『閃の軌跡』を演じてみて、シリーズ全体の魅力とはどういうところにあると思われます?
進藤 難しいですけれど、いちばんは世界観にあると思います。ワールドがしっかり作りこまれていて、世界というものがそれぞれのシリーズでちょっとずつ繋がっている……ユーザーさんにとってはとっても魅力的なのだと思います。キャラクターも個性豊かな人たちばかりなので、演じるほうはもちろん、プレイヤーの皆さんも満足できる素敵な作品なのではないかと。「さすが長く続いているだけあるよね!」みたいな(笑)。
――今回の『閃の軌跡』を中心に、『軌跡』シリーズの世界観についてどう思いますか?
佐藤 ほかの生徒とは違う色をしたVII組の生徒の制服は、スペシャル感が出ていて僕はいいと思います。あと、貴族派や平民派だとかそれぞれの階級によって、キャラクターの生き様が明確なのが魅力的ですね。
豊口 私自身ファンタジー世界が好きなので、こういう世界にすんでみたいなって思います。階級がしっかり分かれている世界のなかで、階級うんぬん関係ないごちゃまぜクラスのVII組はおもしろいです。
遠藤 今回の役を演じる際に資料として、ムービーを見ていました。短いムービーですが、とても濃密でしたね。
野中 トワも思っていることなのですが、平民も貴族もごっちゃになっている深紅の制服のVII組、が、いずれこの世界のみんなの心を変えていってくれるだろうと、私も信じています。
進藤 『閃の軌跡』の世界観がいままでのシリーズに比べていちばん身近に感じるワールドのような気がするんです、学校が舞台だからですかね(笑)。いまの私たちの生活にとても近いものがあるので、入り込みやすい部分もあるのかなと。
後藤 エリゼは、みんなとは学校が違うので、制服が違うのが少しさみしいですね(笑)。皆さんもおっしゃっているように作り込まれた世界があるからこそ、多くの人が入り込めるのだろうなと思いました。
内山 『閃の軌跡』に関しては、個性豊かなキャラクターが登場する学園もので、絵柄もポップでかなり親しみやすいビジュアルになっていると思います。ただ、話の内容は、異なった思想を持つ集団どうしの対立に生徒たちが巻き込まれていくなど、シリアスな部分も多くあります。そういうギャップがおもしろいし、シリーズ初参加の僕にとっては新鮮でした。
大越 私は『軌跡』シリーズのドラマCDにちょこちょこ出演させていただいでいるのですが、新しいシリーズが始まる度に世界観がどんどん壮大になっていって、そこに心がつかまれるなって感じています。
――最後にファンの皆さんにひと言ずつお願いします。
佐藤 非常に個性が際立ったキャラクターの面々に囲まれて過ごす学園生活を、皆さんもぜひ楽しんでいただければなと思います。よろしくお願いします。
豊口 VII組の生徒たちだけではなく、サラ教官を含めた大人のキャラクターたちにも個性的な人がたくさんいますので、ぜひお気に入りのキャラクターを見つけていただいてゲームを楽しんでいただけたらと思います。発売を心待ちにしていてください。
遠藤 まったくその通りだと思います(笑)。あと2ヵ月が待ちきれない感じがします。
野中 メインストーリーとは別に、お使いなどのサブクエストもありますので、ぜひそちらも楽しんでください。トワがそういった町からのお願いを郵便ポストに入れていくので、面倒くさがらずに遊んでくださいね(笑)。
進藤 ゲームと同時にCDドラマが手に入るなんて、お得感満載だと思います。ゲームはもちろんプレイをしないとストーリーが進まないのですが、CDドラマだとどのタイミングで聞くかとかは、皆さんに任されているわけですよね。CDでは、クライマックス直前がエピソードが描かれているわけですが、ゲームを遊んでからCDを聴くもよし、CDを聴いてからゲームを遊ぶもよしということで、どのタイミングで聴くかは皆さん次第です。両方手に入ってうらやましいなあと、しみじみ思います。どの角度からでも、どのタイミングからでも、ぜひとも楽しんでください。
後藤 こんなに長く続いている有名な作品に関わらせていただいて、幸せだなって思っています。ファンの方の期待を裏切らない作品になっていると思うので、ぜひぜひ楽しみながらプレイしていただきたいなって思います。
大越 私は今回のドラマCDの内容しか知らないので、先の展開がどうなるかはわからないのですが、リィンとエリゼの関係がどうなるのか、気掛かりでもあります。どんどん壮大になっていくこの『軌跡』シリーズ、今後もっと発展していただきたいとお思います。
内山 ゲーム本編の収録のときには、事前に設定資料(すごく分厚いのを)いただいて、台詞の量もかなりいっぱいあったので、気合を入れて取り組みました。あと、リィンは、各女性キャラクターとのちょっとドキドキするようなエピソードもあったので、そちらも期待していてください。
さらに、『英雄伝説 閃の軌跡』出演陣からの公式コメントも届いているので、そちらもご紹介しよう。
■堀江由衣さん/アリサ・ラインフォルト役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
掘江 ゲーム本編よりも何気ない日常のかけ合いみたいなところでよりほのぼのした部分も多かったですね。なかなかゲームでできなさそうな、でも日常で生活してたらこういうことも無きにしも非ずなのかなあと思いながら楽しく演じさせていただきました。
――今回のドラマCDについてお聞かせください。
堀江 リィン君の実家の近くの温泉にみんなで遊びに行って事件に巻き込まれてという話なんですけど、仲間の和気あいあいもあるしリィン君の家族関係のことも語られていています。もちろんゲームの中でもあるんですけどこんなに深くは語られていないので…その家族関係も垣間見られてキャラクター像が深まりますし、より感情移入がしやすくなるんじゃないかなと思いました。ゲームの中で、大体この辺の時間軸っていうのがあるので、そこをドンピシャなタイミングでドラマCDを聴いていただけたら楽しいかなと思います。
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
