多様な種が存在

 カプコンから2013年8月29日に発売予定のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『ロスト プラネット 3』の新情報をお届け。今回は、『ロスト プラネット 3』EDN-3rdの原住生物“エイクリッド”と、生身のジム単独でのAK戦、UR搭乗時のAK戦、UR+ジムのコンビネーションでのAK戦と異なるシチュエーションでの戦闘を紹介しよう。

 過酷な自然環境を有するEDN-3rd。そこには、独自の生態系を発達させた原住生物“エイクリッド(AK)”が棲息する。彼らは人間よりも小さなサイズから山と見紛うほど巨大な物まで多様な種が存在し、EDN-3rdに侵入してきた外敵=人類にとっては危険な存在なのだ。

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■グンロ
肉食哺乳類のような体躯を持つエイクリッド。その外見から想像できる通り、俊敏な動きで敵に迫り、襲い掛かる。食らいついたら離れない構造の顎部と歯列、横をすり抜けるだけで敵を傷つけ動きを鈍らせる前肢のトゲなど、狩猟するために生まれたエイクリッドといえる。

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■ドンゴ
中型のエイクリッド“ドンゴ”。堅い甲殻を持ち、尾部のコア以外は攻撃を受けつけない。甲殻を活かして体を球状に丸めながら回転、突進攻撃を仕掛けてくる。

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■シェラッグス
大型のエイクリッド。巨大な背部には小型のAK“エルムリッド”が共生しており、敵との戦闘では、エルムリッドを興奮させるフェロモンを出し、先にエルムリッドを敵に突撃させてから、攻撃を仕掛ける習性を持つ。

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■ボルグ
大型のエイクリッド。カニに似た外見から“アイスクラブ”とも称される。堅い甲羅の上に分厚い氷を纏っており、周辺環境に擬態して獲物を狙う。ダメージを与えるには、まず氷の鎧を除去しなければならない。

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大型のエイクリッドと白熱のバトル

 エイクリッドとの戦闘でもとくに大型AKとの戦いには危険が伴う。ここでは、大型AKとの戦闘をシチュエーションごとに紹介しよう。まずは生身のジムと“ボルグ”との戦闘だ。

■ボルグ戦
ボルグは堅い甲殻の上にさらに分厚い氷をまとっており、正面からの攻撃でダメージを与えることは難しい。また、ボルグは巨大なハサミを使って攻撃してくるので、緊急回避で相手の攻撃を避けよう。時折、ハサミが地面に刺さり、ボルグが身動きできなくなったときが攻撃のチャンスだ。

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<ミスを減らして弱点を狙え>
ボルグは堅い甲殻を持ち、コア以外を攻撃してもダメージを与えられないが、体内は無防備だ。咆哮したときがチャンス! 口を狙ってグレネードを投込め! うまくグレネードを喰らわせた! 生身のときには、わずかな残体力の差でゲームオーバーとなることも少なくない。些細なミスも重なれば命取りになるのだ。“しっかり避けて、弱点を狙う”という、基本的な動作がより重要となる。

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▲うまくグレネードを喰らわせた! 大ダメージを与えるとともに、背面の甲殻がはがれ、弱点のコアがあらわに。

■タンガント戦
ユーティリティ・リグ(UR)は兵器ではないが、生身のときとは比較にならないほどの耐久力とパワーを持ち、中型クラス以下のAKならば、文字通り蹴散らすことができる。しかし、URに乗っているときでも大型AKが相手では決して油断はできない。工業作業用の重機であるURは敏捷性には欠けるため、AKのスピードについて行くことは難しい。相手を怯ませ、有利な状況を作ってから攻撃するのがセオリーだ。

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▲まずはアームで殴って怯ませろ。
▲怯んだスキを逃さず、クローで掴んで……。
▲ドリルでコアを攻撃!

<ウインチを活用せよ>
機動性の低いURだが、物語を進める中でクロー部分にウインチを装備できる。ウインチはクローを射出し、ジップライン(ケーブル)を張ることでジムの探索範囲を拡げてくれる装備だが、URでの戦闘時には遠距離攻撃に転用可能。小型のAKであれば射出したクローの一撃で倒せ、大型AKを相手にしたときでも、遠距離から相手を掴んで自由を奪うことができる。武器の装備が許されていないURにとっては心強い装備だ。

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▲タンガントの毒液攻撃!  しっかりガードしよう。
▲ウインチでクローを射出!
▲タンガントの尾を掴めた。どう料理する?

■シェラッグス戦
今度は生身のジムとリグ搭乗のコンビネーションでの戦闘例を紹介しよう。大型のAK“シェラッグス”は攻撃力が高く、非常にやっかいなAKだ。まずはアームを振り回して攻撃、ダメージを与えてシェラッグスをひるませよう。

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<アームで殴ってひるませろ>
普通ならば動きまわるAKをクローでつかむことはできないが、こちらの攻撃でひるんだ瞬間なら話は別だ。AKをひるませると、クローでつかめる場所にマーカーが表示される。慌てずに照準で狙いを定めて、シェラッグスの脚をクローでつかもう!

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<すかさずクローで脚をつかみ、拘束>
シェラッグスの脚をクローでつかむことに成功すると、しばらくシェラッグスは身動きが取れなくなる! そのままドリルで攻撃を続けてもいいが、この状態のままURから降りることもできる。

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<URがシェラッグスを拘束しているあいだに攻撃>
生身のままで大型AKに挑むのは非常に危険だが、URがAKを拘束している状態なら生身でも安全にAKを攻撃できる!URでは直接攻撃できない場所にコア(弱点)を持つAKとの戦闘ではこういった戦法を取るのも有効だ。

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<URは強力だが、無敵ではない>
URは並大抵の攻撃なら耐えることができるが、装甲にダメージを受けすぎると機能停止してしまう。またAKによっては、その特殊な能力でURの能力を低下させてしまう場合も。シェラッグスと共生している小型のAK“エルムリッド”はシェラッグスから放たれ、URの装甲に取りついてT-ENGを吸収してしまうのだ!

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▲エルムリッドに取り付かれ、警告表示が!!
▲ダメージを受けすぎるとURは機能停止してしまう!
▲シェラッグス相手に生身のままでは危険だ! 急いで装甲に取り付いたAKを取り除け!!