新たな情報を山盛りで公開!

学者と召喚士は巴術士から派生!! 『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』出張レターLIVE Part2~リポート【E3 2013】_01
▲Part 2は英語放送のため、このように欧米スタッフも交えて進行した。

 日本時間6月14日、スクウェア・エニックスは、『新生FFXIV』出張プロデューサーレターLIVE Part 2を、
E3 2013のイベントの一環としてストリーミングで配信。『新生FFXIV』から登場する学者と召喚士は、巴術士から派生するジョブであることなどを番組内で明らかにした。
 会期中2回目の現地放送となる今回のプロデューサーレターLIVEも、本作のプロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹氏が海外プレイヤーからの質問に答えていく形式で進行。その冒頭で、学者、召喚士、巴術士はすべてペットを操る職業であることを正式に明かしたのだ。さらにこれらのペットジョブがペットを喚び出すシーンを中心とした動画も公開。

ほかにも蛮神戦の報酬やハウジングの詳細など質問は多岐にわたり、じつに数多くの新情報が番組内で公開された。具体的な質疑応答の中身は、以下のとおりだ。

Q.召喚士と学者は、同じクラスから派生する?
A.『新生FFXIV』では、ひとつのクラスから複数のジョブが派生するシステムを採用している。その第一弾が学者と召喚士で、ベースとなるクラスはどちらも巴術士。

学者と召喚士は巴術士から派生!! 『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』出張レターLIVE Part2~リポート【E3 2013】_02

Q.そのほかのクラスも複数のジョブに派生する?
A.将来的には、複数のジョブに枝分かれしていくタイプのほうが多くなると思ってもらっていい。

Q.今後はどのようなジョブが登場する?
A.ファンのみなさんが忍者や侍に期待を寄せているのは知っている。それらがはたしてクラスになるのかジョブになるのかを、予想しながら待っていてほしい。

Q.召喚士はどのようなペットを呼び出せる?
A.見た目がイフリートに似ているキャラクターを喚び出せたりするが、実際はイフリートではなく、イフリート・エギと喚ばれる存在。

Q.イフリート・エギのほかには?
A.ガルーダやタイタンのエギが登場するかも?

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Q.巴術にはカーバンクルがいて、召喚士にはエギがいる。では学者は?
A.フェアリーと呼ばれるペットを扱う。アートディレクターの吉田明彦氏がデザインを担当。

Q.学者の特徴は?
A.フェアリーとタッグを組んで戦うジョブ。学者自身も魔法を唱えることができ、役割としてはヒーラー(回復役)に近い。HPを直接的に回復できる白魔道士に対して、この学者はリジェネレーションなどDoT系を中心とする魔法で仲間を治療する。回復系のバフ(強化魔法)をつねに自身に掛けながら、ペットを使って攻撃。また同時に味方へヒールを配りながら全体を治療……というのが彼らのスタイル。インスタンスダンジョン潜入時に、ヒーラーとして活躍できるよう調整を行っている。ヒーラーとしてだけでなく、使いかたによっては攻守が切り替えられるジョブになると思う。なお学者もケアルが唱えられる。

Q.学者はいろんなフェアリーが呼び出せる?
A.複数のフェアリーを使い分けるのではなく、喚び出しかたによってフェアリーのモードが変化する。そのモードに応じて、見た目も変わる。

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Q.召喚士のエギはモードチェンジする?
A.タイタンはタイタンらしい戦い、イフリートはイフリートらしい戦いかたをする。

Q.学者、召喚士、巴術士の紹介動画を、どのように観てもらいたい?
A.ペットが扱える職業が3つ揃った状態で『新生FFXIV』がスタートするということを認識していただきたい。

Q.ロンチから1年以内に実装されるジョブはある?
A.最初のエクスパンション(拡張版)をリリースする前には、何らかの動きがあると思う。

Q.DirectX11へのサポートはロンチからどれくらい後になる?
A.1年以内くらいを目標にしている。DirectX11とDirectX9は根本的に構造が違うので、ふたつのクライアントに分ける必要がある。しっかりチェックしてから出そうと考えている。DirectX11によって、かなりクオリティーが変わるはず。

Q.イシュガルドはいつごろ実装される?
A.グランドカンパニークエストのような、イシュガルドを包括した新ストーリーとして開始しようと思っている。イシュガルドは、ドラゴンとの戦いの影響で門を閉ざしている。そうした混乱を、外側から(冒険者が)サポートするようなシナリオを展開しながら、エクスパンションがリリースされるタイミングで、ついにイシュガルドの門が開く……という展開がいい。

