本日(3月15日)より、“Surface RT”の国内販売がスタート!
日本マイクロソフトは、本日2013年3月15日から、同社製のタブレット端末“Surface RT”の日本国内での発売をスタートした。価格は、32GBモデルが49800円[税込]、64GBモデルが57800円[税込]。
都内で開催された発売記念レセプションでは、日本マイクロソフト 執行役 常務 コンシューマー&パートナーグループ担当・香山春明氏が登壇。
「やっとこの日を迎えられました。日本でも3月1日の発表以降、さまざまな反響にたいへん感激しています。私自身も、オフにはメインデバイスとして使っています。WebブラウジングやSNS、ゲームで使用する以外に、オフに少し仕事をしなくてはならない場合にも、カバーを兼ねたキーボードと、プリインストールされているOfficeを使って、出張レポートをまとめたり、データを閲覧するといった、あたかもノートPCのような使いかたも可能です。オフとオンの両方で利用できるタブレットがSurfaceの特徴ではないでしょうか」
続いて、アメリカから駆け付けた、マイクロソフト コーポレーション ジェネラルマネージャーのブライアン・ホール氏が“Surface RT”のプレゼンテーションを行った。
「初めて“Surface”を自宅に持ち帰ったところ、さっそく“iPad”と比較していました。私の家族はみんな“iPad”を持っていたので、このプレミアムタブレットとしての“Surface RT”がどのようなものなのか、とても期待していました。サイズもほどよく、重さも実際より軽く感じると思います。しかし、“iPad”と同じではいけません。“プレミアムタブレット”として、多くのすぐれた特徴がなければいけないのです。“Surface RT”の特徴として、一日中使い続けることができますし、親指だけで操作できるキックスタンド、3色から選べる(オプションの)キーボードなど、ほかにもたくさんの魅力があります」
海外での販売実績については、まだ発売したばかりで具体的な数字がなく、また、“Surface”は長期的な戦略に立った製品とのこと。ただ、購入者からは、本当に“Surface”を愛しているというフィードバックが得られているそうだ。また、日本では未発売の“Surface Pro”の国内発売については、まだ発表できる段階にはないそうだ。さらに、“Surface”の将来的なラインアップやバリエーション増については、「非常に興味深い質問です。でも今日はお答えできません(笑)」(ホール氏)。
●劇場版“攻殻機動隊ARISE”とコラボ
また、今年の6月から劇場公開予定の“攻殻機動隊ARISE”(全4部作予定)と、コラボレーションすることが発表された。レセプションでは、同作の総監督・キャラクターデザインを務める黄瀬和哉氏、シリーズ構成・脚本の冲方丁氏、そしてマンガ家の江川達也氏を迎えてのトークショーが行われた。
“デジタルとアナログの共存”をテーマにしたトークセッション。重要度は認識していいるものの、“ガラケー”を使っていて、まだまだ最先端のデジタルには抵抗があるという黄瀬氏、逆にバリバリに使いこなしているタイプの冲方氏、両方を使っているものの、これからはデジタル媒体をメインに考えているという江川氏と、三者三様のとらえ方だった。
冲方氏と江川氏の強力なアピールが実り(?)、トークショーの最後には、3人にホール氏から“Surface RT”がプレゼントされた。
3月15日から発売される製品ラインアップやアクセサリーは以下のとおり。
・Surface RT 32GB 49800円[税込]
・Surface RT 64GB 57800円[税込]
・Surface RT 32GB + Touch Cover 57800円[税込]
・Surface RT 64GB + Touch Cover 65800円[税込]
・24W 電源 アダプター 3980円[税込]
・VGA アダプター 3980円[税込]
・HD デジタル AV アダプター 3980円[税込]
また、“Surface RT”は、以下の量販店グループおよびMicrosoft Store(オンラインストア)で発売される。
・ビックカメラ およびそのグループ会社
・ヤマダ電機 およびそのグループ会社
・ヨドバシカメラ