『.hack』完全設定資料集LIGHT EDITION発売記念イベント開催 シリーズの今後に意味深発言も!?

2013年4月13日、東京・サイバーコネクトツー東京スタジオにおいて、『.hack』シリーズ完全設定資料集LIGHT EDITIONの発売を記念したトーク&サイン会イベントが開催された。

●『.hack』シリーズの歩み、そして“いま”と“これから

 2013年4月13日、東京・サイバーコネクトツー東京スタジオにおいて、『.hack』シリーズ完全設定資料集LIGHT EDITIONの発売を記念したトーク&サイン会イベントが開催された。

 “『.hack』シリーズ完全設定資料集LIGHT EDITION”とは、これまでサイバーコネクトツーが発行した、『.hack』シリーズの完全設定資料集“.hack//archives”の01~03を、読み応えのある内容はそのままに、それぞれB5サイズのソフトカバー仕様のお手ごろ価格にリニューアルした全3巻の完全設定資料集だ(※詳細は→【コチラ】)。
 その発売を記念して開催されただけあって、今回のイベントも、集まった熱心な『.hack』ファンにとってはたまらない内容となった。


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▲展示スペースには、『.hack//G.U』、『.hack//Link』でキャラクターデザインを務めた細川誠一郎氏の生原稿が大量に展示されており、閲覧はもちろん、自由に撮影することもできた。

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▲多彩な商品が販売されていた物販スペース。2013年4月22日発売予定の“『.hack//G.U. TRILOGY』完全設定資料集 .hack//Archives_01 LIGHT EDITION”の先行販売も行われていた。

 トークショウに登場したのは、『.hack』シリーズの制作総指揮を執るサイバーコネクトツー代表取締役社長・松山洋氏と、シリーズのディレクターを務める新里裕人氏。まさに『.hack』制作の中心にいるふたりだからこそ語れる、興味深い裏話が満載のトークショウとなった。


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▲松山洋氏。

▲新里裕人氏。

 トークは、“『.hack』シリーズ完全設定資料集LIGHT EDITION”の内容を一部紹介しつつ、制作時のエピソードなどを交えて、『.hack』シリーズの歩みを振り返る内容となった。新里氏が語るところによると、企画当初は、『.hack』は女盗賊が主人公のゲームとして構想が練られていたのだそうだ。しかしそのままでは魅力に欠けると考え、構想を広げていくうちに、「ハッカーっていうのも泥棒だよね、と気づいたんです」(新里氏)ということで、ハッカーとファンタジーを融合させたイメージができあがっていったのだという。


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▲『.hack』年表。こうしてみるとわかりやすいが、スマートフォン用ゲーム『ギルティドラゴン』は、『.hack』3rdシーズンの最新エピソードにあたる。

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▲“プチグソ”は、テンプレート的な用紙をチーム内に配り、制作陣全員でデザインのアイデアを出し合ったのだとか。

▲松山氏が考えた“ヘビグソ”案。真ん中中央の座っているデザインのみが採用され、残りはボツになったそうだが、「右下のヘビグソカーとか、よかったと思うんだけどなぁ」(松山氏)。

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▲『.hack//G.U』の主人公、ハセヲのデザイン案。当初はマントを羽織った姿をイメージしていたそうだが、ハードのスペック的な問題から断念された。

▲『.hack//G.U』のヒロイン、アトリ。新里氏によると、かなりデザインが難航したキャラクターだとのこと。ハセヲの“死神”のイメージとは対照的に、“小鳥”のイメージで、かわいらしい服装をデザインしていったそうだ。

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▲グランティやチムチムのデザイン変遷など、ちょっとマニアックな資料も。

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▲映像作品『.hack//G.U. TRILOGY』に登場する、ハセヲのB-stフォーム。“救えなかった物語”であったゲーム本編に対して、“救う物語”として描かれた『TRILOGY』で、サプライズとして登場させようということでデザインしたものなのだとか。

