ゲームエッセイ『ファミ通と僕 1998-2000』と『ファミ通と僕 2000-2002』の発売を記念して
週刊ファミ通で15年にわたって連載している伊集院光さんのエッセイが書籍に!(⇒関連記事はこちら)。2013年8月8日に『ファミ通と僕 1998-2000』と『ファミ通と僕 2000-2002』が2冊同時にエンターブレインより刊行された。ここでは、書籍の発売を記念して、紀伊國屋書店 新宿本店で行われた“サイン本お渡し会”の模様をお届けしよう。
8月8日の18時から、紀伊國屋書店 新宿本店8階のイベントスペースにて……という、8並びのなんとも縁起のよいシチュエーションで行われた“サイン本お渡し会”。参加したのは、事前に整理券を入手した300人の読者。整理券自体は、2013年7月31日に配られており、2冊の書籍を同時予約すると入手可能だったのだが、なんと開始10分ほどで配布を終了してしまったというから、伊集院さん人気を思い知らされるところ。
見事整理券番号“1番”をゲットしたのは、町田在住の男性の方。カラオケ店で夜を過ごし、朝4時から並び始めたのだという。とくに伊集院さんのラジオが好きで、毎回欠かさず聴いており、移動中もミュージックプレーヤーで聴いているという。「ギャグが鋭くていいです。毒があるところも好きです」とのこと。ちなみに、週刊ファミ通のエッセイは読んだことがないとのことで、今回の書籍化はエッセイを熟読するいい機会だったようです。一方で、10年前からエッセイを読んでいるという読者の方もいらっしゃっていたりして、熱心なファンの方というのは、本当にありがたいものです。
さて、そんなこんなでたくさんのファンの皆さんが詰めかけるなか、18時になると“サイン本お渡し会”はスタート。ときにファンの方が話しかけたりするのに対して、伊集院さんはにこやかに応じながら、ひとりひとりに丁寧にサインをしていく。伊集院さんみずからに、ご自身の名前を書いてもらえるということで、感慨もひとしおだったのでは? なかには、「ずっとファンです! うれしいです」と感激の面持ちの女性がいるかと思えば、「毎週コラムを読んでいます!」と握手を求める方もいたり……。ニコニコしながらサイン本を受け取るファンの皆さんのうれしそうな顔がとても印象的。皆さんの幸せをおすそわけしてもらいながら、紀伊國屋書店 新宿本店をあとにした記者なのでした。