ちなみにフィゲロアホテルの大看板はゲームではなくゾンビ映画「ワールド・ウォーZ」でした

E3開幕前々日、会場周辺には早くも『DARK SOULS II』などの広告が【E3 2013】_04
▲入り口真下は毎年結構渋いゲームのバナーが出ていて、今年はTHQからセガに権利が移ったストラテジーゲーム『Company of Heroes 2』。

 今年もやってきましたE3。ファミ通.com取材班も開幕2日前、カンファレンス日の前日である現地時間6月9日に到着し、早速会場にプレスパスを引き換えに行ってきました。
 そこで気になるのが各社が会場周辺に出している看板。まぁ結構なお金がかかるわけで、どのタイトルに力を入れているのかが何となくわかるわけですね。

 エレクトロニック・アーツの『バトルフィールド4』やらユービーアイソフトの『アサシン クリード4』なんかの大作は「あぁやっぱり今年はコレなのねぇ」ってな感じがするし、ワーナーの『Dying Light』みたいに新規IPの広告がバーンと出ていたりすると「いきなり広告費を突っ込むのに値するぐらい自信がある出来ってことかな?」なんて推測してみたりするのも楽しいわけです。

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▲そのほか大通り沿いのホールの壁面には『バトルフィールド4』、『アサシン クリード4』といった問答無用の大作から、『デッドアイランド』を開発したTechlandの新作ゾンビゲーム『Dying Light』、ちょっと続報が途絶えている間に名前も変わった『The Bureau: XCOM Declassified』、あとは写真には写っていないが『バットマン:アーカム・ビギンズ』などの広告が。

 そんな取材班が最初に目にしたのは……『DARK SOULS II』の広告。コンベンションセンターの裏手に広告が出ているんですが、実はここハイウェイ沿いで、空港からダウンタウンまでタクシーでやってくるとほぼ必ず目にするという、穴場的な配置。世界のプレスや関係者がダウンタウンにさしかかって「さーて今年も始まるぞ」と気合を入れたところで『DARK SOULS II』がお出迎えというわけで、さすがに力が入っているなぁと思った次第です。

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▲『DARK SOULS II』の看板には2014年3月との表記が。イェイ!
▲プレス用のパスはアトラスUSAが『真・女神転生IV』と『ドラゴンズクラウン』の広告を入れている。
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▲実は『DARK SOULS II』の広告、空港からダウンタウンに入ってくるハイウェイから見えるようになっているのだ。

 ちなみに毎年壁面いっぱいに大作ゲームの広告が出るフィゲロアホテルは、今年はゲームではなくブラッド・ピットが権利を取った大作ゾンビ映画「ワールド・ウォーZ」(原作小説は邦訳が好評発売中。映画は8月10日より全国ロードショー)。E3のプレスパスのホルダーの広告は今年もアトラスUSAで、『真・女神転生IV』と『ドラゴンズクラウン』の広告を出していました。

 明日(日本では今夜未明)から各社のカンファレンスが立て続けに行われ、新ハードの詳細や超大作の発表などがガンガンに出るわけですが、ファミ通.comではそういった大ネタはもちろん、全国で100人ぐらいが喜ぶだろうマニアックなタイトルや謎のゲーミングデバイスといった趣味全開のネタまで幅広くお届けしていきますので、今年もよろしくお願いします。