人気声優も参加したセッションにファン大興奮
2013年7月18日~21日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴにて開催されているエンターテインメントのイベント“Comic‐Con International”(通称“コミコン”)。開催初日となる2013年7月18日、『Batman: Arkham Origins』(日本でのタイトルは『バットマン:アーカム・ビギンズ』、2013年冬発売予定)のセッション“Batman: Arkham Origins”が行われた。
『バットマン:アーカム・ビギンズ』のストーリーでは、まだヒーローとしての経験の浅いバットマンが活躍する。若きバットマンが、やがて友人となるキャラクターと出会う過程や、町の小さな犯罪に立ち向かっていくさまなどが描かれるという。この時代を舞台に選んだ理由は、「この時代のできごとについては、あまり知られていないことが多く、ファンのストレスになる」と考えたためとのことだ。
このセッションでは、『バットマン:アーカム・ビギンズ』に、ヴィラン(悪役)“Copperhead”が登場することが明らかに。最新映像も公開された。このCopperheadのモーションアクターは複数人おり、そのうちのひとりはシルク・ドゥ・ソレイユのメンバーだという。
さらに、ゲーム内で使用できるバットマンのスキンの数々も公開。
また、このセッションには、ゲーム内でバットマンを演じたロジャー・クレイグ・スミスと、ジョーカーを演じたトロイ・ベイカーも参加。ふたりはかなりの実力派の声優で、スミスは『バイオハザード』シリーズのクリスや、『アサシン クリード』シリーズのエツィオなどを演じている。ベイカーは、『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリ、『ラスト・オブ・アス』のジョエルなどの声を担当しているのだ。
それぞれバットマンとジョーカーを演じることについて、スミスは「すごい大役なので、現実とは思えなかった。非常に光栄なことだ」、ベイカーは「ちょうど1年前のコミコンで出演のお話をいただいた。10歳のときに見ていたテレビシリーズのゲームに参加できることは光栄だ」と語り、ときに演技を交えてトークをくり広げ、会場を沸かせた。