次の10年へ進むために
▲ラストはスタンディングオベーションの中、首脳陣で乾杯。
アイスランドのレイキャビクで開催中の、CCP Gamesのオフラインイベント“Fanfest 2013”。2日目となる26日の『EVE Online』メインの基調講演の前半は、これまでの歩みが振り返られた。
リリースから数えて約10年、開発期間も含めるとそれ以上になる。アイスランドからサンドボックスタイプのオンラインゲームという他に例がないものをリリースし、成功を収めるというのは、並大抵のことではない。その苦難の歴史が……なぜか男らしいサービスショット多めで明かされた。
▲独立してボードゲームを出すところからスタート。1万セット売れてPC3台とアーティストとプログラマーをゲットだぜ!
▲初期ロゴ。往年の名作SFゲーム『Elite』の影響が伺える。
▲最初の公式スクリーンショット。
▲で、プロトタイプがこれ。うーん、道のりは長い。
▲リードプログラマー、座る。
▲リードプログラマー、立つ。いや立つな。
▲E3に来たぜー!
▲いろんな人に興味を持ってもらえたぜー!
▲でも誰も餌に食いつかねぇ!(パブリッシャーがつかなかったという意味)
▲もっと過激にいかなきゃいかん! という謎の決意。
▲なんでこうなるんですかねぇ……。
▲2002年のスクリーンショット。
▲ビデオカンファレンスでパブリッシャー候補いわく「リアルタイムのスクリーンショットじゃねぇだろコレ」
▲買い手がつかないから資金が尽きたぜ、フ●ック!
▲なんだかんだで助けてくれる人も見つかり、βテストへ。順調順調。
▲ちょっと引っかかったかな?
▲でも、もうちょっと、行けるはず……。
▲逝ったぁぁぁぁ!! スケジュール延期へ。
▲どうにかこうにか再開発を行い、いよいよリリース。
▲売り切れ! 大人気!
▲「PC Gamer」の表紙にもなった!
▲レビューもバッチリ!
▲でもパブリッシャーのSimon & Schuster Interactiveが営業停止。
▲そして権利を買い戻して自社パブリッシングにして、イェーイ!(なぜ脱ぐんだ)
前半部分では、エグゼクティブ・プロデューサーのジョン・ランダー氏から直近のデータなども披露された。エグゼクティブ・プロデューサーから退任しモバイル部門へと移ることが発表されているランダー氏だが、数々の数字は氏が立て直しに奔走した証拠でもある。退場する際にはこれまでの仕事を称えて、場内からスタンディングオベーションで割れんばかりの拍手が送られた。
▲Faction Warfareの活性化。Infernoエクスパンションから伸びている。
▲CRIMEWATCHのテコ入れによりLow SecでのPvPキルが増えたというデータ。
▲バウンティ(賞金首)システムの活性化。すごい額がかかっている……。
▲Retributionはもっとも成功したエクスパンション(拡張)と考えているとのこと。
▲巨大な艦船をTitan級と呼ぶことにちなんで……ローンチ時から登録しているプレイヤー4名にNVIDIAの最新グラフィックカードのGTX Titanが送られた。