春の“バサラ祭”は、粋で、楽しく、アツかった！
カプコンは、2013年3月30日、東京・両国国技館において、“戦国BASARA バサラ祭2013～春の陣～”を開催した。ゲーム、舞台のキャスト陣が競演した豪華なステージや、シリーズ最新作『戦国BASARA4』の発表などで、沸きに沸いたイベントの模様をリポートしよう。
※関連記事：【速報】『戦国BASARA4』プレイステーション3で2014年初頭発売決定！→【コチラ】
※関連記事：『戦国BASARA4』、“バサラマガジン”、舞台『戦国BASARA』イベント決定など“バサラ祭2013～春の陣～”新発表総まとめ！→【コチラ】
オープニングを飾ったのは、“舞台「戦国BASARA3｣-瀬戸内響嵐-”の出演俳優陣によるダイナミックな殺陣ステージ。この日登場したのは、以下の面々だ。
【2013年3月30日の出演俳優】
小谷嘉一（毛利元就役）／広瀬友祐／（徳川家康役）／久保田悠来（伊達政宗役）細貝圭（真田幸村役）／吉田友一（片倉小十郎役）／村田洋二郎／（猿飛佐助役）／八代みなせ／（雑賀孫市役）／川村ゆきえ（鶴姫役）／谷口賢志（天海役）／宮下雄也／（小早川秀秋役）／新田健太／（大谷吉継役）／加藤靖之／（立花宗茂役）／浅倉祐太（大友宗麟役）
ステージでは、まるでゲームの中から抜け出してきたような、ゲームの設定をそのまま再現した装いに身を包んだキャストたちが、見事なアクションを披露。とくに終盤、片倉小十郎、真田幸村、猿飛佐助、伊達政宗がステージ上に揃い踏みとなったシーンでは、スクリーンにT.M.Revolutionのライブ映像が上映されるとともに、バックにはおなじみのテーマソングが流れるという、ファンにはたまらない演出が！ “バサラ祭”ならではの豪華なコラボレーションに、会場は大いに盛り上がっていた。
続いて披露されたのは、ゲームの声優陣が、ゲームの名場面をライブで演じてくれる“戦国ドラマ絵巻”。前半と後半の2部構成で、“片倉小十郎と真田幸村”、“織田信長と豊臣秀吉”、“大友宗麟と立花宗茂”など、ファンのツボを突いた組み合わせによる掛け合いがくり広げられた。
なお、この日のステージに登場した声優陣は以下の通り。
【2013年3月30日の出演声優】
森田成一（前田慶次役）／森川智之（片倉小十郎役）／保志総一朗（真田幸村役）／置鮎龍太郎（豊臣秀吉役）／石野竜三（長曾我部元親役）／若本規夫（織田信長役）／中原茂／（毛利元就役）／杉山紀彰（大友宗麟役）／★稲田徹（立花宗茂役、サプライズゲスト）
つぎにステージに登場したのは、T.M.Revolutionの西川貴教。ここでは、ニコニコ生放送にて、隔週木曜日に放送されている“西川貴教のイエノミ!!”の出張版として、“西川貴教のシロノミ！”と題して、西川がMCとなり、『戦国BASARA』出演声優を招いてのトークショウがくり広げられた。登場した声優は、真田幸村役の保志総一朗、片倉小十郎役の森川智之、そして織田信長役の若本規夫。
もともとが“呑みながらリラックスしてトークする”というコンセプトの番組であるため、それぞれ飲み物を口にしながらの楽しいトークとなった。とくに若本は、トーク中に焼酎水割りを飲み干しつつ、ゲームの収録後、ふらふらになって道路で転んだというエピソードを披露。若本いわく、信長は古語など非常に難しい台詞が多く、神経をすり減らすたいへんな役なうえに、スタッフもいわゆる“若本節”を期待するため、中途半端ではOKを出してくれないため、いつもたいへんな収録になるのだそうだ。そのほか、保志が“人気投票で幸村が新キャラの三成に負けてショックを受けたこと”、森川が“声優あるある”として、“牛タンをよく食べる”（声優は滑舌勝負の仕事なので、一種のゲン担ぎとして）など、ふだんは聞けないエピソードをたっぷり披露してくれた。
続いては、豊臣秀吉役の置鮎龍太郎が進行を務めた“戦国BASARAスペシャルトークショー”。ステージに登場したのは前田慶次役の森田成一、長曾我部元親役の石野竜三、毛利元就役の中原茂、大友宗麟役の杉山紀彰、立花宗茂役の稲田徹。イベントに先立って実施された、“花見”をテーマにしたアンケートの結果をランキング形式で発表しつつ、楽しいトークが展開された。
以下に、ファンから寄せられたアンケート結果と、その理由を紹介しよう。
