新たな舞台“黒呪島”で覚者を待ち受けるものとは!?
本作は、2012年に発売されたオープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』の大規模拡張コンテンツ。奥深くまで続く地下迷宮、“黒呪島”が追加され、新モンスターに新装備と、新たな冒険が待ち受けている。また、広大な土地を瞬時に移動できる刹那の飛石や戻りの礎といったアイテムが入手しやすくなっているほか、豪華声優陣たちによる日本語音声など、格段に遊びやすくなっているので、『ドラゴンズドグマ』をプレイしていない人も、この機会にぜひ! と、ざっくり概要を説明したところで、いざ黒呪島へ。
強力な魔物が続々と登場! 黒呪島は危険がいっぱい!!
迷宮に入ると、まずオオカミタイプの魔物がお出迎え。ポーンいわく「毒への対策が必要です」とのことだが、それほど問題なく撃退。まぁ、序盤はこんなものかとさらに進むと、巨大な鎌を持ったデスが出現! ポーンたちが眠らされ、動けなくなったところを鎌のひと振りで行動不能に! と思ったらそのままポーンがロスト!! ポーンたちを狩り終えて満足したのか、デスは姿を消してしまいました……。黒呪島怖い!
さっきまで「月明かりが幻想的でキレイですね」なんてのん気なことを言っていたポーンたちがいなくなり、ちょっとどころではなく心細くなりましたが、ここは先へ。すると、道中に壊れたリムを発見! これは、リムの結晶を使って復元できるようです。おそらく迷宮内に点在しているのでしょう。ポーンを雇うのはもちろん、ポーンたちの体力を回復させられるのもありがたいですな。
ふたたびポーンを雇い入れて探索を再開。迷宮では、宝箱や倒した魔物から呪われた“黒呪アイテム”が手に入ります。このアイテムはオルガに解呪依頼することで、正体が判明するというもの。装備品のほかに、ランダムで能力が付与されている装飾品やアビリティが解放される巻物もあるようです。こうしたアイテム集め、いわゆるトレハンも冒険の楽しみのひとつ。当然、宝箱を見つけたら、喜び勇んで開けに行くわけですが……。
宝箱からマンイーターが出現! いきなりパクッとやられたあと、足元にインスタントキリングの魔法陣が!このまま留まっていると行動不能に!! さらに不幸なことに足場も狭く、その場は阿鼻叫喚の地獄絵図に……。そうこうしているうちにマンイーターは姿を消していきました。ふぅ……黒呪島怖い!
迷宮をさらに進んでいくと、鎖で拘束されたサイクロプスを発見。ポーンたちは口々に「放っておきましょう」と言っていますが、しょせんサイクロプスでしょう? 雷属性の攻撃すると、すぐに感電しちゃうアイツでしょう? と手を出すことに。
鎖を引きちぎってサイクロプスが襲い掛かってきますが、ここはサンダーレインを当てれば感電しておとなしく……ならない! てか、ぜんぜん効いてない!! で、でも、ちょうど段差があるし、ここから魔法を撃ち続けていれば大丈夫……何か投げてきたー!!
ポーンたちが踏み潰され、棍棒で叩き潰されていくなか、逃げ回りつつじわじわと体力を減らし続けてなんとか撃退に成功。のちのち判明しましたが、どうやらコイツは囚人サイクロプスという別の魔物のようです。ホント、ナメてました、スミマセン。
さて、うっかりと囚人サイクロプスに手を出してしまったものの、なんとか倒せてほっとひと息。行動不能になったポーンを助け起こし、体力を回復。周囲を探索していると、何だかものすごくイヤな気配が。そう、黒呪島名物、死体に反応して呼び寄せられる魔物の登場です。どこからともなく現れたのは、カースドラゴン! ただれた体から骨がちらほら見えています。
毒のブレスを撒き散らしながら襲い掛かってきますが、ドラゴンはかつてさんざん倒してきた相手。地形的にもなんとかなるだろうと思っていると、カースドラゴンの咆哮でポーンたちが魅了状態に! これはムリ!! ホント、ナメてました、スミマセン。ちなみに、誘引の腐肉というアイテムがあり、使うと死肉を漁る魔物を呼び寄せられます。十分強くなったら、あえて強敵を呼び出すこともできるようです。
ここでひとまず、帰岸の飛石を使って黒呪島の入り江まで撤退。ちなみに、帰岸の飛石は黒呪島の迷宮でのみ使えるアイテム。ようするに黒呪島専用の刹那の飛石ですね。準備を整え、ふたたび探索を開始。迷宮を進んでいくとさらなる大型の魔物が登場! イービルアイに似ていますが、より大きく、堅い外皮で攻撃が弾かれます。また、巨大な目からはさまざまな状態異常攻撃を放つため、思うように攻撃できません。
仕方がないので、本体はおいておき、とりあえず地面から生えてくる触手を攻撃することに。イービルアイの触手と同じく、魔法による攻撃をしてきますが、ほかの触手よりもひと回り大きい触手があり、こちらは地面から突き出て攻撃してきます。ひたすら触手を切り落としていくと、4本の触手でなにやら強大な魔力を溜め始めてるじゃありませんか。
これは危険な予感! あわてて触手までダッシュで向かい、ひたすら攻撃。なんとか魔法発動前に触手をすべて切り落とすと、なんと今度は魔物が無防備のチャンスタイムに! ぐったりしているゲイザーを総攻撃し、倒すことができました。
デモ版はここまでのプレイで終了。用意されていたキャラクターはLv50でしたが、出現する魔物たちにはかなり手こずりました。おそらく、さらに地下深くを探索するには、より高いレベルが必要になるでしょう。とりあえず発売に向けて自分の『ドラゴンズドグマ』のキャラクターを育成しようと思います! あー、でもポーンを育て直したいかも。うーん、悩む。(TEXT:週刊ファミ通編集部 スレイブ間々田)