ファルコムjdkバンドがOP曲『明日への鼓動』をフルで初披露!
2013年7月7日、都内某所にて、日本ファルコムが9月26日に発売予定のプレイステーション3/プレイステーション Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡』(以下、『閃の軌跡)』)を世界最速で体験できる“『英雄伝説 閃の軌跡』×「プレコミュ」先行!トールズ士官学院オープンキャンパス”が開催。本記事では、第1部の模様をリポートする。
【↓体験プレイのプレイリポートはこちら】
『英雄伝説 閃の軌跡』を世界最速体験! 歴代『軌跡』シリーズを彷彿とさせるワードが登場するイベントシーンや奥深いバトルをリポート
本イベントは、日本ファルコムとプレイステーション公式コミュニティサイト“プレコミュ”が実施。事前に抽選で選ばれた約60名のユーザーが招待され、発売前の『閃の軌跡』を実機で体験プレイしたほか、実際にプレイした感想や意見などを聞いたり、ファルコムjdkバンドによる主題歌初披露ミニライブなどが行われた。また、会場の各所に歴代『軌跡』シリーズのグッズや衣装、出演キャストのサイン色紙などが飾られ、雰囲気を盛り上げていた。
“トールズ士官学院オープンキャンパス”ということで、1限目と2限目は試遊実技(体験プレイ)、3現目はホームルーム(体験プレイの意見交換)、4限目は音楽(ミニライブ)という、学校の授業のような時間割に沿って進行。司会進行役は、メインキャラクターのひとりであるアリサ・ラインフォルトの衣装に身を包んでいた。参加者たちは複数のグループに分けられていたが、試遊実技に入る前に、各グループで自己紹介を行い、3限目の意見交換に備えてリーダーを決めることに。初対面どうしながら、参加者たちはにこやかに挨拶を交わしてリーダーを選出していた。
各グループのリーダーが決まったところで、さっそく試遊実技が開始。試遊台はプレイステーション3版(以下、PS3版)とプレイステーション Vita版(PS Vita版)が用意されており、機種によって違う内容であることが明らかに。PS3版はイベントシーンとバトル、PS Vita版ではダンジョン探索とバトルを体験できるという内容。難易度を4段階(EASY、NORMAL、HARD、NIGHTMARE)から選ぶことができ、中にはスピードクリアーで複数の難易度にチャレンジする人も。2限目では1限目とは違うほうの機種に交替し、参加者たちはそれぞれで約30分ずつ、たっぷりと体験プレイを堪能していた。
3限眼のホームルームでは、教官役として、日本ファルコムの代表取締役社長、近藤季洋氏、ファルコムjdkバンドのメンバーである岡島俊治氏(ドラム)と上倉紀行氏(キーボード)が登場。“オープンキャンパス”らしく、体験プレイについて各グループごとにテーマに沿ってディスカッションを行い、その結果を発表してもらうことに。テーマは、ゲーム全体、キャラクター、音楽の3つで、参加者たちは盛んに意見交換を行っていた。また、教官たちはフリーダムに参加者たちの席のあいだを回りつつフリートークを展開。各授業が始まるときに鳴っていたチャイムの音がゲーム中で実際に使われているトールズ士官学院のものであることと、「起立、礼、着席」というボイスが、ゲーム中のエマ・ミルスティン委員長のものだったことが明かされた。
ディスカッションが終わり、参加者たちからの意見発表へ。ゲーム全体としては、グラフィックの美しさや滑らかさ、アーツの組み合わせのおもしろさのほか、キャラクターごとのフィールドアクションの多様さ、Sクラフトのカットインがすごかった、という感想が発表された。数日前に体験プレイをしたという岡島氏は「水面に映る町並みや、見えないところにも力が入れられているところにファルコム魂を感じました。」と述べた。
キャラクターについては、主人公であるリィン・シュヴァルツァーが意外とマジメだったことや、フィー・クラウゼルのSクラフトがとてもカッコイイこと、リンクアタックで戦闘に勝利した際のキャラクターどうしの勝利会話がかわいく、特にリィンとアリサがハイタッチしているパターンがとてもかわいいという感想が出た。近藤氏はその感想を受けて、「ハイタッチはスケジュールの関係で諦めようかと思っていたが、やってよかった。社長命令でやれと言ったんです(笑)」とコメント。また、本作では頭身が上がりキャラクターの表情がよく見えたので物語に入り込みやすかった、いままでのシリーズファンが喜ぶような設定もあり製品版がとても楽しみだ、という感想もあった。ちなみに近藤氏は、描かれかたやバックボーンなどを含めてユーシス・アルバレア推しとのこと。
音楽については、「ファルコムらしい、ノリがよく何度も聞きたくなるような曲にテンションが上がった」、「瀕死状態のときに音楽が変わったり、宝箱を見つけたときにキャラクターが声をかけてくれるなど、細かいところまで設定されていた」、「サントラが欲しいです!」、「音質がキレイで鮮やか」、「フィールドとBGMがとてもマッチしていた」などなど、岡島氏と上倉氏が「優等生ですね!」と褒めるほどの感想が続出。なんと、このイベントのために海外から飛んできたという参加者もいて、教官たちを驚かせていた。意見発表の後は、先日公開されたばかりの『閃の軌跡』のオープニングムービーが流された。
4限目・音楽の授業では、ファルコムjdkバンドのボーカル、小寺可南子がフィーのコスプレで登場し、『閃の軌跡』のオープニングテーマ曲、『明日への鼓動』をパワフルに歌い上げた。メンバーも合流し、続けて『On The Green Road』(『英雄伝説 零の軌跡 Evolution』より)、『デュルゼルの手紙』(『英雄伝説III 白き魔女』より)、『way of life .ZERO NO KISEKI Evolution-』(『英雄伝説 零の軌跡 Evolution』より・アコースティックアレンジ)、『パンドラ』(『イースVI』より)の計4曲を熱唱。小寺は『On The Green Road』では鍵盤ハーモニカを演奏。また、『パンドラ』では参加者や近藤社長にまでマイクを向けてコーラスを誘うといったムチャ振りも交えつつのパフォーマンスで、参加者のみならずスタッフたちや取材に来ていたメディア陣も巻き込み、場を沸かせていた。
イベント終了後、参加者たちが退出する際、なんと出口にファルコムjdkメンバーが待機。小寺自ら、『ファルコムjdkバンドディーバ小寺可南子シングス1&2カラオケ全曲集+ファルコムソングスの歌い方DVDビデオ限定セット(DVD付)』のCDをひとりひとりに手渡しし、メンバー全員が参加者たちと握手を交わしていた。