■アンケート【1】花より団子な武将は？
5位 毛利元就
「花など食せぬではないか、と言っていそう」
「意外と甘味好き？」
4位 前田利家
「まつー！ って言いながら、花なんかよりまつのご飯が食べられるのが幸せって感じがする。まつも利家しか見えてないです、きっと」
3位 前田慶次
「アニメなどでは食べるシーンが多かったので」
「花より団子、団子と恋という感じ」
2位 小早川秀秋
「花より団子よりも、花よりお鍋だと思いますが…」
「団子を食べて幸せな顔をしているところが一番似合うから」
1位 真田幸村
「桜がきれいでござるなぁ、といいつつ、手には二槍状態の団子、口にはいっぱいの団子というのが目に浮かびます」
「花見をよそに、親方様と大食い対決とかしていそうだから」
※2位の小早川秀秋に対しては、「樹液が好きだからじゃない？」（中原）という意見も。
■アンケート【2】酒癖が悪そうな武将は？
5位 黒田官兵衛
「酔って鉄球を振り回しそう」
「愚痴を一生聞かされそう」
4位 伊達政宗
「酔うと外国語を連発しそう」（※声優陣からは、「酔わなくても連発してるじゃん！」との声も）
3位 毛利元就
「捨て駒たちが必死に介抱してるんじゃないかと」
「冷静沈着な感じが一気に崩壊しそう」
2位 長宗我部元親
「悪ノリしてヘンなことをしそう」
「元就にスゴイ文句をつけたり、孫市に絡み酒してそう」（※石野は「でもそれは日常な気がする。逆に礼儀正しくなりそう」とのこと）
1位 石田三成
「いいいいえやすうううううう、といつもの数倍うるさくなりそう」
「私の酒がのめないのかあああああってなりそう」
■アンケート【3】朝から場所取りしてくれそうな武将は？
※「私じゃないですかね」（稲田）
5位 長宗我部元親
「アニキは、みんなが楽しめるように、場所取りも気を抜かなそう。みんなが楽しんでる様子を想像して、うずうずしながら待っていそう」（※「一週間くらい前からとってそうだよね」（中原）
「場所取りと称して、先に始めていそう」
4位 片倉小十郎
「こういう仕事をきっちりこなしそう」
3位 風魔小太郎
「無言できっちりいい場所を確保してくれそう」
「静かに……たたずんでいる」
2位 猿飛佐助
「俺様、頼まれたらことわれないんだよね、と言いながら場所取りしてくれそう」
「なんだかんだ言いながら、お母さんみたいにお弁当を作ってスタンバイしてそう」
1位 前田慶次
「俺に任せときな、と言いながら、夢吉とシートに座っている」
「花見とかイベントごとは率先してやってくれそう。みんなで楽しむためには、苦労をいとわない男だと思う」
※「楽しいことは率先して準備して、みんなで楽しもうとしそう」（杉山）
※「面倒そうだけど、まわりにはやしたてられるとその気になっちゃうのかな」（森田）
続いて行われたのは、“部屋別対抗！お座布DEゴルフ”という、パッと聞いただけでは何のことやらさっぱりわからないコーナー。これは、この日の出演者全員を、両国国技館＝相撲にちなんで、4つの部屋に分け、これまた相撲にちなんで、座布団を投げて対決するという奇抜なゲーム。会場に散った各部屋のメンバー4人が座布団を投げてリレーし、ステージ上にいるリーダー＝親方に、いかに少ない投球数……じゃなく投座布団数で届けられるかを競うというルールだ。
投げる距離はそれほど遠くはないものの、投げる前にくじをひき、ひいたくじの指示に従わなければいけないというルールがくせ者。“普通に投げる”という指示もあるが、“利き手と逆の手で投げる”、“直接手渡していい、ただしスキップして届ける”、“座布団を頭に乗せて運ぶ”……などなど、おかしな指示もあり、戦いは一進一退の展開に。
最終的には、森川智之が率いる“伊達部屋”の優勝となり、森川が代表して立派なトロフィーを獲得した。
以上、駆け足でお届けしたが、このほかにも、既報の通り発表コーナーがあったり、T.M.Revolutionのミニライブがあったりと、非常に充実した内容となった“戦国BASARA バサラ祭2013～春の陣”。これだけ大人数のエンターテイナーと、観客が一体となって楽しめるイベントは、なかなかお目にかかれるものではない。もし次回開催があったなら、ぜひ参加してみることをオススメしたい。
