任天堂の出展も決定
2013年4月4日、東京・台場にて、欧州最大級のゲームイベント”gamescom”の記者発表会が開催された。gamescomは、毎年ドイツ・ケルンで開催されているゲーム見本市。規模としては、日本の東京ゲームショウ、アメリカのE3に並ぶビッグイベントで、2012年の来場者は27万5000人、出展企業は世界40ヵ国から600社以上。ヨーロッパはもちろん、世界中のゲームファン、関係者が注目するイベントだ。今年は、8月21日~25日の期間で開催予定となっている。発表会にプレゼンテーターとして登壇したケルンメッセ社の副社長カタリーナ・クリスティーネ・ハマ氏からは、今年のスローガンが「Celebrate the games(ゲームに幸あれ)」であることや、開催概要などが発表されたが、注目ポイントは以下のふたつだろう。
1)任天堂 is back
今年のgamescomには、昨年は出展がなかった任天堂の参加が決定している。「世界的なリーディングカンパニーのひとつ、任天堂が出展するという非常にすばらしいニュースをお届けできてうれしく思っています。任天堂おかえりなさい!」(ハマ氏)
2)史上初となるブラジル企業の出展
現時点で、世界22ヵ国の企業から出展の申し込みがあるとのこと。すでにグループ参加登録を済ませた国は、フランス、英国、香港、イラン、韓国、シンガポール、スペイン、台湾。そして今年は、史上初となるブラジル企業の出展も予定されているそうだ。ゲーム業界において、近年高い注目を集めている南米市場だけに、どんなニュースやトレンドが発信されるのか、非常に興味深い。
例年通り、日本のメーカーを含む世界中のゲームメーカーが出展する予定のgamescom2013。次世代への動きが活発になる中、どんな新情報が飛び出すのか、要注目だ。