本職はモンクですが、それなりに頑張ってきました
ボストンで開催中のゲーマー向けイベント“PAX EAST 2013”。Blizzardブースでは、先日発表されたばかりのプレイステーション3版『Diablo III』をプレイアブル出展。ACT3の途中からバーバリアンとデーモンハンターでプレイすることができた。
デモ機のキーマッピングは、L1にポーション、右の4つのボタンとR1、R2にスキルをひとつずつ配置し、移動は左スティック、右スティックは回避が割り当てられていた。十字キーは上が装備を入れ替えるクイックエキップで、下がマップという具合。
まずは遠距離型のデーモンハンターからプレイ。本来マウス+キーボードで機動的に戦わなければいけないデーモンハンターだが、右スティックに回避が入っているおかげで、中々悪くない感じ。
単独だったので、プライマリスキルでチクチク攻撃し、敵が寄ってきたら罠(Caltrops)を設置してから右スティックの回避を入れ、敵の速度が落ちたところをマルチショット辺りで一掃するといった低レベル帯でありがちなプレイになったが、難度が低めだったこともあって、チャンピオンやレアモンスターもあまり深刻な接近を許さず楽しく遊べた。
高難度で極悪なモンスターが出た時にきっちり対応できるかは「やってみないとわからない」としか言いようがないが、ナイトメアまでぐらいだったらVault(回避スキル)はいらないような気がするぐらい、回避がお手軽だったことは書いておきたい。
というわけでその後プレイしたバーバリアンはさらにイージーだったので、別の部分に着目してみた。すでに公開されている動画でもわかるように、プレイステーション3版では体力やスキルなどのインターフェースがコンパクトにまとめられている。恐らくリビングのテレビでプレイするという環境面の違いを考慮してのことだろう。
ディスプレイによって感想も違ってくるだろうが、個人的には一覧性が上がっていて悪くない印象を受けた。ちなみに、拾ったアイテムの性能が、現在装備しているものと比較してどれぐらい優劣があるのかも簡単に表示してくれるのもうれしい機能だった。
PC/Mac/iPadのF2Pタイトル『Hearthstone』
ブースには、PAX EastのBlizzardのパネルディスカッションで発表された(記者は基調講演と丸かぶりだったので行けず)『Hearthstone: Heroes of Warcraft』も出展されていた。
これは『Warcraft』の世界観をベースにしたF2P(基本プレイ無料)のオンラインカードバトルゲームで、Battle.netのフレンドリストなどとも連動。Windowsのほか、MacとiPadで提供予定。βテストをまずアメリカで実施し、その後拡大していく模様だ。