［お詫びと訂正］出演者のコメントに誤りがありましたので、修正いたしました。読者、並びに関係各位にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
配信前に公開収録の模様をリポート
2013年5月19日、アークシステムワークス創立25周年を記念したイベント“ARC SYSTEM WORKS FESTIVAL”（アークシステムワークス フェスティバル）が神奈川県・パシフィコ横浜にて開催された。イベントでは、格闘ゲーム大会“ARC REVOLUTION CUP（あーくれぼ）”やミュージックライブに加え、『ブレイブルー』を応援する公式Webラジオ『ぶるらじH（はいぱ～）』の公開収録も実施。ここでは、その公開収録の模様をリポートする。なお、 本記事ではネタバレが多数出てくるため、『ぶるらじH（はいぱ～）』での配信を視聴予定の人は注意してほしい。
※ARC REVOLUTION CUPやミュージックライブのレポートは【こちら】
今回は、メインパーソナリティーを務める杉田智和（ラグナ＝ザ＝ブラッドエッジ役）、近藤佳奈子（ノエル＝ヴァーミリオン、ν-No.13-、μ-No.12-役）、今井麻美（ツバキ＝ヤヨイ、イザヨイ役）の3人に加え、柿原徹也（ジン＝キサラギ役）、植田佳奈（レイチェル＝アルカード役）、斎藤千和（タオカカ役）、中村悠一（ハザマ役）、松浦チエ（ココノエ役）、磯村知美（マコト＝ナナヤ役）、行成とあ（バレット役）、安元洋貴（アズラエル役）がゲストとして出演。「異様なほどゲストが大量にきています」（杉田）の言葉通り、総勢11名のキャスト陣が登場するという『ぶるらじ』史上最多ゲストの公開録音となった。
最初のコーナー“ぶるらじランキング島はいぱ～はいぱ～！”では、キャラクターに対するファンからの熱いメッセージを見ながら、さまざまなトークが展開された。レイチェルへのメッセージは、ほとんどが“姫様のイスになりたい”といったドM精神全開の内容で、出演者も納得の様子。逆に、「レイチェルに何かしてみたい人は？」（杉田）と来場者へ質問をすると、数人のドSが挙手。「お前このやろう！……後で話がある」（杉田）とツッこみを入れ、会場の笑いを誘っていた。また、バレットへのメッセージは、「みんな性的な目で見すぎじゃない？」（中村）と言うほど、半数以上が“ホットパンツ”に関するもの。これを受けて、「前回のイベント（ぶるふぇす2012）で、次回のイベントはホットパンツで出演するかもって言ってませんでした？」と中村が振ると、行成は「言ってません！」（行成）のひと言で一掃した。そんな中村が演じるハザマには“好きなものがゆで卵なんてかわいすぎる。のどに詰まらせろ”といった愛に溢れる（？）メッセージが寄せられていた。そして、最後は主人公であるラグナ。“主人公なのに圧倒的にグッズが少なくて泣いています”というメッセージに出演者、来場者も大爆笑していた。
ファンメッセージの後は、公式サイトで実施されていたキャラクター人気投票の結果発表！ 10位～2位の結果は……。
2位 ノエル＝ヴァーミリオン
3位 ハザマ
4位 ラグナ＝ザ＝ブラッドエッジ
5位 ジン＝キサラギ
6位 マコト＝ナナヤ
7位 ハクメン
8位 ココノエ
9位 バレット
10位 レイチェル＝アルカード
誰もが上位に入るであろうと思っていたジンが5位、そして主人公のラグナが4位という結果に、「ちょっとー！」（杉田）、「ここ（順位）だとは思わなかった」（柿原）、「3位までに入っておかないとまずいんじゃないか？」（安元）と慌てふためく出演者たち。そして、ハザマが3位になったことで、出演者たちはますます大騒ぎ！ 今井の「こんな性格の悪い男のどこがいいの？ みんなだまされてるよ！」というコメントに、ハザマを演じる中村も「こんなヤツがいたら嫌だろうなと思いながらお芝居してるので、僕もなんでハザマが3位なのかよくわからないです」と納得していた。そして、1位の発表……とその前に、近藤の「あれ？ （私たちの中で）まだひとり出ていないキャラクターがいるよね？」という発言を引き金に事件が勃発！ 今回の出演者が演じているキャラクターは11人。その中で10位～2位に入っていないキャラクターが数人いたにも関わらず、ほかのキャラクターたちの存在を忘れてしまうという近藤の天然パワーが炸裂し、「いまのはヒドイぞ！ ガチムチゴリマチョ（アズラエル）が愛されないのは俺だって知っているんだ！」と安元が大興奮。すかさず中村が「1位はアズラエルですよ」とフォローするが、1位は……。
1位 ツバキ＝ヤヨイ