堀江 前のシリーズからプレイされていて、もう100%面白いってことを知っている方が同梱版を予約してくださっているんだと思います。『閃の軌跡』からこの世界に触れさせていただいた私ですけど、一見難しいんところもあるからこそ世界観にどっぷり浸かれる濃い作品だなと思いました。面白くて個性的なキャラクターたちがたくさんいて、個性と個性がぶつかる楽しいかけ合いもいっぱいありますし、そこでそれぞれが成長していくお話だと思います。クリアした時はリィン君と一緒に成長できそうです。なので、是非遊んでみてください。
■白石涼子さん/エリオット・クレイグ役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
白石 結構シリアスなドラマかと思いきや、ギャグ展開があったりで癒されましたけど、エリオットは基本的に「音楽が好き」っていうスタンスでいたので、ひたすらリィンかっこいいな! と思っていました(笑)。エリオットの目線から見ても頼れるキャラクターだし、エリオットは芯が強くても男の子らしいっていう感じでは無いので、自分にはない魅力ですよね。
――今回のドラマCDの聴き所などお聞かせください。
白石 リィンの家族関係とかが濃く描かれていて、そこがすごく深いなと思いました。音楽のこともいっぱいしゃべったんですけど、そこがどうなっているか楽しみで、皆さんも想像しながら聴いていただけると嬉しいです。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
白石 ドラマCDでもエリオットを演じることができて嬉しかったです。各キャラクターが魅力的で、みんなのことを知れば知るほど物語にハマっていくと思うので最後までプレイしていただきたいなと思います。エリオットのことも可愛がってください! よろしくお願いします。
■早見沙織さん/エマ・ミルスティン役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
早見 ゲーム本編の収録の時、キャラクターの絵はいただいて見ていたんですけど、やっぱり声が入ったものを聴きながら収録すると全然違うなと思いました。このドラマCDは『閃』の物語に沿っているんですが遊び心が入っていたり、とてもバランスがよくて飽きないドラマだなあと思いました。
――今回のドラマCDの聴き所などお聞かせください。
早見 このドラマCDはリィンがいっぱいしゃべります!(笑) ゲームをプレイしていない方はこれを聴いてからプレイすると、ドラマCDの出来事が思い出せて楽しいと思います。逆にもうプレイ済みの方はキャラクター像や裏話がたっぷり入っているので、どちらにしても楽しんでいただけると思います。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
早見 シリーズを楽しみにしていた方には新鮮な要素もあったり過去の部分と比べたり、楽しめるところがいっぱいあると思います。キャラクター同士のかけあいが魅力的ですし、心を揺さぶる様々なシーンをゲーム・ドラマCDとも最後まで楽しんでいただければ嬉しいです。
■金元寿子さん/フィー・クラウゼル役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
金元 ゲームではストーリーを一本しっかりやったのですが、このドラマCDはお休みで素の部分が出ているところなので、とても楽しく演じさせていただきました。フィーちゃんはすごくぶっきらぼうなので、VII組の輪の中に入った時にどういう感じになるのかなと思ったんですけど、本編をやってた時よりも彼女のことがわかりやすくなりました。打ち解けた感が楽しかったです。
――今回のドラマCDの聴き所などお聞かせください。
金元 みんな出てくるので、全員集まった時の雰囲気が楽しめますね。ほのぼのもありギュっと締まる展開もあり、自然な流れで聞いていただけるかと思います。フィーはこのドラマだとちょっと明るめなのでそこも気にしてみてください。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
金元 ドラマCDにも引き続き出演させていただいてすごく楽しかったです。たくさんキャラクターがいるんですけど、それぞれ何かを抱えていたりするのかななんて思ったりして、それをより掘り下げるのが楽しみだなあと思います。フィーは戦闘シーンがすごくかっこいい子なので是非楽しんでプレイしていただければ嬉しいです。
■伊瀬茉莉也さん/ラウラ・S・アルゼイド役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
伊瀬 以前ゲームで演じさせていただいたキャラクターをまたこうして演じることができるっていうのは役者としてすごく嬉しいです。キャラクターの本編とは違うコミカルな一面を見られるのって、ファンの方にとっても新しい発見があると思うんですけど、演じている私達もそういう発見ができることってすごく嬉しいんですよね。また皆とかけ合いができるっていうのはすごく幸せだなあと思いました。
――今回のドラマCDについてお聞かせください。
伊瀬 今回は皆で温泉に行くんですけど、そこでちょっとしたハプニングがありつつ皆で結束して戦うシーンもあったりして、見どころがたっぷりな話になっています。ドラマCDではゲーム本編でラウラの持っているイメージを忠実に再現させていただきました。コミカルなんですけど彼女は冷静です(笑)。あえてマジメにつっこむからおかしい、みたいな狙いがあったように思えます。ラウラらしく、でもそれがボケになる感じですね。
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
伊瀬 いよいよゲームが発売になります! 限定版のドラマCDは本編の中のある1日を取り出したようなサイドストーリーになっていますので、ゲームと合わせてドラマCDも楽しんでいただけるかなと思います。私自身も『閃の軌跡』がもっともっと続いてラウラというキャラクターをより深く演じていけたらなと思っていますので、皆様是非とも応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!
