円谷プロは、今日(4月12日)でちょうど設立50周年!
“ウルトラマン”などに代表される特撮シリーズで有名な円谷プロダクションは、2013年4月12日に会社創立50周年を迎えた。その節目となる本日、都内にて50周年を迎えた新事業展開の説明会を開催した。
まず説明会に際して、円谷プロダクション・代表取締役社長の大岡新一氏は、つぎのように語った。
「50周年に際し、私どもは“50年の感謝を明日の力に”というスローガンを作りました。昨今の映像世界の技術革新は、驚異的な進歩を遂げています。しかし、技術だけにおぼれることなく、創設者・円谷英二のあくなき想像力とたゆまぬ探究心にいま一度学び、これからも世界中の人たちの期待にこたえられるコンテンツ、キャラクターの配信をしていきたいと思います」
2013年の円谷プロダクションは、新しいウルトラヒーローの登場など、3つのコンテンツを柱に事業展開する。説明会では、それぞれについて紹介された。
●ウルトラマンBlu-ray BOX
満を持してリリースする“ウルトラマン HD Remaster2.0 ブルーレイディスク”。2011年にリリースされた、“ウルトラQ HDリマスター”に続き、“ウルトラマン”を新たに高解像度のフルHD映像化。同時に、サウンドも“2013 Remix Stereo”となる。1~13話までを収録した“BOX I”は、“ウルトラマンの日”の7月10日に発売される。
・BOX I(7月10日発売)
・BOX II(10月25日発売)
・BOX III(2014年1月29日発売)
価格:各巻18900円[税込]
●新データカードダス“大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア”
バンダイが展開しているトレーディングカードアーケードゲーム“データカードダス”の新シリーズで、最大4人同時プレイが可能。
●新ウルトラヒーロー“ウルトラマンギンガ”
初お披露目となった、頭部や胸の光るクリスタルが印象的な新ウルトラヒーロー“ウルトラマンギンガ”は、テレビ東京系“新ウルトラマン列伝”にて、“ウルトラマンの日”にあたる7月10日(水)から放映開始。TV放送用30分作品全11エピソードで構成され、まず7~8月に6話を、11~12月に残りの5話を放送する予定だ。また、イベント上映用スペシャルエピソード2本(9月と来春に上映予定)も制作する。
発表会にはメインキャストも登場。根岸拓哉さん(主人公・礼堂ヒカル役)、宮武美桜さん(ヒロイン・石動美鈴役)、雲母(きらら)さん(もうひとりヒロイン・久野千草役)、大野瑞生さん(渡会健太役)、草川拓弥さん(謎の転校生・一条寺友也役)という5人は15歳~19歳というフレッシュな役者たち。それというのも今回の“ウルトラマンギンガ”は、ごくふつうの高校生が主人公なのだ。撮影が始まってまだ4日目というキャスト陣も、なんと“ギンガ”を見るのは今日が初めてなのだそう。待望の出会いに、しばし感激していた。
そのほかにも、毎年恒例の“ウルトラマンフェスティバル2013”が、今年も7月26日から池袋サンシャインシティで開催される。今年は“銀河史上最大!ウルトラモンスターパーク開園”をテーマに、1000体を越える怪獣が集結するとのことだ。
<ウルトラマンフェスティバル2013>
会場:池袋・サンシャインシティ(文化会館4F展示ホールB)
期間:7月26日(金)~9月1日(日)
営業時間:10時~17時30分(最終入場17時)
また、日本橋・三越本店での“生誕45周年記念・ウルトラセブン展”や、全国各地で開催予定の“ウルトラマンライブ2013”など、多くのイベントや展示が予定されている。機会があれば、ぜひ見に行ってみよう。