▲同じく『.hack//G.U. TRILOGY』に登場する、揺光のリデザインバージョン。松山氏いわく、「本当はリデザインする必要はまったくなかったんですけどね(笑)」と言いつつ、スタッフたちの強い希望により、登場させることになったのだそうだ。

●『ギルティドラゴン』――『.hack』シリーズの“いま”

 『.hack』シリーズの歩みをひと通り振り返ったのち、今回のトークショウで、とくに力を入れて語られたのが、シリーズ最新エピソードにあたる、iOS/Android用ゲーム『ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い』についてだ。松山氏は、サイバーコネクトツーとして、スマートフォンを、「スペックと、ネット接続の容易さも含めた便利さを兼ね備えているうえに、世界中のお客様とつながることができる万能なゲーム機です」と位置づけたうえで、最新の『.hack』シリーズを、『ギルティドラゴン』という形で展開しているのだと説明した。
 現状については、バージョンアップを重ねることで、どんどん遊びやすいものになっていることを強調。2013年4月3日には50万ダウンロードを突破したことが発表されているが、その後も順調にプレイヤー数が増加しており、「ぶっちゃけた話、売上も右肩上がりで上がってきております」(松山氏)と、非常に好調であるようだ。
 ただし同時に松山氏は、『ギルティドラゴン』は「無料でどこまでも遊べることをコンセプトにしています」(松山氏)と、無課金で気軽に遊びつつも、『.hack』シリーズらしい迫力や世界観、ドラマをとことん楽しめることを強調した。


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 そしてこの後、イベントに来場した人だけに、こっそり公開NGな情報が語られた。会場からは大きな歓声が上がるほど、『.hack』ファンにはたまらない情報だったが、残念ながら詳しくはお伝えできない。50万ダウンロード突破記念で公開されたPVの終わりのほうで、少しだけヒントが明かされているので、イベントに来られなかった人は、PVをくり返し観て、内容を想像してみてほしい。


 また、今後の『ギルティドラゴン』について松山氏は、「ほとぼりが冷めてきた、というのもありますので(笑)、『.hack』らしさが、だいぶ色濃く展開されていくことになると思います。ある程度売れたんだから、ここから先はええやろ、うちの好きなようにやらせてくれよと(笑)」と、『.hack』ファンにとってはより魅力的なものになっていくことを示唆した。
 さらに、詳細は未定ながら、2013年5月に、秋葉原コトブキヤにて、『ギルティドラゴン』イラスト展示イベントを開催することが発表された。また同会場にて、『ギルティドラゴン』のイラスト集が先行販売されることも決定。日ごろ『ギルティドラゴン』内のイラストを、もっと大きなサイズで見てみたいと思っていた人にとっては、またとないイベントとなるので、今後の続報に注目しておこう。


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●「PS VitaやPS3、PS4でリメイクしてほしい、と言われますが……」

 なお、最後に松山氏は語られたメッセージは以下の通りだ。

「よく『.hack』シリーズは、プレイステーション Vitaでリメイクしてほしいとか、PS3やPS4で、HDでリメイクをしてほしいと言われますが、なかなかいま、家庭用ゲームでオリジナルシリーズを展開するのは、すごく難しいです。でも、我々が何の準備もしていないのかというと、そんなわけはないです。いまの『.hack』シリーズは『ギルティドラゴン』ですから、ぶっちゃけた話、『ギルティドラゴン』の売上、利益が一定規模になって、“『.hack』いけるじゃん、そろそろやりなよ”と言われたときに、“そんなこともあろうかと!”と、ちゃんと展開できるように準備はしています。
 背中を押してくれるのは、皆さんの応援です。課金してくれ、と言っているんじゃないですよ?(笑)。みんなで楽しんでいただいて。ガラケー使いの方は機種を変えていただいて(笑)。ぜひ、いまは『ギルティドラゴン』で楽しんでいただいて、今後の『.hack』シリーズの展開を、暖かく見守っていただければと思います」


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▲トークショウ終了後には、恒例のサイン会が開催された。

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▲サイバーコネクトツー来社記念スタンプ&メッセージボードコーナーも。

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