第3回はエルフのパン屋さん“シャノン”

 セガより発売中のPSP用ソフト『シャイニング・アーク』。本作に登場する魅力的なキャラクターたちを、キャラクターデザインを務めるイラストレーターのTony氏と澤田プロデューサーのコメントとともに全8回にて紹介する。

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シャノン(声:相沢 舞)
島で評判のパン屋の看板娘。主人公フリードが幼いころから姉のように面倒をみてきたエルフの少女。明るく元気で心優しい性格だが、お節介で口うるさいのが玉にキズ。村に害をなすモンスターを狩るためなら、得意の弓と精霊魔法で勇敢に戦う。普通にパンを焼くのは得意だが、時々おかしな新作パンを開発しては、みんなを恐怖におとしいれる。被害者は主にフリード。

― Profile ―
名前:シャノン・ミルフィ
年齢:116歳
種族:エルフ
役割:パン屋の娘
クラス:狩人
武器系統:弓
主要魔法:補助&回復魔法
特技:新作パンの開発

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■Tony氏コメント
 エルフでパン屋さんという珍しい組み合わせの設定を、僕なりにデザインに組み上げてみました。今まで僕が描いてきたエルフと違って、あまり戦わないイメージを大事にしています。親しみやすい村娘みたいな素朴さを失わないよう、コスチュームはエプロンっぽくして可愛くまとめました。エルフらしさとして色合いはアースカラーにしましたが、ツインテールはエルフとしては珍しいので印象的になっていると思います。羽の髪飾りや小さ目の弓など、身に着けている小物なども可愛くデザインにしてあります。エルフですが身長設定も150cm台と、いつもより小さめなのもポイントかな。

■澤田プロデューサー コメント
 最初から今回のパン屋さんはエルフ族にすると決めていました。Tonyさんにリクエストしたデザインコンセプトは「牧歌的な村娘風エルフ」。ファンタジーのエルフによくある孤高で神秘的なイメージとは正反対の親しみやすいエルフを目指してみました。ふわっと広がったスカートが印象的な、可愛いらしいデザインに仕上がりましたね。
 物語中ではフリードの幼馴染兼お姉さんとして世話を焼いてくれる明るい少女で、戦闘でも頼りになる存在。実は成長していくフリードにほのかな想いを抱いているのですが、そのあたりはサブシナリオで描かれます。彼女の好感度が高まるとサブシナリオが発生しますのでお楽しみに。
 シャノンの声を演じていただいたのは相沢舞さんです。シャイニングシリーズのラジオ番組でもパーソナリティをつとめていただいていますが、元気なツッコミ担当のシャノンにはピッタリ、というか相沢さん自身の番組でのノリがキャラ作りの面でも多少影響はあったかと(笑)。

(C)SEGA