待望の正式サービスがスタート! 新米君主が続々増殖中!?
6月17日より待ちに待った正式サービスに突入した『ブラウザ キングダムライジング』。βテストやプレオープンからの引き継ぎ組に加え、新米君主も続々と誕生するなか、いよいよサービスイン後は初となるPvPコンテンツ“合戦”の第一弾も開幕。合戦場は数多の君主たちが入り乱れての大熱戦がくり広げられているぞ! そこで今回は、合戦未経験の君主たちに向け、筆者のプレイリポートも込みで、“0から始める合戦基礎知識”をお届けしていこう。
多対多の集団戦が楽しい合戦。まずは気軽にエントリーしてみよう!
『ブラウザ キングダムライジング』における合戦とは、『三国志演義』のエピソードのなかでもとくに有名な戦場を舞台とし、参加プレイヤーが2つの勢力に別れて戦うPvPコンテンツだ。
正式サービスとしては初の合戦となった“五丈原の戦い”では、史実と同様、“蜀”の諸葛亮軍と“魏”の司馬懿軍の2勢力に別れ、2000人近いプレイヤーが参加して、熱く激しい頭脳バトルが展開された。ちなみに筆者は、諸葛両軍に人気が集中すると見越して、あえて司馬懿軍をチョイス。果たして史実通りの大逆転となるか……?
最近ではPvPに対してやや消極的な草食系プレイヤーも少なくないと聞くが、本作の合戦は、1on1のような個人戦で決着するものではないので、国力や腕に自信がないというプレイヤーも心配は無用! 両勢力が挙げた最終的な戦果で勝敗が決するため、仮に開始早々、自分の出城を落とされてしまっても、それが即座に参加勢力の負けにつながるわけではない。
出城陥落から2時間後には、“復活”コマンドで新たな場所にリスポーンできるので、合戦期間中ならリベンジのチャンスはいくらでもあるのだ。リスポーンの結果、それまで以上に戦いやすく条件のいい立地に出城を構えられることもあるので、負けを恐れず、まずは気軽にエントリーしてみよう!
初心者だって怖くない! 合戦における“処世術”をご紹介
合戦がスタートすると、合戦場にプレイヤーの出城が配置される。この状態で最初に何をしたらいいのか戸惑うプレイヤーも少なくないようだ。
筆者も初参戦時には、いきなり敵対する出城に攻め込めばいいのか、攻めてもあっさり返り討ちにされるんじゃないか、と思い悩んだりしたが、“脳筋プレイ”が身上なので、まずはアレコレと策を弄さず、当たって砕けて覚えよう! というプレイスタイルでの挑戦となった。ここでは筆者がプレイを通じて体得した、ビギナー向け合戦処世術をご紹介していこう。
(1)領地を増やしてポイントを稼ぐ!
自分の出城の周囲にある空き地を領地にすることで“合戦ポイント”を稼ごう。「それじゃPvPじゃないだろ!」と総ツッコミされそうだが、これも重要なポイント。しかも領地にした土地レベルに比例して合戦ポイントが多くなるため、高レベルの土地を多く領地にするほどお得なのだ。土地レベルが高く、戦力的に不安なときは、先にオトリとして武将一人の部隊で攻撃を仕掛け、その結果を見て敵の兵科と兵士数を確認。有利な兵科で部隊を編成して出兵すれば、まず負ける心配はない。
(2)戦争重視の同盟に所属して仲間とともに戦う!
合戦にはソロプレイで参加することもできるが、敵対勢力にガンガン攻め込み、より大きな戦果を挙げたいと志すなら、同盟に所属するのがオススメだ。同盟方針として“戦争重視”を掲げていて、アクティブに活動している同盟に参加できれば、ひとりではまったく歯が立たなかった敵に対しても協力して挑むことが可能となるだろう。何より、同じ目的意識を持った仲間とのプレイは、ゲームの楽しさを何倍にも膨らませてくれる。合戦に限らず、同盟への参加はぜひオススメしたい。
(3)近くの同盟員、友好同盟と連携して動く
自分の出城近くに、同じ勢力に所属している同盟員や“友好同盟”の出城がある場合は、連携して動くのがオススメ。有名武将の名を冠した大型サイズのNPC城は莫大な戦力と耐久値を備えているため、プレイヤーひとりの力でどうこうできるものではない。画面上段にある“ひとこと掲示板”を活用し、所属する同盟や友好同盟に連携を働きかけ、足並みを揃えて攻撃を仕掛けるのだ。友好同盟を締結している期間中は、その同盟のひとこと掲示板も自由に閲覧、書き込みが行える。情報交換や伝達などに使わせてもらうといいだろう。
(4)領地を奪って敵の進行を阻止!
合戦では攻撃対象の周囲で互いの侵攻や防衛を阻止するため、領地の奪い合いが頻発する。城攻めに参加できるだけの衝車や投石機が揃っていないプレイヤーは、こうした領地の奪い合いに参加して、味方を援護すると喜ばれるだろう。同じ勢力に所属する同盟員の領地なら、自分の領地とつながっていなくても出兵して領地化できるので、まずは自分の領地を確保して砦を建て、そこを足がかりに周囲の敵領地を片っ端から潰していくのだ。ただし、自分の出城が手薄になって、うっかり攻めこまれないように防衛用の戦力だけは残しておくこと。
毎回異なる戦場がプレイヤーを飽きさせない。やるほどハマる合戦の魅力
合戦は全10日間の期間限定コンテンツだ。その内容も舞台となる戦場によって毎回異なるため、実戦を通じて経験を積む以外、上達する手段はない。
かく言う筆者も、本作でのPvPはプレオープン期間中に一度経験して以来だったので、開戦後しばらくは「つぎに何をしよう?」と戸惑うことも多かったが、所属する同盟の仲間に素直にそのことを伝えたら、たくさんのアドバイスや作戦指示をもらうことができた。
その一方で、敵将NPCの城攻めに気を取られている間にうっかり出城を落とされたり、“兵移動”と“援軍”コマンドを間違えて、部隊が味方の砦に引き篭もってしまったりと、やらかすことも多かったが、それでも弱小君主なりの戦果を挙げ、存分に“五丈原の戦い”を楽しめた。
ちなみに今回、合戦ポイントでは“諸葛亮軍”が序盤から“司馬懿軍”を大差で引き離す圧倒的な展開となったが、その一方で“司馬懿軍”は着々と大将軍城攻め落とし、結果はまさかの“司馬懿軍”大逆転という劇的な幕切れとなった。
PvPと聞くと殺伐とした雰囲気を想像してしまいがちだが、むしろ本作は合戦のPvPにこそ、より深い戦略性や予測できない展開の妙といったゲーム本来のおもしろさが凝縮されていると感じた。シミュレーション好きなら間違いなくハマるはずだ。まもなく次回の合戦スケジュールが公開になるので、ぜひ仲間を募って気軽に参加してみてはどうだろうか?