6月より、スマートテレビ対応新チューナーを提供開始
NTTぷららは、本日2013年4月17日に“2013年上半期ひかりTV事業説明会”を開催。同社が展開する映像配信サービス“ひかりTV”で、6月3日よりスマートテレビ対応の新チューナーを提供することなどを明らかにした。
説明会で、同社の板東浩二代表取締役社長は“ひかりTV”の会員数が245万人(2013年3月末現在)と成長していると発表。現段階を「マルチデバイスの確立+音楽、ゲームなどの新たなビジネスの展開」期と位置付け、2013年上半期に新たなサービスを投入して2014年3月末での会員数300万人を目指す。
まず、マルチデバイスによるサービスとして、従来のチューナーと比べ、約10倍のハードウェア性能を持つとするスマートテレビ対応新チューナー(Android OS 4.0搭載)を6月3日から提供開始する。初期費用:1050円[税込]、月額レンタル料金:525円[税込]。
さらに、テレビ向けクラウドゲーム“ひかりTVゲーム”も6月3日にスタート。月額525円[税込]で、約50タイトル(サービス開始時は約30タイトル予定)が提供される。クラウドゲームは、ゲーム専用機はもちろん、ソフトの購入やダウンロード、インストールも不要で、遊びたい時にすぐに利用できることが特徴。クラウド(サーバー)側でゲームが動作し、ゲーム画面を光回線などでストリーミング配信することによってゲームが楽しめる。
サービススタート時には、KONAMIの『プロ野球スピリッツ LIVING MANAGER』やタカラトミーエンタメディアの『人生ゲーム×ひかりTV』などがラインアップされている。
ひかりTVゲーム概要
提供開始日:2013年6月3日予定
価格:月額525円[税込]
タイトル数:約50タイトル(サービス開始時は約30タイトル予定)
配信方法:ストリーミング配信
さらに新サービスとして“ひかりTVアプリマーケット”もスタートする。テレビで楽しめるアプリを約50タイトル提供(サービス開始時はすべて無料)し、子どもでも安心して使用できるキッズ向けアプリなども用意される予定で、早期に100タイトルを目指すという。
また、“VOD(ビデオオンデマンド)”の新しい楽しみかたとして、“ソーシャルVOD”(仮)という機能を搭載。一例として、“VOD”映像のタイムラインに合わせて、スタンプやコメントを投稿することができたり、盛り上がり状況をグラフ表示し、盛り上がっている時間へ簡単にスキップして視聴できるようになる。
“ひかりTV”のスマートテレビ対応新チューナーの提供概要は、5月下旬にひかりTV公式サイトなどで発表される予定だ。
スマートテレビ対応チューナー概要
提供開始日:2013年6月3日予定
価格:初期費用1050円[税込]/チューナーレンタル料金 月額525円[税込]
申し込み方法:5月下旬にひかりTV公式サイトにて告知