スマホで観ていたあのイラストを大きなサイズでガン見しまくろう!

 2013年5月18日より、東京・コトブキヤ秋葉原館にて、iOS/Android用ゲーム『ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い』(以下、『ギルティドラゴン』)の展示イベントがスタートした。オープニングイベントとして開催された、本作の制作プロデューサーにしてサイバーコネクトツー代表取締役社長・松山洋氏によるトークショウの模様とあわせてリポートしよう。

 本イベントは、コトブキヤ秋葉原館5Fイベントスペースにて、2013年5月24日まで開催中の、入場無料の展示イベントだ。『ギルティドラゴン』内に登場するカードユニットのイラスト画のほか、キャラクターデザイン・細川誠一郎による本作のキャラクター設定画などが展示されている。
 さらに、本イベントのポイントとして見逃せない……というか聞き逃せないのが、会場で流されているBGMだ。松山氏いわく、「サイバーコネクトツーのサウンドスタッフたちが“先を見越して”マスタリングし直しました」という本作の楽曲が流されているのだが、そのうちの一曲は、サイバーコネクトツー作品ではおなじみの“LieN -リアン -”が歌う、本作のテーマソング「星をかぞえて」のフルコーラスバージョンなのだ。現在のところ、フルコーラスバージョンが聞けるのは、このイベント会場のみだとのこと。会場内のBGMは6曲が約30分ほどでループする形となっているので、イベントに行った人は、すべての曲を聴き逃さないように注意しよう。

『ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い』展示イベントが開催 オープニングイベントに松山洋氏が登場_01
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 また会場では、『ギルティドラゴン』のイラスト集『ドットハック ギルティドラゴン ビジュアルワークス #1』も先行販売されている。今後、コトブキヤ各店に順次入荷されるほか、いずれサイバーコネクトツーのオンラインショップ“CC2ストア”でも販売されるとのことだが、いち早く入手したい人は、展示イベント開催中にコトブキヤ秋葉原館に行くのがオススメだ。

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 なお、会場でも展示されていた、細川誠一郎が描いたイラストの複製原画が販売される。完全受注生産で、CC2ストアで予約を受け付け中。なお購入特典として、松山氏のサイン色紙もついてくる。松山氏は、すべての色紙に異なるメッセージを書いてくれるそうなので、メッセージについて要望がある人は、予約時にその旨伝えてほしいとのことだった。

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「気にせず、無責任に意見してください」(松山氏)

 2013年5月18日は展示イベント初日ということで、オープニングイベントとして、松山洋氏のトークショウ&サイン会が開催された。

 満員の来場者の拍手に迎えられて登場した松山氏は、まず前振りとして、改めて『ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い』のコンセプトの説明からトークをスタートした。松山氏は、いままでのイベントなどでも語っている通り、『ギルティドラゴン』が『.hack』シリーズの最新作であること、そして制作にあたっては、“無料でどこまでも遊べる”を基本コンセプトにしていることを強調した。
 実際、松山氏が来場者に問いかけてみたところ、本イベントの性質上、ほぼ全員が『ギルティドラゴン』をプレイしているのは当然として、「毎月課金をしている人は?」の問いに手を挙げた人は、全体の約5分の1程度。基本的に無料で楽しんでいる人も多いというわけだ。ただその一方で、会員数、売上については、「昨年11月の正式サービスイン以降、右肩上がりで増えています」(松山氏)とのこと。ここまでは、松山氏の理想通りにサービスが展開していると言えそうだ。

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 そしてこの日の本題、『ギルティドラゴン』の今後の展開についての情報が明かされた。どんどんバージョンアップを重ねて進化を続けている『ギルティドラゴン』だが、松山氏によると、制作チームはユーザーの声を非常に大事にしているのだという。インターネット上で見られる意見も重視しているそうで、「スタッフたちは、更新をするたびに、Twitterで“ギルドラ”“ギルティドラゴン”“ドットハック”などのキーワードで検索しまくっています(笑)」(松山氏)。また、「ほにゃららちゃんねるなんかも、かなり参考にしているようです」(松山氏)と、某大手掲示板に挙がっている意見を重視しているとの発言も。松山氏自身は、「あんなに偏った意見なんか参考になるかなぁ?」(松山氏)と半信半疑のところもあるそうだが、ユーザーの本音がダイレクトに表現されているのも事実。ということで、制作チームの面々はかなり気にして見ているそうだ。
 松山氏も、「ネットでは松山●●(編集部判断で伏せ字)とか叩かれてますけど」と苦笑いしつつ、「不満や要望があれば、気にせず、無責任に、どんどん言ってください」と、どんどん意見を寄せてほしいとアピール。ただ、「でも叩くばかりじゃなくて、いいときには褒めてね(笑)」(松山氏)とのことだった。

 続けて、ゲーム内に登場するファントムたちのデザイン画が披露された。ちなみに、第2弾PVの最後にすこしだけ登場していた人物が、“4人目のファントム”として紹介されていたが、これは会場限定の情報ということで、公開はNG。会場では、開発中の実機映像として、この人物が実際に動いている様子まで披露され、来場者の歓声を集めていたが……それほど遠くない時期に実装されるとのことなので、続報を待ってほしい。

 さらに会場限定の情報として、近日実装されるというまったく新しいバトルイベントに関する情報も公開された。こちらも開発中の動画が披露されたが……スゴかったです、とだけお伝えしておこう。

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▲トークショウ終了後のサイン会も大盛況に。