■立花慎之介さん/ユーシス・アルバレア役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
立花 ユーシスはゲームではツンケンしてるところが多かったんですけど、今回はちょっと打ち解けている感じです。学校や高校の仲間内での楽しさってこんな感じだったかなあと思い出しながら演じさせていただきました。
――今回のドラマCDについてお聞かせください。
立花 ひと言で言えば……温泉?(笑) でもその辺はほのぼのだけではなく、きちんと冒険モノな内容になっていたりします。ほのぼの感と「軌跡」シリーズが持つドラマ性みたいなものが入っている二度おいしいドラマですね。
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
立花 僕も実は『ドラゴンスレイヤー』時代からやっているファンなので、昔から作品自体が好きな方っていうのはかなりいますし、その期待に応えられる作品になっていると思いますので是非ゲームをプレイしていただきたいです。ドラマCDのほうもよりVII組を知るための必需品かと思いますので、こちらも是非限定版をゲットしてCDを聞いていただければなと思っております。よろしくお願いします!
■細谷佳正さん/ガイウス・ウォーゼル役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
細谷 リィンがよかったなあって思うばかりです。学園モノっていう枠のなかで戦いもあったりするんですけど、タイトルの“迷いの果てに”っていうのが思春期の迷える青少年って感じがしました。多感な時期は、自分を好きになれなかったり、他人と本当の意味で打ち解けられなかったりするタイプの人もいます。そういう時期って自分ひとりで思い悩むことが多いんですけど、リィンは本当の意味で、皆といる自分と、仲間を受け入れていく成長物語だなあと思いました。
――今回のドラマCDについてお聞かせください。
細谷 ガイウスはそんなに口数が多いというわけではないんですけど、遊牧民で辺境から士官学院に入学してきた人なので、彼は人は一人じゃ生きていけないよっていうことを知っていると思うんですよ。ドラマ全体でいうと、リィンが「自分は自分なんだ」って思えるまでの成長過程を描いたお話ですね。
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
細谷 10年目の歴史のなかにキャスティングしていただいたのは演者として光栄です。ドラマCDを含め本編でも素晴らしい人間ドラマが描かれておりますので、是非ゲームをプレイしていただいて時系列を整理してからドラマCDを聴いていただけると『閃の軌跡』の世界観をより密に感じられると思いますので、皆様楽しみに待っていてください。よろしくお願いします!
■三浦祥朗さん/ブルブラン役
――収録を終えられた感想をお聞かせください。
三浦 ブルブランにまた会えて光栄です。役と同じで神出鬼没に来るお仕事なので(笑)。 来ると「来た!」ってテンションが上がって、そのテンションを役に反映させればいいのでとても演じやすいキャラクターです。楽しく演じました。
――今回のドラマCDについてお聞かせください。
三浦 こういう温泉でキャッキャするのとかは本編ではなかなか描けないのでいいですね。僕らの日常にも近いところをかいつまんで見せるドラマCDはやっぱり楽しいなと思います。ブルブランは相変わらずおいしいところを攫っていきますね。基本的に今回も行動理念は“美”です。
――ファンの皆様にメッセージをお願いします。
三浦 “怪盗B”がどう関わってくるかは言えないんですけど、これだけ色々続いて伏線が張り巡らされた作品なのでプレイして楽しいのは当たり前ですよね。『軌跡』シリーズが初めてという人でも、『閃の軌跡』から始めていただいて気になったら前のシリーズ作品を触ってみるというのでもいいと思います。世界の広がり方が宇宙なので、楽しんでいただければ嬉しいです。