Q.釣りの詳細を教えて!
A.βテストフェーズ4からプレイ可能になる。以前発表したとおり、アクションゲームのようにはならない。リラックスして遊べるはず。魚そのものにあまり価値を持たせないようにするので、RMTの心配はしていない。いろんな海、川、湖で時間帯にふさわしいエサなどを選んで釣っていく。釣れやすくなるアクションを駆使して、サイズや種類のコンプリートを目指してもらうイメージ。

Q.βテストフェーズ4からアーリーアクセスまでの間隔はどれくらい?
A.1日~3日くらいしかないはず。

Q.フリーカンパニーのメンバー以外の人でもハウジングに入れる?
A.パーミッションというウィジェットでかなり細かく設定できる。家に入れる人の条件を、同盟を組んでいるフリーカンパニーのメンバーに限定したり、everyone(誰でも)に設定したりできる。フリーカンパニーチェストという、共有の収納庫にアクセスできる人の条件も選べるようになっている。負荷の具合にもよるが、将来的には個人にも(家を)開放することも考えている。

Q.ダンジョントークンの詳細は?
A.トークンは、武器防具を買うための専用通貨のようなもの。その種類によって、交換できるアイテムのリストが決まる。たとえば蛮神戦の高難度版で手に入れたトークンでいわゆる蛮神武器を取得したら、その武器を使って、さらに難度の高いコンテンツに挑戦。そこでまた別のトークンの取得を目指してもらうイメージ。

Q.ロンチの時点では全部でいくつのゾーンが存在する?
A.正確には数えていないが、ダンジョンを入れると40以上あるはず。エクスパンションのリリースまでに、最大で80ゾーンまで増やせるようにしてある。

Q.チョコボ育成について何か教えて!
A.チョコボは技を手に入れることで成長。3種類のスキルツリーの中にある技を、ポイントを消費して取得していく。βテストフェーズ4で、ポイントの振り分けが入ってくる。

Q.蛮神バトルの詳細は?
A.4人(ライトパーティ)か8人(フルパーティ)で、1体の蛮神とガチンコ勝負をくり広げるコンテンツ。限定されたフィールドで、いくつかのモードに移行する蛮神と戦うことになる。一方でオーディンのように、フルアクティブタイムイベント(F.A.T.E.)に登場する蛮神もいる。ハイレベル帯ではベヒーモスも姿を表す。ベヒーモスは、30~40人で戦うことになる。まずはツノを折ってダメージを奪える状態にしてから、F.A.T.E.のフェーズを進めつつ戦っていく。オーディンは、フィールド上で展開される蛮神戦というイメージ。20~30人程度で戦いを挑み、範囲攻撃をみんなで避けながら攻撃していく。一定時間が経過すると、”斬鉄剣”で近くの冒険者がまとめて真っ二つにされたりもする。じつはオーディンにはまだ大きな秘密が隠されている。

Q.『旧FFXIV』で楽しめた特殊戦教練のようなコンテンツは存在する?
A.(『FF』シリーズに登場してきた)歴代のモンスターと戦えるコンテンツが特集戦教練に近い。

Q.ガレマール帝国の皇帝は登場する?
A.設定上ではすでに登場している。かなり高齢で、現在は病に伏せている状態。それが原因で各将軍が暗躍するという側面がある。皆さんが会えるくらいのタイミングでは、もしかしたら亡くなっているかも。だからといって、ガレマール帝国の脅威がなくなるということはない。

Q.マウント(乗り物)向けの装備は製作できる?
A.できるようになると思う。魔導アーマーのカスタムパーツも作れるようにしたい。

Q.『FFXI』のメンターシステムの導入については?
A.フリーカンパニーに関連する形での導入を考えている。だれが新人なのかを判別するための仕様もすでにある。ただし業者対策で、新規作成したばかりのキャラクターはトレードを封印するといった措置を取る可能性が高い。

Q.レリック(ジョブ専用武器)クエストに関連する依頼はどれくらい変わっている?
A.あまり変わっていないが、『旧FFXIV』よりは楽になっている。極イフリート討滅戦などの難度は据え置き。ハムレット防衛に通う必要はなくなっていると思う。

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