◆GAMESマーヤ 秋谷 久子

今週のトップはPS3「ガンダムブレイカー」。予約の段階で頭ひとつ抜けていましたが、当日はダントツトップの勢いでした。
第2位はPS Vita「討鬼伝」。最初どうなるかと思われるほど体験版の印象が悪く、従って「予約」の入りも悪く低迷していましたが、製品版への引き継ぎが出来る体験版が配信(発売日直前)されると、あっという間に「予約」急上昇。PSP版と共に伸びていきました。
第3位は3DS「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」、予約では1位でしたが、発売後は3位と、少し「どうして?」という疑問が残るこのタイトル。原因は、固定ファンのみで広がりを作れなかった事。また、固定ファンがいまだに「真・女神転生IV」をやっていて、こちらにまで「手」が伸ばせなかった事が考えられます。ただ、それが終われば必ず動いてきますので少し時間がかかりそうです。
第4位はPS3「エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~」。最初に限定版からなくなり、通常版へと移行していますが、発売日がこんな激戦日でなければもっと展開できたのに、残念です。タイトルが集中するのがわかった時点でずらせるものはずらして欲しいです。タイトルが集中した時点で店頭展開が限られてしまいます。
第5位は3DS「デジモンワールド リ:デジタイズ デコード」、若い男性達からの支持を受けていました。PSP版が動き過ぎたので、慎重になり過ぎました。ここまで動くとは、想定以上のスピードで出て行きました。
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◆株式会社 トイダック 担当者:小林 秀行

待ちに待った6月最終週、お客様以上にお店側の方が気持ちは強かったかもしれません。久々に新作の販売がメインとなった期間になり、新作タイトルだけでの複数本購入のお客様も多く見られました。2ハード同時発売の「討鬼伝」が合計数としてタイトルトップ。追って「ガンダムブレイカー」、「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」が続く形となりました。「討鬼伝」は発表当初の注目度から、体験版配信時などには一時静かな状況となり少々心配でしたが、蓋を開けてみれば堂々たるもの。
昨今の流れからシリーズ作品慣れしてきてしまった事もあり、新規タイトルは色々な意味でドキドキ感があります。ユーザーの方々は、初めて手にする楽しみからくるドキドキだと思いますが、我々販売店としてはどのくらい売れるかな? という期待のドキドキと共に、順調に売れてくれるかなぁ、というハラハラドキドキが入り混じる、とても複雑な感情です。でも、これが楽しみの一つで、お客様にご来店いただける喜びにもなります。これからも、このドキドキを楽しんでいければ良いなぁと、しみじみ感じました。
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◆ その他のお店はこちら(集計期間:2013年6月24日~2013年6月30日集計)
●PS Vita・PSPの「討鬼伝」が予想より多く売れました。両機種間でクロスプレイも可能なので、これも大きいですね。すぐに完売してしまいました。「ガンダムブレイカー」は上記に次ぐ勢いで高い消化率となっています。「エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~」はゆっくりといった感じです。3DS「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」はいつもと同じ感じとなりました。「デジモンワールド リ:デジタイズ デコード」は予約より当日買いが目立っていました。(兵庫県・ゲーム専門店)
● 「ガンダムブレイカー」「討鬼伝」は、かなり人気が出ています!!(佐賀県・ゲーム専門店)
●PS Vitaでは「討鬼伝」。3DSでは「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」。PS3では「ガンダムブレイカー」と、この3つの動きが良かったように思います。「討鬼伝」がやはり、PSPでするより、PS Vitaでする人のほうが多いみたいです。(大分県・ゲーム専門店)
●「ガンダムブレイカー」、「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」、「討鬼伝」等をはじめ、各機種、各タイトルまんべんなく売れたような感じの一日だった。この勢いで夏商戦に突入したい。(神奈川県・ゲーム専門店)