処刑任務を動画でチェック!
角川ゲームスとグラスホッパー・マニファクチュアが共同で開発を進めている『KILLER IS DEAD(キラー イズ デッド)』。ファミ通.com編集部は本作のサンプルROMを入手。ここでは、ゲームを先行体験した本誌記事担当による最速プレイリポートを掲載しよう。今回紹介するのは、浜田山というヤクザの親分の処刑に臨むことになる“闇に消えた虎”というエピソード。プレイ動画も併せて掲載するので、ストーリーの雰囲気とアクションの肌触りをぜひ感じ取ってほしい! また、お色気要素満点のジゴロミッションの動画も要チェックだ!!
ミッションは、剣戟に探索、息をつかせぬスピーディーな展開
まずは、映像とセリフの“間”でハードボイルドな雰囲気を演出する、カットシーンが展開。処刑対象の浜田山と、モンドの上司であるブライアンとの“因縁”をビンビンに感じつつ、任務場所に到着する。門を破り、戦いの気分が盛り上がったところで処刑ミッションがスタート。ブライアンの代わりに京都にやって来たモンドに、浜田山の手下が襲いかかる。どうやら浜田山は、モンドの力量を推し量っているようだ。つぎつぎと現れる刺客を倒しつつ、庭園に隠れている5人のニンジャから巻物を奪っていくのだが、そのうち何人かは、びっくりするほどわかりづらい場所に隠れていたりする。ただし、巻物を持ったニンジャに近づくとマッセルバックが点滅する親切設定のため、探索自体のストレスはほとんどなし。なお、敵とのバトルは、迫力満点の剣戟アクションとなっている。戦闘では、スラッシュ(斬撃)、ガード(防御)、ドッジ(回避)を使い分けて戦うことになる。また、“コンボ数”がアップするほど早く鋭い攻撃を仕掛けることができ、特定のコンボ数で敵を倒すと、ド派手な処刑技、“ファイナルジャッジメント”が発動! うまく決まれば気分爽快だ。
ボス戦は、戦いの緊張感を極限まで高める演出とシステム
浜田山から与えられた試練をクリアーすると、ようやく浜田山本人と対面することに。みずからの背中の入れ墨から現れた巨大な虎にまたがり、京都の町を駆け抜ける浜田山を、モンドの同僚であるヴィヴィアンの運転するバイクで追いかける、ハイスピードバトルに突入! ドリフトやガードで敵の攻撃や障害物を回避しつつ、浜田山をGEKKOUで斬りつけるのだ。ある程度ダメージを与えると、いよいよ浜田山との直接対決へ。デッドヒートの喧騒から一転、静寂が支配した枯山水風の日本庭園で、向かい合うモンドと浜田山……。処刑人になった理由を尋ねられたモンドが、「目を覚ますと、腕が機械になっていた。それだけだ」と答えると、浜田山が「“害虫”にならなくてよかったな」と切り返す。世界的な文豪であるカフカの代表作『変身』を引用した、ウィットに富んだ掛け合いで、互いの闘争心がヒートアップしたところで、真剣勝負の火ぶたが切られる。浜田山の斬撃は、ガードしているモンドを吹き飛ばすほどの威力。ここでは、相手の構えから、縦斬りや横斬り、そしてジャンプ斬りといった攻撃方法を予測して、ガードで受け止めたり、ドッジする必要がある。危険と隣り合わせのスリリングな駆け引きがアツい! 激闘の末、浜田山を追い詰めて処刑しようとすると……浜田山の入れ墨から巨大な虎が出現。戦いは第2ラウンドに突入し、本当の“死闘”が幕を開ける。このように、ボス戦では一瞬たりとも油断できない展開が目白押しとなっている。持てる技のすべてを出し尽くして、敵との死闘を制するのだ!
ジゴロミッションは、“絶対に負けられない戦い”!?
モンドのもうひとつの戦い、“ジゴロミッション”。このミッションでは、モンドが世界中の美女の“お相手”をする。今回体験したのは、ブラジル出身で27歳のセクシー美女、ナタリアのミッションだ。オシャレなバーのカウンターで美人を口説くという、男なら誰もが一度は憧れる状況で“戦い”はスタート。制限時間の3分間で、ほろ酔い気分のナタリアの一挙手一投足に全神経を集中! 彼女がワインを飲むとき、髪をかき上げるときなど、視線が外れた瞬間を狙って、うなじや胸や太もも、そしてその“少し上を”チラ見。いや、ガン見する!もはや彼女との会話などうわの空。いけないという背徳感が、バトルとは異なる極上のスリルをもたらすのだった。……3度目のプレイで口説き落とし、ごほうびに武器をゲット。これだけで十分ドキドキなのに、特典のモンド・スーパーアイで下着が覗き放題になったら、どうなるの俺!?
KILLER IS DEAD(キラーイズデッド)
メーカー | 角川ゲームス |
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対応機種 | X360Xbox 360 / PS3プレイステーション3 |
発売日 | 2013年8月1日発売予定 |
価格 | 7980円[税込] |
ジャンル | アクション / 処刑 |
備考 | エグゼクティブプロデューサー:安田善巳、エグゼクティブディレクター:須田剛一、開発:グラスホッパー・マニファクチュア |