1位がスクリーンに映し出されると、今井は大喜び。「『ブレイブルー』ファンの方はMの方が多いんだなと改めて感じました（笑）。これまでランキングで上位にあまり入ったことがないのでうれしいです。ありがとうございますー！」（今井）とコメント。残念ながら1位ではなかったアズラエル役の安元は「（1位の発表前に）MCが振ってきたので、もしかしたら1位もあるかな？ と思いましたが、なかったですね（笑）」と感想を述べた。そして、11位以下は……。
11位 ν-No.13-
12位 プラチナ＝ザ＝トリニティ
13位 タオカカ
14位 セリカ
15位 アラクネ
16位 イザヨイ
17位 獣兵衛
18位 バング
19位 その他（アステカ、森Pなど）
※アズラエルは22位
『ブレイブルー クロノファンタズマ』の新キャラクターであるアズラエルやアマネが19位までに入っていないということで、「新キャラへの票がバレットさんに集中したんじゃない？」（中村）、「ホモ臭いところがダメだったのかな？」（安元）とさまざまな憶測が飛び交う中、「公然と好きって言いにくいキャラなのかも？」（杉田）という意見にみんな賛同。中村も「アズラエルに票を入れたからって友だちに言ったら、その友だちから距離を置かれそう（笑）」と語った。
つぎのコーナーは“もしもの１コマブレイブルー”。これは、お題の1コママンガのフギダシの中におもしろいセリフ入れるという内容。解答者たちは、実体験をもとにしたものやキャラクターの特徴をとらえたものなど、声優とは思えないイマジネーションでおもしろいセリフをつぎつぎと披露していった。また、ラグナのコスチュームをモチーフにしたセクシー衣装のコンパニオンが、お題のフリップを交換するために解答者席にたびたび来るのだが、そのセクシー衣装を至近距離で見た中村から「あっ……」という声が出たり、コンパニオンを熱い視線で見つめながら「寒くないですか？ 俺が温めてやろうか？」と低音のステキボイスで語りかけるなど（コンパニオンはそのままスルーしていましたが）、コンパニオンに男性声優陣が大興奮する場面も！
そして、おつぎは配信されないここだけのスペシャルコーナー“闇に喰われたのな～んだ？”。今井が司会進行のもと、中村、斎藤、松浦、磯村の“ザ・けものーずチーム”、 植田、柿原、安元、行成の“姫様となにやら愉快な下僕達チーム”、 杉田、近藤の“ぶるらじチーム”の3チームに分かれて、スクリーンに投影されたシルエットが何かを当てるというクイズ対決が行われた。正解者のチームにはポイントが与えられ、最終的にいちばん多くのポイントを獲得したチームには豪華賞品が贈呈されるという説明を受けると、ここでも男性声優陣が暴走。豪華賞品は「さっきのお姉ちゃん（コンパニオン）でしょ？」と言った中村に、「本気を出さざるを得ないな」（安元）、「それは譲れない」（柿原）とどんどん乗っかり、気合十分でクイズに挑んだ。
最初の問題は、『ぶるらじ』でおなじみの“太くて大きなお魚ソーセージ”。植田が「魚肉ソーセージ」と答えるも残念ながら正解とは認められず、近藤が正しく答えを述べ、“ぶるらじチーム”が1ポイント先取した。おつぎはなんと最終問題。正解者チームには3ポイント与えられるということで、「これまでのことはいったい何だったんだ！」（杉田）、「何のためのリハ（リハーサル）だったんだよ」（柿原）と解答者も驚きの展開。しかし、その分問題も難しくなっており、3つの人影がスクリーンに映し出された。解答者たちからは、EXILE、ダチョウ倶楽部、Perfume、三代目J Soul Brothers、黒い三連星など、さまざまな解答が出るもすべて不正解。そして、今井の「偉い人たちばっかりなのに、がんばってくれていますよ！」というヒントで、磯村が「少年隊」と答えるもこれも残念ながら不正解。さらに、今井が「偉いし、エロい人」とヒントを出したことで、安元が「森さん（森利道プロデューサー）」と答え、“姫様となにやら愉快な下僕達チーム”が見事3ポイントを獲得し、勝利となった。
2問目の正しい答えは、森利道プロデューサー、テレビアニメ『BLAZBLUE Alter Memory（ブレイブルー オルターメモリー）』の監督を務める橘秀樹氏、監督協力の水島精二氏。安元が正解したことで、ようやくステージに登場できた3人はテレビアニメ制作への意気込みを語った。
そのほか、『ぶるらじ』でおなじみのリスナーが書いた恥ずかしいポエムをノエルが朗読する“ノエルポエム”や、感想をさまざまな人に聞いていく“ツバキの報告書”、“姫様と愉快な下僕達チーム”へ贈呈された豪華商品を来場者へプレゼントする抽選会も実施され、出演者も来場者も終始大盛り上がりの公開収録となった。
