他社サービスと同一のパスワードを使用しないことを推奨

 任天堂は、2013年7月5日、公式サイトにて、“お客様へのお知らせ”として、同社の会員制公式サイト“クラブニンテンドー”に不正ログインが発生していたことを明らかにした。

 これは、2013年7月2日夜に、大量のアクセスエラーが発生していたことから調査を開始したところ、発覚したもの。6月9日から7月4日のあいだに、他社サービスから流出したと思われるID、パスワードを使用した不正ログインが23926件発生していたという。参照された可能性のある情報は、会員の氏名、住所、電話番号、メールアドレスで、個人情報等の改ざん、クラブニンテンドーポイントの不正使用は確認されていない。
 また本件への対応として、本日(2013年7月5日)15時、不正ログインが行われたID・パスワードを利用したログインができない措置がなされ、該当する会員には任天堂よりメールが送信されている。
 任天堂では、他社サービスと同一のパスワードを使用している会員に対して、別のパスワードに設定することを改めて推奨している。