スタナーも出すぜ、空も飛ぶぜ、ダブステップで死ぬぜ!

『Saints Row IV』おバカでクレイジーが合言葉! PAXプレゼンは大爆笑の連続【PAX EAST 2013】_01

 アメリカのマサチューセッツ州ボストンで開幕した、ゲーマー向けイベント“PAX EAST 2013”。Deep Silverブースでは、先日発表されたばかりのSaints Row IV』をシアター形式で早速プレゼンしていた。撮影禁止&人気過ぎてプレスキット品切れだったが、取材の合間を縫って潜入してきたので、ご報告するとしよう。

 オープンワールドクライムアクションとして“おバカ道”を独走する『セインツロウ』シリーズ最新作となる本作でも、キーワードは「とにかく超おもしれーこと」と「ブッ飛んでてクレイジーであること」。
 本作でチンピラ街道からまさかのアメリカ合衆国大統領への超絶成り上がりを果たすらしいセインツだが、空にはエイリアンの宇宙船が浮いているという有様。俺達のインデペンデンス・デイはセインツの手にかかっているのである!

 しかし人類滅亡の危機にメソメソするようなセインツではない。開発元Volition(THQの競売によりDeep Silver傘下になった)のアシスタント・プロデューサー氏が「それじゃーいってみようか!」と声をかけると、いきなりアクロバティックな金的ムーブを披露。お次はスタナーをドカンと一発、罪なき通行人にカマす。ってことで、プロレスムーブも健在だぜ!
 新武器も全力でアレで、“撃たれた奴が膨張して爆発するガン”とか、“ダブステップガン”(撃つとダブステップが流れ、撃たれた奴は強制的に踊らされる、あとなぜか死ぬ)といった脳が溶けそうなものバカり。ロケットランチャーを改造してギターケースに仕込むこともできる。なんでそんなことするかってぇと、その方がバカだからだよ!
 そして恒例の大暴れしまくるミニゲーム“メイヘム”にはメックスーツ、要するに2足歩行ロボが登場。バックパックからジェット噴射してホバリングもできるスグレモノだ。ヘタに“ビリーバビリティ”(それっぽさ)とか時代設定の整合性とかを考えないのがセインツ道であり、「メックいらんの? いるの?」と言われたらそりゃあ乗って暴れたいのが男の子なのである。

 そして今回は超能力もある! ダッシュすれば空間が歪むほどの超高速移動が可能となり、ジャンプすればあっという間にビルより高く飛び上がる。そこからさらにホバリングも可能だ! 冷気弾“フリーズブラスター”を放てばクルマも人間も凍りつき、衝撃与えりゃコナゴナに。エイリアンどもが人間に化けて出てきやがったら、テレキネシス(念動力)でクルマをブン投げるもよし、空中高く飛び上がってからの怒りの鉄拳で着地点の周囲にいる全員をフッ飛ばすのもオーケー。

 「楽しくなけりゃゲームじゃない!」とばかりにネタを詰め込みに詰め込みまくった本作、とりあえずプレゼン中は男女を問わず歓声がとびまくりでツカミはオーケー。海外では8月末に発売ですが、日本もとっとと早く決まって欲しいものです!