新作アプリ2作の情報も!

 2013年6月28日(金)、東京都内にてサクセスは“なめこサミット2013”を開催。新作アプリ情報や夏のイベントなど、今後の展望について発表した。

 冒頭では、サクセス 宣伝広報グループの伊藤栄晃氏が登壇。“なめこ”はもともと、7年前にニンテンドーDS用ソフト『おさわり探偵 小沢里奈』に出てきたキャラクターであると説明した。第1作は、続いて発売された続編『おさわり探偵 小沢里奈 シーズン2 1/2 里奈は見た!いや、見てない。』と合わせて、国内で6万本を販売。また、iOS、Android用アプリ版は、2013年6月24日時点で150万ダウンロードされたことが明かされた。

▲サクセス 宣伝広報グループの伊藤栄晃氏
▲PCブラウザ版のパズルゲーム、ニンテンドー3DS用版のパズルゲームも、それぞれ好調。

 伊藤氏は、同シリーズの最新作で、2013年発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『おさわり探偵 小沢里奈 ライジング3 なめこはバナナの夢を見るか?』についても言及。今作でキーキャラクターとなる、“舘 史郎(たち しろう)”というライバルキャラクターを紹介した。また、下記の画像(右)でなめこが持つ“なめコイン”は、今作で追加された新要素。集めると、ゲームのヒントが入手できたり、ミニゲームが遊べたりするそうだ。伊藤氏は、「いままでになった新しいファクターを、『3』では取り入れていきます」とコメントした。

▲舘 史郎は世界一の探偵になるため、里奈に勝負を挑む。舘財閥の御曹司で、正義感が強い。連れている探偵助手の名前は“きなこ”。
▲おなじみのキャラクターから新しいキャラクターまで、さまざまなメンバーが登場。なお、コンシューマーとアプリの連携予定などはないとのこと。

 ここで、ビーワークスの伴雄斗氏にバトンタッチ。“なめこ”と言えば、豊富なグッズやエンターブレインから発売されている「世界のなめこ図鑑」などでもおなじみだが、今後も“ねんどろいど”など、さまざまなグッズ展開が予定。夏休みに向けてのイベントも多く準備されているので、ひとつずつ紹介していこう。

■HMV SUMMER SALE 2013
2013年6月29日(土)から7月28日(日)まで、HMVにて開催されるイベント。クーポンとしても使用できるステッカークーポンやオリジナルグッズがプレゼントされるほか、HMV限定デザインのグッズ販売も予定している。また、2013年6月30日(日)にiOS、Android用アプリ『おさわり探偵 なめこ栽培キット』が2周年を迎えることを記念して、6月30日の1日限定プレゼント企画も実施。レジで「んふんふ、クリアファイルちょうだい」と言うと、オリジナルのクリアファイルがプレゼントされるのだ。詳細は、今後HMV公式サイトで発表されるとのこと。

■LOFT 全国キャラバン
2013年7月6日(土)から9月1日まで、毎週土日にリアルなめこがLOFTに登場。対象店舗は、吉祥寺店、大宮店、船橋店、札幌店、梅田店、千葉店、川崎店、静岡店、横浜店の9店舗。

■なめこ夏ランド
東京・アクアシティお台場にて、2013年7月13日(土)から9月1日(日)まで“なめこ夏ランド”が開催。本イベントでは、屋台風の売り場を設けてグッズが販売されるのだが、一般のお店では見つけにくい「えっ!? それどこに売っているの!?」という、ピコピコハンマーやヨーヨーなど、レアな賞品が売られる予定。ゲームセンター限定のアイテムなども売られているので、気になる人は行ってみよう。

■なめこもりもり収穫祭
2013年7月20日(土)から9月1日(日)までという、小学生の夏休みにあわせた売り場がキディランド49店舗に登場。ステッカーやビニール巾着(1000円以上お買い上げの方)のプレゼントがあるほか、エルム店、内原店、大日店、大曽根店、清水店、光が丘店には、リアルなめこがやってくるのだ。

■NEOなめこ市場 in 東京駅一番街
現在開催されている“NEOなめこ市場”が、いよいよ東京に帰還! 過去3回行われてきた東京なめこ市場だが、今回は売り場だけではなく、東京駅一番街 地下1階をなめこがジャック。キャラクターストリートからラーメンストリートまですべてがなめこ一色に染まる上、グッズを購入しなくても楽しめるさまざまな企画が準備されているとのこと。開催期間は、2013年8月7日(水)~8月23日(金)、8月26日(月)~9月9日(月)まで。

▲このほかにもたくさんのイベントを実施予定。年内に刊行予定のエンターブレイン「世界のなめこ図鑑3」では、“Seasons編”の図鑑を企画中です。公式サイト“なめこパラダイス”も、大幅リニューアル予定。

■なめこ初の実写PV「なめこスクールウォーズ」
 円谷プロダクションによる、なめこ初の実写PV「なめこスクールウォーズ」も公開。どんなものかは、動画をチェック!

アプリの展望

 iOS、Android用アプリ『なめこ栽培キット Deluxe』(以下、『DX』)のこれからについて、伴氏は「ユーザーを飽きさせない工夫をこらしつつ、『DX』は継続ていく」とコメント。今後のバージョンアップとして、新要素“品種改良”を追加されることが発表された。品種改良では、なめこを掛け合わせて薬を使うなど、一定の条件を満たしたときのみ生えるなめこが登場。やり込みユーザーには嬉しい詳細は、今後発表予定だ。

 そして、新作アプリについては、年明けに『Seasons』でも『DX』でもない、初代『おさわり探偵 なめこ栽培キット』のような、ひたすら収穫と図鑑コンプを目指すだけの手軽なアプリをリリースしたいとのこと。『DX』を難しいと感じる人や、初代が好きだけど全部コンプリートしてしまったという人向けに作られる予定だと言う。また、初めてなめこデビューをする人にとって「これ1本をやっておけば、なめこを網羅できる」内容になっていると伴氏は語る。さらに、現在まだ企画書になってないという新作アプリの考案については、“なめこキャラクターを用いた、栽培キットとは違うゲーム”を考案しているとのこと。「ゲームでは、なめこの暮らしぶりが観察できるほか、さまざまななめこやレアなめこたちも登場するようなものを作りたい」と明かされた。

100年後も愛されるキャラクターに――抱負を発表

 最後に、2013年の抱負を発表。“22世紀はなめこの時代!!”と打ち出された抱負には、“100年後もたくさんのファンに愛されるようなキャラクターにしたい”という思いが込められている。「そのために、シリーズを含め、スタッフが一丸となってなめこを育てています。2013年は、その礎を築くための一年になります」と伴氏は熱く語り、イベントを締めくくった。

▲なめこの産みの親、河合真吾氏も登場。「盛り上げていただきましたことに、感謝の言葉をのべさせていただきたいと思います」と挨拶した。